YDN、推定ユーザーに個別の入札価格調整率を設定可能に

YDN、推定ユーザーに個別の入札価格調整率を設定可能に
この記事は最終更新日から約5年が経過しています。

Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(以下、YDN)にて、2019年2月下旬より推定ユーザーにも個別の入札価格調整率の設定が可能になることが発表されました。

参考:【YDN】ターゲティング機能の改善について - Yahoo!プロモーション広告


推定ユーザーとは

YDNではYahoo!JAPANの提供サービスへのログイン情報などを利用して、広告を配信するユーザーを年齢や性別で絞り込むことが可能です。


すべてのユーザーを正確に判別することはできませんが、設定された年齢・性別と推定できるユーザー(推定ユーザー)へも広告配信を拡げられる拡張機能を提供しています。

これまで、拡張機能を利用する場合には、推定ユーザーのみを広告配信のターゲットとすることはできないため、たとえば「男性」と「男性(推定)」とでそれぞれ入札単価の調整比率を変えることはできませんでした。

推定ユーザーごとの入札価格調整率の設定が可能に

これまでは、推定ユーザーを含む、含まないかでしか入札価格調整率を設定できませんでしたが、今回のアップデートにより推定ユーザーへも個別の入札価格調整率を設定可能になりました。


たとえばコスメなど女性商材の場合、「女性」に対しては+80%入札価格を引き上げて積極的に配信をし、ほんとうに女性かは分からない推定ユーザーに対してはやや慎重な+30%の入札価格調整を設定するなど、より柔軟に入札価格をコントロールすることができます。

まとめ

これまで年齢や性別のターゲティングの入札価格調整を行うと、推定ユーザーまで一緒に入札が引き上げられてしまうという仕様上、拡張機能を有効に活用できていないケースも多かったのではないでしょうか。

アップデートに速やかに年齢・性別ターゲティングと拡張機能を有効に活用できるよう、現在の設定状況を確認して備えておくことをおすすめします。

関連記事

Yahoo!広告のログイン方法が変更に。変更内容と移行スケジュールについて解説
Yahoo!広告のログイン方法が変更に。変更内容と移行スケジュールについて解説
続きを見る
Yahoo!広告、2022年の主要アップデートまとめ
Yahoo!広告、2022年の主要アップデートまとめ
続きを見る
[初心者もよくわかる] Yahoo!広告とは?特徴や種類、Google広告との違いを分かりやすく解説
[初心者もよくわかる] Yahoo!広告とは?特徴や種類、Google広告との違いを分かりやすく解説
続きを見る