LINE広告「アニメーション画像」とは?メリットや仕様、使い方をご紹介

LINE広告「アニメーション画像」とは?メリットや仕様、使い方をご紹介

同じ画像を利用した広告でも、その画像に少し動きがあることで注意を引かれたことはありませんか?

LINE広告ではトークリストに掲載する広告にて「アニメーション画像」が利用できます。静止画と比べて作成の仕方が分からず、まだ取り組んでいないという方も多いのではないでしょうか?

今回はLINE広告のアニメーション画像について、メリットや仕様、使い方をご紹介します。


アニメーション画像とは?

画像引用元:効果が高い画像(アニメーション)4つのポイント 

LINE広告のアニメーション形式の画像を用いた広告フォーマットです。LINE広告の配信面のうち、ユーザーのもっとも利用頻度の高いトークリストに掲載ができます。

トークリストへの広告配信といえば「画像(小)」を思い浮かべる方も多いと思いますが、アニメーション形式でも配信が可能になっています。

画像引用元:LINE広告のクリエイティブサイズ フォーマットごとの制作ポイントを解説 

動画での広告配信ができない現状では、動きのあるアニメーション画像はユーザーにとって比較的インパクトの大きな広告フォーマットでしょう。

アニメーション画像のメリット

アニメーション画像を利用することには次のようなメリットが挙げられます。

LINEユーザーの利用頻度の高いトークリストへの掲載

画像引用元:広告の表示機会がアップして費用は抑制?いま、活用すべき「Small image(画像小)」

ユーザーはLINEのメイン機能であるコミュニケーションを行うにあたり、トークリストを頻繁に利用するため、広告の配信比率もトークリストがもっとも大きなシェアを占めています。

そのため、配信先こそ少ないものの、LINE広告を配信するにあたりもっとも多くの配信が見込めるトークリストでは「画像(小)」とならびアニメーション画像も押さえておきたい広告フォーマットです。

動きによりユーザーの目に留まりやすい

動いているものをつい目で追ってしまったという経験のある方も少なくないですよね。

ユーザーの注目を集めることが期待できるアニメーション画像は、現状トークリストでは動画素材は利用ができないこともあり、トークリストへの広告配信を行う際にはとくに押さえておきたい広告フォーマットです。

画像引用元:効果が高い画像(アニメーション)4つのポイント 

LINEによれば同じくトークリストに表示される「画像(小)」よりも注目を集めやすく、クリック率の向上が見られたことにより配信ボリュームも多く、CPAの改善も見られたとのことです。

アニメーション画像のレギュレーション

まずは利用にあたり、アニメーション画像のレギュレーションを一通りチェックしておきましょう。

項目詳細
掲載面トークリストの上部のみ
画像サイズ600×400 pixel
最短秒数 / 最長秒数1秒 / 4秒
最小フレーム数 / 最大フレーム数5フレーム / 20フレーム
最小ループ数 / 最大ループ数1loop / 4loop
画像フォーマットAPNG
拡張子.png
最大データサイズ300KB
タイトル20文字まで
長いタイトル(1行目)17文字まで
長いタイトル(2行目)17文字まで
アクションボタン管理画面内の選択肢より選択

参考:入稿規定 - LINE for Business

アニメーション広告は、ウェブサイトアクセス・ウェブサイト・コンバージョン・アプリインストール・アプリエンゲージメント・リーチキャンペーンと多数⽬的で利⽤が可能です。

アニメーション画像の作成の仕方

レギュレーションを見ていただくと画像フォーマットは「APNG(エーピング)」となっており、見慣れない方も少なくないのではないでしょうか。いざアニメーション画像を用意しようと思っても良く分からず後回しにしていた方もおられるかと思います。

一般的に静止画アニメーションといえばGIFが思い浮かぶかと思いますが、画質が良く容量も軽い保存形式としてAPNGが注目され始めています。拡張子は静止画のPNGと同じ「.png」です。

APNG形式でアニメーション画像を制作する方法は、いくつかの方法があります。

  1. LINE公式の「Creative Lab」で作る
  2. 各コマの画像を作ってAPNGに変換する
  3. 有料の専門的な制作ツールで作る

もっとも簡単なのはLINEが公式で無料提供している「Creative Lab」の利用がおすすめです。

詳細な制作方法は以下の記事で紹介していますので、合わせてご覧ください。

まとめ

動きを加えることで、よりユーザーに興味を持ってもらいやすいアニメーション画像は、トークリストへの広告配信を重視しているのであれば、積極的に取り組みたい施策のひとつです。

しかしながら、あくまで商品やサービスに紹介する際の入り口ですので、興味を引きたいあまりに過激な表現を用いたり、実際とはかけ離れた訴求などをしてしまったりすると、期待した効果が得られないどころかマイナスの印象を与えかねません。

ユーザーへ与える印象も考えアニメーション画像にも取り組んでいきましょう。

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