Twitterカンバセーショナル広告とは?設定方法やメリットなどを解説

Twitterカンバセーショナル広告とは?設定方法やメリットなどを解説

最近ではUGC (User Generated Contents) を活用することの重要性があらゆる場面で語られていますが、「そうはいってもどうやってUGCを生み出せばいいんだろう?」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

※UGCとは?

なぜ今UGCが大事なのか? その理由と7つの華麗なる事例

「ブランドや商品に対するユーザーからの反応を生み出したい!」というときに適しているの方法のひとつが、Twitterのカンバセーショナル広告です。

※2021年4月のTwitter広告プロダクトのリブランディングにより「カンバセーショナルボタン」としてカスタム機能に位置づけられました。本記事では馴染み深い「カンバセーショナル広告」として紹介していきます。

画像引用元:カンバセーショナル (会話型) カードのご紹介

みなさんもこのようなボタンのついたTwitter広告を一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?

本記事では、「ふだんあまりTwitter広告を使っていない」「プロモツイートは運用したことがあるけれどカンバセーショナル広告については詳しく知らない」という方に向けて、メリットや設定方法などを詳しく説明していきます。

カンバセーショナル広告のメリット

カンバセーショナル広告は他の広告と比べてどのような点が優れているのでしょうか?まずはじめに主なメリットを4つご紹介します。

ユーザーが投稿するハードルを低くできる

カンバセーショナル広告では、ツイート内に設置してある「#○○をツイート」というボタンを押すだけで、事前に用意されたツイートのテンプレートがユーザーの画面に表示されます。

「いちいちハッシュタグを打ち込んだり文章を考えたりするのは面倒だな」というユーザーのストレスを減らすことができるため、反応が生まれやすくなります。

また、ユーザーからの反応が生まれやすいということは、課金対象とならない「アーンドメディア」として拡散されていくことも期待できます。

ベータ版のテストでは、カンバセーショナルカードによりアーンドツイート (Earned Tweet)が34%発生することがわかりました。つまり、広告による100インプレッションがある場合、アーンドツイートを34獲得できることになります。

引用元:ブランドに関するポジティブな会話を増加し、プレミアム体験を提供する機能のご紹介

もちろん内容によって数値は変わってきますが、Twitter社の過去の調査では、34%のアーンドツイート(アーンドメディア)が発生することが分かったそうです。

※アーンドメディアとは?

ハッシュタグの視認性が高まる

単純に、ボタンとしてハッシュタグが表示されることで、そのハッシュタグの視認性が高まるというメリットもあります。

カンバセーショナル広告では、最大4つまでハッシュタグを設定することができますが、もちろん1つでも設定可能です。

「#○○といえば」「#あなたの○○を教えて」といった、大喜利的な意図を持ったハッシュタグで投稿を促したい場合などには、「ハッシュタグの視認性が高まる」ことで、ボタンをクリックされずともそのハッシュタグを使って投稿してもらえたり、ハッシュタグの認知度が高まる可能性もあるでしょう。

投稿者とコミュニケーションができる

カンバセーショナル広告では、ユーザーがメッセージをツイートした後に表示される「お礼のテキスト」や「お礼のURL」を事前に設定しておくことができます。

これによって、ブランドへの親近感が高まることが期待できます。

インスタントアンロックとの併用も効果的

また、カンバセーショナル広告は「インスタントアンロック」という機能を併用することで、さらにブランドに対するポジティブな印象を与えることも可能です。

広告主の皆さんはインスタントアンロックカードを使って、公開されていない映画のティザー動画や著名人によるQ&Aセッションのような、利用者が見たいと思うプレミアムコンテンツをインセンティブとして設定することが可能です。

引用元: ブランドに関するポジティブな会話を増加し、プレミアム体験を提供する機能のご紹介

このインスタントアンロックに設定したコンテンツは、カンバセーショナル広告のボタンから投稿したデバイスでのみ見ることができるので、投稿へのモチベーションを高めることもできますし、投稿後にさらなる反応が生まれることも期待できます。

アンケートのように使うことができる

カンバセーショナル広告では、最大4つまでハッシュタグを設定できるという特徴を活かし、アンケートのように活用することも可能です。

ボタンを押すだけの投票機能よりは参加へのハードルは高くなりますが、プレゼントキャンペーンなどと組み合わせたりすることで、参加を促す場合も事例として多く見られます。

もちろん、参加者の属性などに偏りが出る可能性もありますが、ユーザーの反応を生み出しながら、得られた意見を商品や施策に活かすこともできるでしょう。

カンバセーショナル広告の設定方法

では実際に、広告マネージャーでの設定方法をご紹介します。

※広告マネージャーの扱いに慣れていない方は、以下の記事を参考にしてみてください。

まずはじめに、カンバセーショナルカードを作成します。

画面上部「クリエイティブ」のドロップダウンリストから「カード」を選択します。

カードライブラリに遷移したら、右上にある「カードを作成」というボタンをクリックし、画像を使いたい場合は「イメージカンバセーショナルカード」、動画を使いたい場合は「ビデオカンバセーショナルカード」を選択します。

