4月から組織変更があったり新入社員が入ったり、変化があった方も多いのではないでしょうか。
あまり気負いすぎると5月の連休で一気に疲れが出てくることもあるので、ぜひ一息つきながらこの記事を読んでいただけると幸いです。
さて、2024年3月公開の記事のうち、閲覧数の多かった記事をランキング形式でお届けします。見逃してしまった記事のおさらいにもご活用ください。
※集計は2024年4月11日時点のもので、その後更新されている場合があります
目次
閲覧数の多かった記事TOP5
<1位> Googleの「Topics API」- プライバシーサンドボックスで今後のターゲティングがどう変わるのか?
ChromeブラウザのサードパーティCookieのサポート廃止が近づいています。そんな中、Cookieを基にしたターゲティングに置き換わると期待されているのが「Topics API」です。
Topics APIでは、ユーザーの閲覧情報をサードパーティーCookieのように第三者がアクセスすることなく、ユーザーのブラウザ(とデバイス)にのみに保存される形になります。そして上図の右側に示されているように、ユーザーの閲覧行動に応じて、そのブラウザを特定の既存のトピックに分類し、これをターゲティング・シグナルなどに利用できるアプローチです。
記事ではTopics APIの概要や想定される課題、広告主や第三者機関の意見も紹介しています。
Googleが数多くのビジネスのデジタルマーケティングのポートフォリオで中心的な役割を果たしている限り、少なくともGoogleが提供するテクノロジーを使いこなす価値は大いにありそうですね。
<2位>バナー構成で押さえておきたいポイントと目的別の8つの型
バナー制作では見た目を綺麗に整えることばかり注力しがちですが、最も成果を左右するのは「何をどのように伝えるか」という構成の部分です。
こちらの記事では、バナー構成を考えるのが初めての方でもすぐに取り入れられる、バナー構成の型を目的別に紹介しています。
- 誰に向けた広告かひと目でわかる「ターゲット絞込み型」
- 悩みや願望に寄り添って共感を得る「感情代弁型」
- 現状を見直すきっかけになる「啓蒙型」
- 他の選択肢に対する強みをアピールできる「比較型」
- お得感や成果を具体的に伝える「数字表現型」
- 安心感を上げる「権威型」
- 具体的なシチュエーションを想像させる「利用シーン提案型」
- 五感に訴えて想像を膨らませる「臨場感演出型」
型と言っても、ただ表面的に模倣するだけでは、ユーザーに響くバナーを制作するのは難しいでしょう。ターゲットや目的、訴求軸を整理した上で、どのように伝えたらユーザーに響くかを考えるヒントとしてお使いいただければと思います。
<3位> 「問い合わせが絶えない」BtoB企業に聞く!商談につながるコンテンツを生み出す社内体制・教育・評価制度とは?
こちらは2024年2月21日にセールスリクエスト社主催で開催された「BtoBコンテンツマーケティングが上手い会社にいろいろ聞いてみた!」のイベントレポートです。
BtoBでコンテンツ発信に力を入れている3社(才流、LIG、アナグラム)が、以下のようなテーマで語っています。
- コンテンツ発信を継続する理由
- 「コンテンツの品質」を保つための取り組みや体制
- 会社としてどこまで集中してリソースを割くべきか?
質の高いコンテンツを発信し続けるのは大変ですが、早い段階で潜在顧客と接点を持つことができ、「外注ニーズが生まれたタイミングで第一想起群に入れる」というメリットがあります。
コンテンツ発信をしたいけどうまくいかない……という方も、3社それぞれの考え方から、どのようなやり方が自社・自分に合っているかを考えるきっかけになれば幸いです。
<4位>アナグラムの勉強会「グロースハック」が10年以上続いている理由
アナグラムには「グロースハック」と呼ばれる勉強会があり、創業当初から10年以上続く文化となっています。
- 毎週木曜13:00~15:00に開催
- コンサルタント・デザイナー全員が参加
- 毎回1つの広告アカウントを、実際の運用者とは異なる視点で分析を行い、数名の班に分かれて施策案を発表する
こちらの記事では、そんなアナグラムの勉強会「グロースハック」がなぜ10年以上も続く文化となったのかをまとめています。
10年続く取り組みを小坂さんに書いてもらいました。まぁ、一番は必要不可欠な学びなので、業務時間に組み込んだことでしょうね。この手の勉強会などを業務時間外にしてはいかんのよね
— sem_master (@semlabo) March 11, 2024
「グロースハック」が10年以上続いている理由 https://t.co/5wAyPnS9Zo @Anagrams_incから
長期的に重要なことであるとわかっていても、こうした「緊急度は高くないが重要なこと」は、つい後回しにしてしまいがちです。「業務時間内に組み込む」という仕組みに落とし込むことで、長く続く文化となっているのでしょう。
<5位> 商材の魅力が伝わりづらいときに検討したい「漫画広告」とは?メリットや制作のポイントを解説
伝え方を工夫しないと「なんだかよくわからない」「自分には関係ない」と興味を持ってもらいづらい商材で、検討したい手法のひとつが「漫画広告」です。
漫画広告が向いている商材は幅広く、「ストーリー性が重要な商材」「疑似体験が効果的な商材」などに向いています。
- 化粧品、食品、消耗品
- 使用感や感情・ビジュアルを示すのに効果的
- サービス(ジム、学習、宅食、ITなど)
- サービスのプロセスや利便性、使用した後の良い未来までのストーリーを示すのに効果的
- アプリ
- 使い方や利点をわかりやすくするのに効果的
漫画は「SNSでもっとも見たいとされる広告の形態」の1つとされています。
参考:最も見たいSNS広告の形態/Top3は「動画」「マンガ」「画像」に【トレンド・プロ調査】
記事では漫画広告のメリット・デメリットから制作の流れ、成果を高めるために意識したいポイントまで詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。