新しい年に変わりましたが、抱負などを新たに決意した人はいますでしょうか?
昨年の抱負を達成できなかったので、今年こそはと思いましたが、まずは目の前のできることや達成するべきことからコツコツとやっていくことも大事だなと最近思うので、大きな目標も良いですが地道な積み重ねが大事なのは広告運用と同じですね。
抱負だけではなく、抱負につながる小さな目標も一緒に決意されると今年一年が良い年になるかもしれませんね。
Google広告注目のアップデート
ここのところ動画キャンペーン周りの更新が多いですね。
YouTubeショート広告も最近はよく見るようになり、YouTube広告の活用が今後の肝になってくるのではないかと思うところもありますので、動画の広告はあまりやっていなかったアカウントでも注目いただけると良さそうです。
動画リーチキャンペーン(VRC)にマルチフォーマット広告が登場
効率的なリーチを目標とした動画リーチキャンペーンに、「マルチフォーマット広告」が登場しました。
インストリーム広告だけではなく、インフィード広告やYouTubeショート広告にも動画クリエイティブの配信を拡大しこれまで以上にアプローチ先が増えました。
YouTubeショートはついつい見てしまいがちなプラットフォームなので、よりリーチが増やせる可能性がありそうです。
参考:動画リーチ キャンペーンで新たに利用可能になったフォーマットを使って認知度を最大限に高めましょう - Google 広告 ヘルプ
コネクテッドTVでのYouTubeショート広告の配信が可能に
YouTubeショートのテレビ画面での視聴は1年ほど前に対応していましたが、今回YouTubeショート広告の配信も可能となりました。
先ほどの動画リーチキャンペーンのYouTubeショート広告への対応もあり、今後ますます縦型動画の活用範囲が広がりますね!
ミッドロール広告の回数を削減へ
テレビ画面での長時間の動画視聴も増えていますが、視聴しているコンテンツへ配信される「ミッドロール広告」の表示回数を削減する方針が発表されました。
テレビ画面での視聴をスムーズにするため、時間を長くして回数を減らすという初期テストを行ったところ、次のミッドロール広告までの視聴セッションの時間が29%長くなったとのこと。
画像引用元:ミッドロール広告の回数を減らしてより快適なストリーミング体験を提供、およびその他の機能 - Google 広告 ヘルプ
また、上図の画像のように広告の残り時間が表示されるアップデートも今後リリースされる予定です。
2023 年 Google 検索ランキングが発表に
Google検索が毎年新しい機能を出すとともに、ユーザーの検索方法もどんどん変化しています。ジャンルや都道府県別に見ていくと、自分の知らない世界がまだまだあるのだと気付かされますね。
ここで出てきている検索語句がなぜ検索されたのか、まで掘り下げて見ていくとさらなる発見や検索連動型広告の設定するキーワードの考え方のヒントも生まれてくるかもしれないですね。
Yahoo!広告注目のアップデート
話題になっていた検索連動型ショッピング広告の配信が開始されました。
Google広告やCriteoなどで商品フィードをつかった広告を行っている広告主の方にとっては非常に興味深い機能ですね。利用条件などを確認していきましょう。
【検索】検索連動型ショッピング広告が提供開始
2024年1月10日より検索連動型ショッピング広告が配信開始されました。
ショッピング広告をYahoo!広告でも実施したいと思っていた広告主の方は多かったのではないでしょうか、利用にあたっては条件がいくつかあるので確認しましょう。
- 契約形態
- 正規代理店など、売掛取引(後払い方式)のアカウントを運用するお客様
- 広告対象となるサイト
- ブランド公式サイトなどのEC(ショッピング)サイト、またはEC(ショッピング)モール
※ECモール上の店舗サイトは対象外です。
- ブランド公式サイトなどのEC(ショッピング)サイト、またはEC(ショッピング)モール
- サイト仕様
- サイト上で決済完了まで可能なこと
- ウェブ上でサービスを展開していること
※アプリのみで提供しているサービス、まとめサイト、個人間取引サービスは対象外です。
