Google 広告エディタ バージョン 2.1がリリース

Google 広告エディタ バージョン 2.1がリリース
この記事は最終更新日から約2年が経過しています。

2022年7月にGoogle広告エディタ(以下、エディタ)のバージョン2.1がリリースされました。

今回はエディタ上の概要画面に新たな項目が追加されたことがメインのアップデートとなってお、その中からおもな4つの変更点をご紹介します。

参考:Google広告エディタ バージョン2.1

なお、エディタ画面の名称は、下記の画像を用いて説明します。



最適化案がより目立つ形で確認可能に

タイプリストで表示されている最適化案が入札と予算やキーワードなどの各項目ごとに再整理されました。

そのため、より項目ごとに最適化案を確認しやすくなりましたね。

また、下記のような最適化案も追加されました。

  • 目標広告費用対効果(ROAS)を設定
  • 目標コンバージョン単価(CPA)を設定
  • ローカルキャンペーンをP-Maxにアップグレード
  • (ディスプレイキャンペーン)のターゲットの拡張を使用

新たな最適化案の概要カード

エディタの概要画面に下記の3つのカードが新たに追加されました。

  • 上位の最適化案
  • アセットパフォーマンス
  • アセットグループのステータス

上位の最適化案

アカウントに影響が大きいとされる最適化案が表示されるようになりました。

アセットパフォーマンス

こちらの概要カードでは、PMAXキャンペーンに現在登録されているアセットごとに低→良好→最良という評価を一覧として確認できるようになりました。

アセットグループのステータス

P-MAX キャンペーンのアセットグループ単位で広告の有効性(広告なし→低い→平均的→良好→優れている)やポリシーのステータスが表示されるようになりました。

上記のような概要カードの追加によって、アカウント内の詳細情報を一目で確認することができるので、今まで気づかなかった改善策を見つけることができるかもしれません。

リードフォーム広告表示オプションで自由形式の質問に対応可能に

リードフォーム広告表示オプションでは、事前に設定された質問だけでなく、カスタム可能な質問をエディタで設定可能となりました。

また、「あなたは○○歳以上ですか?」という質問項目に対して、18~65歳までの年齢が設定できるようになりました。(これまでは、18歳・21歳・25歳の3つの選択肢に限定されていました。)

タイプリストでリードフォームの広告表示オプションを選択することで追加、編集可能です。

①年齢の質問

②カスタム質問

は以下の箇所で編集可能です。

また、以前はキャンペーン単位でしかリードフォームの広告表示オプションを追加することができませんでしたが、アカウント単位で追加可能となり、キャンペーン単位で無効にすることができます。

設定方法は以下の通りです。

最初に表示させるビューが選択可能に

エディタを開いた際に、最初に表示させる画面を下記の3つから選べるようになりました。自分の好みに合わせて設定することができるので、よりスムーズに編集作業に入ることができるようになります。

たとえば「以前閉じられた時に表示されていた画面」を設定すると、設定を中断した際にも同じ画面からすぐに再開でき便利です。

  • 概要
  • キャンペーン
  • 以前閉じられた時に表示されていた画面

設定方法は以下の通りです。

まとめ

その他、バージョン2.1では下記のアップデートも実装されています。

  • 初期表示ステータス(例えば、キャンペーンが配信されない原因など)の詳細情報が確認可能に
  • 複数のアカウント間でのコピーと貼り付けに関する警告ダイアログ(アカウント間での貼り付け操作を開始する時に、特定アカウントに関連付けされている複製できないデータがある場合は警告が表示されるようになりました。)
  • 共有予算と関連付けされているポートフォリオ入札戦略のどちらか片方のみを使用している場合、エラーが表示されるようになりました。知らずに共有予算が削除されるのを防ぎやすくなります。
  • 「動画 - コンバージョンの促進」キャンペーンで、ショッピング設定(商品フィード)と商品グループの設定が編集可能に
  • ショッピングキャンペーンとP-MAX スキャンペーンのショッピング設定で、以下を選択できるようになりました。
  • 販売先の国を省略可能にする
  • 任意のフィードラベルのサポートを含める
  • 予算比較ツール(キャンペーンまたは共有予算に予算引き上げの最適化案が関連付けられている場合、予算の編集ダイアログに、予算の候補3つと統計情報が表示され、手動で入力されたよさんの統計情報が自動で計算されるようになりました。)

参考:Google広告エディタ バージョン2.1

今回は大きな機能変更はありませんでしたが、今までエディタ上で確認、修正できなかった項目が確認可能になりました。最適化案などはエディタで編集している際にも、目を通してみても良いですね。

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