Twitter検索キーワード広告とは?特徴から設定方法、注意点まで解説

Twitter検索キーワード広告とは?特徴から設定方法、注意点まで解説
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※2023年3月「Twitterキーワード広告」に名称変更

いままさに知りたい情報があるときに行われるのが「検索」です。検索結果に掲載される広告が優れたパフォーマンスであることは、検索広告に関わったことのある方であれば想像しやすいですよね。

2023年1月25日に、Twitter広告にて検索キーワードに連動して広告を掲載できる「Twitter検索キーワード広告」がすべての広告主に対してオープンベータ(※)としてリリースされました。

参考:新プロダクト「Twitter検索キーワード広告」ローンチのお知らせ 

※オープンベータ(テスト):開発中のベータ版製品に対して調整の目的で実施されるテストのうち、インターネットなどを通じてテスト参加希望者を広く募集し、試用してもらうテストのこと

引用元:用語検索 - ZDNET Japan

オープンベータのテストとは言え、検索広告のリリースを心待ちにしていた方も多いのではないでしょうか?この記事ではTwitter検索キーワード広告の概要から設定方法まで解説していきます。


Twitter検索キーワード広告とは?

Twitter検索キーワード広告は、Twitter上でユーザーが検索したキーワードに連動して広告を掲載できるメニューです。検索されたキーワードと連動するため、ユーザーが調べた内容と関連性の高いメッセージを広告として届けることが可能です。

検索に使われるTwitter

Twitterをよく使っている方にはいわずもがなですが、Twitterにおいて検索はよく利用される機能のひとつです。

少々古いデータですが、若年層を中心に頻繁にTwitter上で検索が行われていることがわかります。数年経ってこの動きはさらに加速しているであろうことは想像に難くありませんよね。

TwitterによればTwitter上で検索キーワードのタイプには次のようなものが挙げられています。

  1. 商品の口コミ評価
  2. 話題になっているニュース・トピック
  3. トレンドに入っているハッシュタグ
  4. 近所のイベント、スポット、レストラン

話題やトレンドの他、口コミなどタイムリーなよりリアルな情報を求めて検索を行っていることがうかがえますね。Googleなどの検索エンジンとは少し違う検索の傾向がみられ、行動の違いからアプローチできるユーザーやタイミングが異なるのもTwitter検索の大きな特徴です。

参考:TwitterユーザーはTwitterで検索する.pdf | Powered by Box

Twitter検索キーワード広告の特徴

今回リリースされたTwitter検索キーワード広告にはどのような特徴があるのかみていきましょう。

キーワードのマッチタイプは「完全一致」のみ

検索広告に取り組む上で、マッチタイプはもっとも重要な要素といっても過言ではありませんよね。

Twitter検索キーワード広告で設定できるキーワードのマッチタイプ「完全一致」のみとなっています。いわゆるリスティング広告とは異なり「文字列の一致」が完全に一致したときのみが広告表示の対象となります。

現状ではアルファベットの場合に限り大文字小文字は判別されない一方で、複数形やハッシュタグの有無は別のキーワードとして判別されるなど、配信対象となる範囲はかなり限定的です。

アルファベットの場合
  • 大文字小文字は判別しません (「Apple」と「apple」は同一キーワードとみなす)
  • 「Apple」と「Apples」なとの複数形は別ワードとして判別
ハッシュタグのあるなし  
  • ハッシュタグとタグのないキーワードはそれぞれ別として判別 (「#Twitter」 と「 Twitter」 は別キーワードとなる)

キーワードは1広告グループにつき200まで設定可能となっていますが、マッチングの範囲は非常に狭いため、表記ゆれや複合語などをカバーする必要も出てくるため、関連する検索キーワードを網羅するというのは現時点では現実的な運用ではないと考えられます。

今後、従来のリスティング広告のように広告表示の対象を広げられるよう複数のマッチタイプが提供されるのかも注目したいポイントですね。

検索結果の他、キーワードがハブになる各ページが配信対象

Twitter検索キーワード広告が表示されるエリアは、検索結果ページのほか、トレンドキーワードやハッシュタグをクリックした場合に表示される検索結果ページも対象となっています。

配信先概要
検索結果ページ検索時、トレンドキーワードクリック、ハッシュタグクリックで検索結果ページに遷移した際に表示。
ツイート返信画面返信元のツイート本文に含まれるキーワードをターゲティングして配信。
ホームタイムライン(フォロー中タブのみ)ホームタイムラインのフォロー中タブで表示されるツイートのうち、設定されたキーワードを含むツイートの直後の広告枠に表示。