- 販売制限
- 一部、販売できない商品ジャンルあり
また、商品情報掲載の利用には検索広告のアカウントを取得した上で、「LINE Merchant System」への商品データの連携が必須となります。
検索連動型のショッピング広告の掲載には商品情報掲載も行う必要があるなど、やや取り組みづらい印象です。
【ディスプレイ広告】スマートフォン版ブランドパネル枠に「レスポンシブ(画像)」が追加
2024年1月11日(木)より、スマートフォン版Yahoo! JAPAN ブランドパネル枠にレスポンシブ広告(画像)の配信が開始されました。
また、配信を行う際はプレイスメントターゲティングの設定に注意が必要です。以下のブログを参考に間違えないようにしましょう。
LINE広告注目のアップデート
LINEオープンチャットでの広告配信は記憶に新しいですが、続いてトークルームでの広告配信も始まりました。
LINEヤフー株式会社になってからLINE広告の大きなアップデートが続いている印象なので、引き続き注目度の高い媒体ですね。
「LINE公式アカウント」の「トークルーム」での広告配信を開始
LINE公式アカウントのトークルームでの広告配信が開始されました。広告は直近のトークがしっかり見えるように、トークルーム画面上部に掲載されます。
LINE公式アカウントのオーナー側が設定した場合のみ広告が配信されます。広告を希望しないLINE公式アカウントを利用している広告主は、念のため設定を確認しておきましょう。
「標準イベント(購入)」で最適化配信する機能が追加
購入のイベントが最適化対象になりました。
- 購入イベント数の最大化を目的に配信したい
- 購入地点にコンバージョンコードを設置しており、コンバージョン最適化を行っている
上記に当てはまる場合にはぜひ利用したい機能です。最適化対象となるため機械学習により、配信の効果が良くなる可能性が高いですね。
LINE広告の管理画面上で簡単に広告画像が作成可能に
LINE広告の管理画面上で、LINE Creative Labを使用した広告クリエイティブの作成ができるようになりました。「広告を作成」画面で「画像を作成」をクリックすると、管理画面上にLINE Creative Labのエディター画面が表示されます。
これまではLINE Creative Labで作成したものを管理画面に送信する手間がありましたが、管理画面のまま作成ができるので利便性がこれまで以上に高まりましたね。
作成できる広告フォーマットは画像のみという点には注意です。
自動ターゲティング(β)の対応イベントの追加
利用可能なキャンペーンの目的に「アプリのエンゲージメント」、自動入札に「コンバージョン数の最大化」「インストール数の最大化」「オープンイベントの最大化」が追加されました。
特に自動入札がこれまでクリック数の最大化のみだったので、利用を敬遠していたアカウントも多いのではないでしょうか。
すでに自動ターゲティング(β)を利用しているアカウントも、使っていなかったアカウントもこれを機に利用してみると良いかもしれません。
TikTok広告注目のアップデート
TikTok広告は他の媒体に比べて新しい媒体ですので、運用手法が公開されるのは嬉しいですね。
広告のパフォーマンスを高度標準化する運用手法「TikTok Quest」をリリース
「TikTok Quest」は初期設定に焦点を当てたアカウント構築のプログラムで、キャンペーン構造・ターゲティング・入札戦略などの設定を中心に説明されています。
最初の設定がうまくいかないと、あとから効果的なターゲティングができていなかった・適切な入札になっていなかったといったアクシデントにも繋がりかねないので、なかなかTikTok広告に踏み切れなかった広告主の方にとってこの取り組みは嬉しいですね。
「TikTok Quest」の内容については、担当営業のかたへ連絡する必要があるとのことですので、お近くの担当の方へご連絡をしてみてください。
参考:広告のパフォーマンスを高度標準化する運用手法「TikTok Quest」をリリース
今月もたくさんのアップデートがありました!
来月もお楽しみに!