【よくわかる】 LINE広告とは?特徴や配信面、ターゲティングの種類など

【よくわかる】 LINE広告とは?特徴や配信面、ターゲティングの種類など

※2021年06月4日:最新の情報を元に更新
※2019年11月19日:最新の情報を元に更新
※2020年02月19日:サービス名称変更に伴い一部名称を更新

LINE広告を利用すると、月間利用者数8,800万人*と日本最大級のユーザー数を誇るコミュニケーションアプリ「LINE」に広告を配信することができます。

*2021年3月末時点
参考:LINE広告を1日1,000円から!SNS広告ならLINE

この記事では、運用型広告として提供されているLINE広告の特徴や配信面、ターゲティングの種類など解説するとともに、実際に多くのアカウントを運用してみて感じたことをお伝えします。

LINE広告の特長、メリット

日本最大級のユーザー数を有するLINEですが、LINE上への広告配信には次のようなメリットもあります。

LINE上でしかアプローチできないユーザー層

LINE広告は新規獲得率が高い傾向があります。それは弊社のデータから見ても明らかです。

画像引用元:「LINE Business Guide 2021年1月-6月期」より
媒体資料の一覧ページ|LINE for Business 

LINEは年齢性別問わず幅広い方に利用されており、Facebook、Twitterと合わせた利用ユーザーのうち、40%は他のSNSではリーチできないユーザー、スマートフォンで利用している他のサービスではリーチできないユーザーは18.6%に登るというデータもあります。現在は訴求できていない新規顧客層にアプローチできるのは大きなメリットです。

幅広いユーザーカバー率と高いアクティブ率

LINEの国内の月間アクティブユーザー数は8,800万人(Twitterは4500万人、Facebookは2600万人、Instagramは3,300万人)とされており、SNS利用者中84.3%という高い利用率を誇っています。

画像引用元:「LINE Business Guide 2021年1月-6月期」より
媒体資料の一覧ページ|LINE for Business 

LINEは、友達や家族など親密な間柄のユーザー間のコミュニケーションアプリであることから、幅広いユーザーが利用していることが特徴です。

画像引用元:「LINE Business Guide 2021年1月-6月期」より
媒体資料の一覧ページ|LINE for Business 

また、月間の利用者のうち85%のユーザーが1日1回以上利用しています。他のSNSの月間のアクティブ率(Facebook:56.1%、Twitter70.2%)よりも圧倒的に高い数値です。コミュニケーションアプリの性質を考えると当然ではあるものの、アクティブ率の高さは驚異の数値です。

 参考:ソーシャルメディア最新動向データまとめ

多彩な配信先と目的に応じた広告配信機能

LINE広告はファミリーアプリと呼ばれる、さまざまなサービスを展開しており、その配信先も多彩です。 また、多くの広告配信機能が用意されているため配信面や目的に応じて活用することができます。

では、具体的にLINE広告の配信先や広告配信機能、ターゲティングの種類や広告フォーマットについて解説していきます。

LINE広告の配信先

画像引用元:「LINE Business Guide 2021年1月-6月期」を元にアナグラムにて編集
媒体資料の一覧ページ|LINE for Business 

LINE広告を通じて利用機会の多いLINEのトーク一覧の最上部「トークリスト」や「LINE NEWS」「LINE マンガ」など多くのLINEのファミリーアプリもが広告配信先となっています。

画像引用元:「LINE Business Guide 2021年1月-6月期」より
媒体資料の一覧ページ|LINE for Business 

中でもトークリストは普段から利用することが多く最もアクティブ率の高いトーク画面の最上部に広告が表示されるため、確実にユーザーにリーチすることができます。

画像引用元:「LINE Business Guide 2021年1月-6月期」より
媒体資料の一覧ページ|LINE for Business 

また、3rd party アプリへの広告配信が可能となる「LINE広告ネットワーク (旧:LAP for Publishers)」も提供しており、LINE広告のターゲティング機能や配信機能をLINEアプリ以外3rd パーティーアプリへの広告配信でも利用可能です。

LINE広告のターゲティングの種類

LINE広告ではLINEファミリーにおいて、ユーザーが登録した情報やスタンプ購入履歴、LINE公式アカウントやLINE@の友だち登録履歴などをもとに分類されたデモグラフィックターゲティングと、サイトやアプリ内の行動データや端末識別IDを直接アップロードしたものやそれらの類似を利用したオーディエンスターゲティングで配信することができます。

デモグラフィックデータ配信

性別や年齢、地域のほか、興味・関心、行動、属性といった詳細なターゲティングが可能です。

ターゲティング 詳細
地域 都道府県別で設定可能
性別 すべて/男性/女性
年齢 下限は15~50歳、上限は19~49歳まで5歳毎に設定可能。下限上限いずれも設定なしも可能。
OS すべて/Android/iOS
趣味・関心 ゲーム/デジタル機器・家電/スポーツ/職業・ビジネス/ファッション/家・インテリア・園芸/テレビ・映画/音楽/教育・学習・資格/金融/健康/自動車/書籍・マンガ/食べ物・飲み物/美容・コスメ/旅行/エンタメ/ショッピング/自動車(軽自動車/コンパクトカー/ハッチバック/セダン/スポーツカー/ステーションワゴン/ミニバン/SUV(コンパクト)/SUV(ラージ))
属性 配偶者(すべて・あり・なし)/子供(すべて・あり・なし)/携帯キャリア(NTTドコモ・au・Softbank)/推定年収/職業
行動 テレビ視聴頻度/キャリアの変更/コンバージョン/ゲームプレイタイプ/モバイル端末の変更/ネットワークの利用状況/購買経験/購買意向/転居