マッチタイプが限られることもあり、広告を表示させたい検索キーワードを選定する際には、トレンドキーワードやハッシュタグを含めて押さえておくのがよさそうです。

なお、広告枠は検索結果の3つめのツイートとして表示されていますが、2つめのツイートとして表示されるようにアップデートを実施予定とのことです。

利用できるキャンペーン目的と入札戦略

当初、利用できるキャンペーンの目的は「コンバージョン」に限られていましたが「ウェブサイトの訪問者数」やアプリ向けの目標にも対応しています。

また、既存の「コンバージョン」とは別に「キーワード」をキャンペーンの目的として選択する必要があるため、専用のキャンペーンを作成する必要があります。

なお、利用可能な入札方法はクリック課金の場合は「CPC上限入札」、インプレッション課金の場合は「CPM自動入札」が利用可能です。

タグの設置やコンバージョンイベントの設定が必須

コンバージョン目的での配信となっているため、Twitterタグを設置した上でコンバージョンイベントの設定が必要となります。

※2023/2/13 追記:コンバージョン以外の目的でも利用可能となったため、設定は必須ではなくなりました

ターゲティング掛け合わせやあらゆる広告フォーマットに対応

個別のキャンペーンを作成する必要があったりと、さまざまな制限のあるTwitter検索キーワード広告ですが、ターゲティング掛け合わせや通常のプロモ広告と同様にあらゆる広告フォーマットに対応しています。

ターゲティング
  • 地域
  • 属性
  • デバイス
  • オーディエンス除外
広告フォーマット
  • 静止画
  • 動画
  • カルーセル
  • ダイナミック商品広告(DPA)

キーワードターゲティングとの違い

同じくキーワードを利用したターゲティングとして「キーワードターゲティング」を思い浮かべた方も多いことと思います。

キーワードターゲティングとの違いはターゲティングの対象となる範囲です。

キーワードターゲティングでは指定した任意のキーワードをもとに、直近1週間の検索内容やツイート内容に基いてユーザーをターゲティングします。掲載先はデフォルトでは検索結果のほか、タイムラインにも表示されます。なお、どちらかの選択も可能です。

また、マッチタイプは「部分一致」となるためハッシュタグを含める必要はなく、関連用語、活用形、類義語、スペルミス、俗語などを含み、より広くキーワードに興味関心があるであろうユーザーにリーチできるのが特徴です。

基本的に「検索結果」のみが対象となるTwitter検索キーワード広告とは対象となるユーザーや広告表示のタイミングが異なることに注意しましょう。

参考:キーワードターゲティング

Twitter検索キーワード広告の設定方法

それではいよいよ実際の設定方法を確認していきましょう。

まず、広告管理画面の右上にある「キャンペーンを作成」ボタンをクリックします。

「広告キャンペーンの目的」にてコンバージョンのなかから「キーワード」を選択します。

「キーワード広告キャンペーンの種類」の中から該当するものを選択します。

キャンペーン、広告グループと必要な事項を入力していきます。検索キーワード広告では「キーワードターゲティング」の項目で広告表示の対象とするキーワードを指定できます。

キーワードは1広告グループにつき200まで、1キーワードにつき最大140文字まで設定可能です。

その他、広告の設定などは通常のキャンペーンと同様に行えます。

Twitter検索キーワード広告を利用する際の注意

実際に利用してみて気が付いた、Twitter検索キーワード広告を利用する際に注意するべきことをご紹介します。

表示回数は限定的なケースが多い(いまのところ)

複数の案件で実際に掲載を行っている限り、キーワードターゲティングなどに比べても極端に表示回数が少ない傾向がみられています。ただし、逆に一定規模の配信ボリュームが出ているケースもあり、いまのところ明確な法則性は掴めていません。

現状取れる対策としては、ハッシュタグや表記ゆれなどを含めて設定を行うことやトレンドキーワードやイベントや季節に関連するキーワードなども含めてあらかじめ網を張っておくのが有効と考えています。

ベータ版のため、仕様が変更となる可能性がある

Twitter検索キーワード広告はオープンベータのローンチですが、すべての広告主で利用可能です。また、皆さまからのフィードバックなどをいただきながら随時プロダクトのアップデートおよび効果改善を行いますので、上記の機能が予告なく変更になる場合がございます。

まとめ

待望の検索キーワードに連動した広告がTwitterで突如としてリリースされたことに驚いた方も多いのではないでしょうか。

現時点では全広告主が利用できるとはいえ、ベータ版となっており、直近でもリリース時に選択できる広告キャンペーンの目標は「コンバージョン」のみでしたが、いつの間にか「ウェブサイトの訪問数」が追加されていたりなど、今後仕様も含めて変更がなされることが予想されますよね。

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