右側に表示される、カンバセーショナルカード作成画面の項目を埋めていきます。要素は以下の通りです。

a. ツイートしてロック解除

インスタントアンロックの機能を使用する場合にチェックを入れます。

b. カバーメディア

用意した画像や動画を選択します。画像もしくは動画は1つのみ入稿可能です。

画像と動画の仕様は以下の通りです。

画像の仕様

画像サイズ 横800×縦418ピクセル(1.91:1)
ファイル形式 JPEG、PNG、アニメーションでないGIF画像
ファイルサイズ 最大3MB

動画の仕様

長さ 15秒以下を推奨
動画比率 16:9
ファイル形式 MP4またはMOV
ファイルサイズ 最大1GB(30MB未満推奨)
ブランディング 全編に表示することを強く推奨(ロゴを用いる場合は左上隅に固定)
キャプション クローズドキャプションまたはテキストオーバーレイを強く推奨

c. ハッシュタグ

「#○○」の形で1つ入力するごとに追加でき、最大4つまで入力可能です。

ハッシュタグは「#」を除いて半角で20文字/全角で10文字までにおさめましょう。長すぎると広告として表示される際に入りきらない部分が「…」と省略されてしまう場合があります。

d. ハッシュタグのツイートメッセージ

ハッシュタグを入力すると、そのCTAボタンをクリックしたときにデフォルトで表示されるツイートメッセージを入力する欄が表示されます。

ハッシュタグごとに違うメッセージを設定することができ、それぞれ128文字以内の入力が可能です。改行が出来ない点に注意してください。

また、デフォルトのツイートメッセージだけでなく、ユーザーオリジナルのコメントを付け加えた形で投稿してもらいたい場合には、その分の文字数を残すためにも、短めに設定することをおすすめします。

e. ヘッドライン

CTAボタンの上に表示されるもので、ハッシュタグを1つだけ設定した場合にのみ表示されます。全角23文字以内で簡単な説明などを入力しましょう。

f. ロック解除されたメディア

ツイートしてロック解除にチェックを入れた場合のみ表示されます。インスタントアンロックで表示させたいコンテンツを設定してください。

なお、ビデオカンバセーショナルカードを使用する場合、インスタントアンロックに静止画を設定することはできません。

また、CTAボタンを複数設定した場合も、インスタントアンロックに設定可能なコンテンツの組み合わせは1パターンのみである点に注意してください。

g. お礼のテキスト

全角23文字以内で入力しましょう。

h. お礼のURL

文字数制限はありません。


i. カード名

カードライブラリで管理するために名前をつけます。ユーザーからは見えない部分なので、見分けやすい名前を付けましょう。

実際にどのように表示されるか、右下の「プレビュー」ボタンをクリックして確認したうえで、問題なさそうであれば、「作成」ボタンを押して完成です。

次に、このカンバセーショナルカードを使ってツイートを作成しましょう。

まず、カードライブラリ内の作成したカンバセーショナルカードにマウスオーバーすると、4つのアイコンが出てくるので、左から2番目の「ツイート」のアイコンをクリックします。

すると作成モードに画面が切り替わるので、ツイート本文を記入してツイートしましょう。

「ツイート」ボタンの右にある矢印をクリックすると、予約設定や下書きを保存することも可能です。

どのハッシュタグで何件リツイートされたかを確認するには?

配信が始まったら、結果を確認しましょう。

Twitter広告の基本的なレポートの使い方はこちらの記事を参照してください。

今回は、カンバセーショナル広告を配信したときに特に確認したい指標を3つご紹介します。

下記3つの指標は、データ>データをカスタマイズを選択し、目的別>ツイートのエンゲージメント数の中にある指標を選択すると確認できます。

ハッシュタグ〇-カンバセーショナルカード どのハッシュタグで何件リツイートされたかが分かります。
会話インプレッション数 このツイートへの反応がどれだけオーガニックに表示されたか、つまりアーンドツイートを獲得できたかを確認することができます。
会話のエンゲージメント数 アーンドツイートに対するエンゲージメント数を確認することができます。

これらの指標も参考にしながら、予想通りにユーザーの反応を生み出せているかしっかり分析していきたいですね。

まとめ

Twitterならではの広告とも言える、カンバセーショナル広告をご紹介しました。

「ブランドや商品に対するユーザーの反応を生み出したい」という場合にはメリットがたくさんある広告です。特徴をしっかり理解したうえで、ぜひチャレンジしてみてください。

この記事のURLをコピーする
Aya Kosaka

Aya Kosaka

アナグラム株式会社。クルー。神奈川県出身。スポーツ観戦が趣味で、大学時代はサッカー部の分析官としてデータ分析や戦術を組み立てる日々を過ごす。卒業後はスポーツアパレルの会社のデジタルマーケティング職を経験し、デジタルマーケティングの面白さを知る。その後、アナグラムのビジョンや仕事のやり方に魅力を感じ、2020年1月より参画。

最近書いた記事