「Instagramショップ」タブ内への広告配信を開始

「Instagramショップ」タブ内への広告配信を開始
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Instagramは、「Instagramショップ」の専用タブ内で広告の提供を開始したことを発表しました。この記事ではInstagramショップ専用タブ内の広告の概要から広告の設定方法まで解説します。

参考:Instagram、Instagramショップのタブ内で広告の提供を開始


Instagramショップとは

Instagramショップとは2020年7月にローンチされた、Instagramにあるブランドの写真や動画から商品を簡単に購入することができる機能です。ユーザーの興味関心のデータに基づき、商品タグ付きの投稿などのショッピング機能を利用している投稿やブランドが表示されます。

これによりユーザー側はまだ認知していないブランドの商品と出会うことができ、ブランド側は自社に興味を持っている潜在顧客にアプローチすることができます。

2020年11月にはInstagramアプリ画面下部(右から2番目のショッピングバッグアイコン)に「Instagramショップ」専用のタブが追加され、今回新たにInstagramショップ専用タブ内に広告が配信できるようになりました。

Instagramショップ専用タブ内の広告の概要

この広告は、Instagramショップ専用タブを開くと、トップページに商品タグ付き投稿などと並んで表示されます。広告をタップすると商品詳細ページに遷移し、商品名や価格などを確認したり、そのブランドが提供している他の商品を確認することができます。

商品詳細ページでは、後で購入できるよう保存をしたり、Instagram内の友人にシェアすることが可能です。

画像引用元:Instagram、Instagramショップのタブ内で広告の提供を開始

Instagramショップ専用タブ内の広告の設定方法

Instagramショップ専用タブ内の広告は以下の条件で使用できます。

項目詳細
配置設定自動配置、手動配置(Instagramフィードとの併用必須)
キャンペーンの目的コンバージョン、カタログ配信、トラフィック
入札方法オークション
課金方法CPM課金、CPC課金
フォーマット画像(Single image)、カルーセル

入稿素材は画角に関わらず、配信時は正方形(1:1)として配信がされるため、正方形以外のサイズを入稿している場合は注意が必要です。

自動配置を選択している場合は自動的に配信されますが、手動配置の場合は広告セットの編集画面の配置にて、「Instagramショップ」にチェックを入れることで配信が可能です。

Instagramショップを選択する際は、Instagramフィードも併せて選択する必要があるため、チェックを入れましょう。

最後に

最近では15~60秒の動画を投稿できるリール面に広告が出せるようになるなど、新たな配信面は続々と増えていますね。

Instagramショップはオンライン版のウィンドウショッピングのように使われており、新しい商品との出会いを求めて閲覧しているユーザーが多いため、まだ自社製品を知らないユーザーにも比較的興味を持ってもらえやすくなります。

配信も配置面を選択するのみで簡単に出稿ができるため、一度試してみてはいかがでしょうか。

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