オーディエンス配信

タグから送信されるユーザーの行動データや顧客情報、LINE公式アカウントの友だち情報をもとにターゲティングしたり配信対象から除外が可能です。それぞれ類似ユーザーを抽出し広告配信に活用することもできます。

ターゲティング 詳細
ウェブトラフィックオーディエンス サイト訪問や購入済みなどウェブサイトの行動履歴をもとに作成可能
モバイルアプリオーディエンス 初回起動やアプリ内課金などアプリ内のイベントをもとに作成可能
IDFA/AAIDアップロード 自社で持つIDFA/AAIDをアップロードすることで作成可能
電話番号アップロード 電話番号を基にオーディエンスを作成
メールアドレスアップロード メールアドレスを基にオーディエンスを作成
LINE公式アカウントの友だちオーディエンス LINE公式アカウントの友だちをもとに「有効友だち」と「ブロック中の友だち」で作成可能
類似オーディエンス オーディエンスターゲティングをもとに1~15%の範囲で作成可能
動画視聴オーディエンス 動画を視聴した人、動画の再生率を指定してオーディエンスを作成

LINE公式アカウントデータを用いた配信

LINE公式アカウントやLINEポイントADで取得したデータを、LINE広告での配信に活用できます。これを「クロスターゲティング」と呼んでいます。

このように、多様なデータを用いて詳細なターゲティングを行うことが可能です。ただし、推定に基づいているデータも多いためターゲティングを絞り込み過ぎてしまわないように注意しましょう。

LINE広告の広告フォーマット

広告配信面に応じて5つの広告フォーマットが用意されています。

広告フォーマット 静止画(px) 動画(画面比率 )
Card 1200×628 16:9
Square 1080×1080 1:1
Vertical 9:16
カルーセル 1080×1080
画像+テキスト 1200×628、1080×1080、600×400

それぞれの広告フォーマットによって見え方や配信先が異なります。ひとつづつ確認していきましょう。

Card

横長形式で表示され、静止画と動画を用いることができます。トークリストからタイムラインをはじめ、ほとんどの掲載面に対応している広告フォーマットです。

Square

正方形の形式で表示され、静止画と動画を利用することができます。Cardにくらべスマートフォンの画面に大きく表示される広告フォーマットです。こちらもほとんどの掲載面をカバーできます。

Vertical

動画専用の広告フォーマットです。タイムラインのみに対応しており、画面を専有するように大きく表示されます。タイムラインに表示される際には上下がトリミングされ、異なる動画比率で表示されるため、字幕やテキストを入れる際には注意が必要です。

カルーセル

画像をスワイプ可能な形式で、最大10点まで表示できる広告フォーマットです。ユーザーの閲覧履歴に応じて商品を掲載できるダイナミック広告「LINE Dynamic Ads」とタイムラインなど一部の掲載面に配信が可能です。

画像+テキスト

トークリスト専用の広告フォーマットです。「画像+タイトル」で構成されます。トークリストにはCardやSquareも表示される可能性がありますが、テキストが途中で省略されたり、画像も他の広告にくらべ表示が小さいため、成果が見込める場合には個別に用意しておくのがおすすめです。

掲載不可の業種・商材

以下の業種・商材は掲載ができませんので、あらかじめ確認しておきましょう。

  • 宗教関連
  • エステ(一部当社が認めた場合を除く)
  • ギャンブル関連、パチンコ等(公営競技・公営くじは除く)
  • アダルト関連
  • 出会い系、マッチングサイト等(一部当社が認めた場合を除く)
  • 連鎖販売取引
  • 探偵業
  • たばこ、電子タバコ
  • 武器全般、毒物劇物
  • 政党
  • 公益法人、NPO/NGO、社団法人(一部当社が認めた場合を除く)
  • 生体販売
  • 美容整形・ホワイトニングなどを含む医療関連、クリニック、疾患啓蒙サイト等(一部当社が認めた場合を除く)
  • 整骨院、接骨院、鍼灸院等
  • 未承認医薬品・医療機器等
  • 消費者金融などの貸金業、質屋(一部当社が認めた場合を除く)
  • ネット関連ビジネス(情報商材、自己啓発セミナー等)
  • 募金、寄付、クラウドファンディング等の資金調達(一部当社が認めた場合を除く)
  • その他弊社が不適合と判断した業種・業態、商品・サービス

また、次のようなサービスでは利用できないクリエイティブの表記や表現があります。

  • 通販サイト
  • 古物商
  • アルコール飲料
  • コンタクトレンズ
  • 公営ギャンブルなど

該当する場合はあらかじめ広告審査のガイドラインをチェックするのがおすすめです。

参考:LINE広告審査ガイドライン|LINE for Business https://www.linebiz.com/jp/service/line-ads/guideline/

最後に

ここまで読んでいただいた方であれば、LINE広告の基本がすでに理解できたのではないでしょうか。 

他の広告プラットフォームにくらべて後発ながら、自動入札をはじめ運用型広告としての機能も充実しており、成果に応じた広告運用が行いやすいプラットフォームのひとつです。

「なんだか難しそう」「どこから手をつければいいか分からない」と考えていた方もまずは一歩踏み出せたのではないかと思います。

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Shigehiro Kaku

Shigehiro Kaku

アナグラム株式会社 人事。大学在学中にリスティング広告に初めて出会い、その魅力に心を奪われる。その後、WEB集客を中心とした広告代理店に入社し、運用型広告のみならず、WEBディレクションや集客全般に関わるコンサルティング業務を経験。2016年にアナグラムに入社し、リスティング広告やFacebook広告のアカウント構築、運用、レポーティング等を行っております。

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