LINE広告、新たに「LINEレシート」での広告配信を開始|サービスの特徴と広告配信のメリットを解説

LINE広告、新たに「LINEレシート」での広告配信を開始|サービスの特徴と広告配信のメリットを解説

2023年4月28日(金)、LINE広告において新たに「LINEレシート」での広告配信ができるようになりました。

参考:LINEの運用型広告プラットフォーム「LINE広告」、新たに「LINEレシート」での広告配信を開始|LINE for Business

配信先や広告フォーマットの追加など、頻繁にアップデートが行われているLINE広告ですが、今回配信できるようになった「LINEレシート」とはそもそもどんなサービスなのでしょうか?

本記事ではLINEレシートの特徴と、広告配信ができるようになるとどんなメリットがあるのかをご紹介いたします。



LINEレシートとは?

LINEレシートとは、紙のレシートを撮影するだけで「いつ・どこで・なにを・いくらで」買ったかを記録したり、お店の価格比較ができる支出管理サービスです。

具体的にどんなことができるか、機能をいくつか紹介します。

自動レポート機能

家計簿や支出管理アプリと聞いて皆さんが思い浮かべるイメージは、この自動レポート機能ではないでしょうか。

LINEレシートでは、レシートを撮影するだけで月ごとの支出の内訳や前月からの変化などを自動でレポーティングし、可視化してくれます。レシートを撮影するだけという点が手軽で良いですよね。

画像引用元: LINEでかんたん支出管理|LINEレシート

ショッピングサポート機能

自動レポート以外にも便利な機能があります。それが「ショッピングサポート」機能です。

ショッピングサポート機能では、ご自身の近隣店舗で扱っている商品の最新価格や相場を確認することができます。

ショッピング機能でできることを紹介します。

他のユーザーの購入価格

他のユーザーがどれくらいの価格で商品を買ったかを確認することができます。

画像引用元:「いま一番安い店」がすぐわかる!家計に効果バツグンの買い物術|liff.line.me

店舗比較

最新価格から近隣店舗のどこが最安値で商品を販売しているか確認することができます。

画像引用元:「いま一番安い店」がすぐわかる!家計に効果バツグンの買い物術|liff.line.me

過去の購入金額と比較

過去に購入した商品の金額を同じ店舗の最新価格と比較することができます。

画像引用元:「いま一番安い店」がすぐわかる!家計に効果バツグンの買い物術|liff.line.me

ショッピングサポート機能を活用することで、今買うべき商品なのかやどこで買うべきかなどを瞬時に確認することができます。

また、チラシなどを見る時間の削減や無駄な買い回り(移動時間)が減ります。車で買い物をする場合などはガソリン代の節約にも繋がるのではないでしょうか。

LINEレシートの使い方LINEアプリ上にある「ウォレット」タブからレシートアイコンをタップすることでアクセスできます。

レシートを読み込むと自動で「支出管理」と「購入履歴の記録」をして可視化します。

画像引用元:LINE、AIを活用してレシートで支出管理ができる 「LINEレシート」を提供開始 | LINE株式会社

どんな人が使っている?

LINEレシートの登録者数は300万人、累計登録レシート枚数2.4億枚です。(※2022年11月末時点)

画像引用元:LINEレシート|LINE for Business 

上記の登録者層から、主婦を中心に節約やポイ活に興味関心が高い層をメインターゲットにした広告リーチが可能となります。

LINEレシートへの広告配信

LINEレシートへの広告配信は、個別に指定はできません。

広告グループの「広告の配信」の設定で、「自動配置」あるいは「配信先を編集」から「LINE」を含めると、LINEレシートも配信先の対象となります。

LINEレシートで配信されるクリエイティブサイズを入稿すると広告がLINEレシートへも配信される仕様となっています。

LINEレシートへ配信するためのクリエイティブサイズは下記です。

  • 静止画:Card(1200×628)、Square(1080×1080)、Carousel(1080×1080)
  • 動画:Card(16:9)、Square(1:1)、Vertical(9:16)

他の掲載面と合わせると下記の図になります。

LINEレシートでの広告掲載イメージLINEレシートでの広告掲載イメージは下記です。

画像引用元:LINEレシート|LINE for Business 

LINE広告で配信割合が多いトークリストと比べると画面いっぱいに広告が表示される仕様です。

また、レシートを撮影するというシンプルな機能となっているため画面もシンプルで広告がより目立ちやすくなっています。

LINEレシートでの成果が見込めるサービス

LINEレシートへ配信するメリットは下記です。

  • 主婦を中心に節約やポイ活に興味関心が高い層へのリーチが可能
  • ノイズが少ない画面いっぱいに掲載される

LINEレシートを活用する層は主に40代~50代の女性で家計管理の意識が強いユーザーが多いです。これを踏まえると、次のようなサービスの広告配信で成果が見込めるのではないかと考えられます。

①日々の暮らしで節約できる可能性があるサービス

生活費っていろいろかかりますよね、食費・光熱費・水道代・家賃・携帯代……など。

たとえば、「節水」につながる食洗機であったり、通信費の削減になるプロバイダーなど、コストメリットが特徴のサービスや商品は積極的に興味を持ってもらえそうです。

②40代~50代女性向けのサービス

家計管理への意識が強いユーザーが多いと紹介してきましたが、年齢や性別は、40代~50代の女性が多く活用しているのがLINEレシートです。

そのため例えば、40代・50代女性向けの美容やファッションなどは相性が良いのではないでしょうか。

ぜひ、皆さんもどんなサービスだったらLINEレシートで効果が見込めそうか考えてみてください。

まとめ

LINEは、月間9400万人が利用していると言われていますので、他の媒体ではリーチが難しいユーザーへアプローチが可能です。

そのなかでLINEレシートは、40代〜50代の女性がレシート登録のために日常的に利用しているサービスです。

家計管理への意識が高いユーザーや主婦層に対して広告をリーチするための配信面として有効になるのではないでしょうか。

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