アナグラムの8期目の振り返りと9期目のこれからについて

アナグラムの8期目の振り返りと9期目のこれからについて

こんにちは!そう、私です。

2018年4月でアナグラムも早いもので9期目に突入します。この春に新卒も4名入社し、人数も40人を超え、2018年08月にはオフィスも移転予定でして(中目黒から北参道の駅前、明治神宮の目の前にいきます)、セミナールーム完備、広さは約2.5倍ほどの規模になります。年々益々面白くなってくるな~と感じています。

前回の表明でも似たようなことを書きましたが、大切なことなので何度でも書きます。

私たちは世の中で言われるスタートアップと呼ばれる企業ではありませんが、小さな「ありがとう」から大きな「ありがとう」まで、つまり感謝の数に比例して大きくなってきているのが私たちです。大雑把にカテゴリー分けするのであれば星の数ほどある小さな中小企業の1つに過ぎません。ただし、決して埋もれることのない、決して悪くない中小企業なんじゃないかなと思っていたりします。じゃないとやっている意味も無いですしね。その辺の価値観は創業以来変わらずに続けていきたいなと。

さて、そんな我が社ですが、今期も大きな決断をして取り組んでいます。相変わらず特に隠すことでもないので公開していきます。またテストに出ます。


売上、利益が過去最高に

2017年度は徹底的に行った組織改革の甲斐もあり、まだ暫定値ですが売上が前年比で約67%アップ、利益に関しては約41%アップし、いずれも創業以来の過去最高を達成しています。絶対額に関してどうしても興味があるという方は6月以降に帝国データバンクでも調べるといいと思いますのでここでは割愛します。

何はともあれ、成長スピードを止めること無く、至って順調に推移しています。それに伴い、多少の歪も生まれたのも事実ですが、適時対応し、最小限に食い止められていたかなとは思いますし、その殆どは想定内の出来事でした。勿論、見えない機会損失があったことも十分に自覚しております。それを含めても決して悪い数字ではありませんでした。

2017年に取り組んだ新しい取り組み

ベンチャーキャピタル事業、及び、全国で活躍するマーケターにがっつり迫るメディアであるMarketeer(マーケティア)を開始し、いずれも非常に順調に推移しております。公開できるものでいうとこちら。また、Marketeerも既に目標を達成し軌道にのっておりまして、今年も良いマーケターの方をどんどん取材していきたいなと思ってます。

経営チームの変化について

既に弊社のプロフィールなどから確認してくださっている方もいらっしゃいますが、昨年まで取締役を勤めた竹内が退任し、これまで社外取締役を勤めていただいていた岡田さんが取締役を勤めていただくことになりました。退任に関しては本人の在籍時に深く関わった方々には個別でご連絡がいっているものと思います。

私としてもほぼ創業メンバーとして寝食をともにした取締役の退任はぐっとくるものがありましたが、さまざまな側面を考慮し、何度も話し合った結果であり、それによる見通しは双方ポジティブです。寂しくないかと言うと嘘になりますが、最初はおちこんだりもしたけれど、私はげんきです。なんたって組織は役割だから。

今後は岡田さんと老練のタッグとして、よりよい組織・プロダクトを作ること、そして少しでも世の中を前進させることが何よりの報いかと思って精進していきます。

参考:代替に抗う:広告運用者の未来を考える

マネジメントの反省と変更

組織運営に関して、マネジメントサイドと現場の適切な距離は大切と考えます。それを踏まえ、先に上げた徹底的に行った組織改革は大きく組織拡大に貢献しました。貢献しましたが、チーム制を敷くことにより、チームの分断化、ノウハウの非共有化が多少なり垣間見える状況となっていた気がします。これらにより、それって本当にやりたいことだったのか?と自問を繰り返しました。

あまり大きな声では言えませんが、元々のアナグラムの成り立ちは大手広告代理店のアンチテーゼとして立ち上がっています。そんな中で規模が近づくにつれ、組織運営自体も多少なり大きな会社に似通ってきていたのかもしれません。世の中のセオリーという名の引力が如何に強いかを痛感させられた年とも言えます。


※2017年の組織形態

2017年の組織形態は運用型広告チームとソーシャルチームを別立てし、最新情報や最新のプロダクトがキャッチアップしやすい状況を意図的に生み出していました。しかしながら、世の中の流れややり甲斐などを深く考慮し、2018年度は下図のように、ソーシャルチームと運用型広告チームの垣根をなくしました。


※2018年の組織形態
簡潔にお伝えすると、社内にすごい人がいるのだから、その人に直接話せる環境、相談できる環境を作る。そして、それによって組織の正しい立ち位置を個々人が常に把握でき、それぞれのテリトリーを侵食しない環境を如何に作ることができるか、がこれからの私のチャレンジです。

そしてもう1つ、私の中で昔から決めていることがあります。それは、「アナグラムにいる若い人間においては、30歳になったときに1人でも食っていける能力を授けたい」という思いです。組織としては勿論ずっと在籍してほしいという思いはあります。しかしながら、組織の中でしか生きられない、というのはアナグラムとしては違うと思うのです。(それをすべて否定しているわけではありませんし、社会におけるそれはアナグラムの役割ではないという意味です)

我々の生きる社会の根幹である資本主義すら疑われる昨今です。働き方のみならず、価値観もが驚くほどのスピードで変化している中では100%正しい思想は存在しませんし、ますますなにが正しくて何が間違っているのかの基準すら危ぶまれることになるでしょう。そんなこれからの世の中を生きていくには、自分自身で考え、早々に決断できる能力が必要不可欠であり、それは私たちの主戦場である運用型広告業界でも例外ではありません。そして、その能力を与える機会を生むこと、多くのチャンス、選択肢を与えることは経営サイドの使命とも感じてます。

そんな情勢を考慮し、可能な限り個々の能力が磨かれる状況を作り出したかった、そんな思いからソーシャルチームを運用型広告チームに統合し、すべてのチームがすべての運用型広告を取り扱うことが出来るように組織を変えました。

勿論、私としては1人でも食っていける能力を授けたいという思いはあれど、1人でも食っていける人間があえて居続ける、居心地の良い組織を作るのが経営陣の仕事だと自覚して取り組んでいます。


※ケン・ブランチャードを意識した、現場が自らの意志でほとんどのことを決定する逆ピラミッドの組織

尚、倫理と論理が反れていなければほとんどのことを現場で即断即決の意思決定ができる環境はいずれも変更してません。世の中の組織やルールは原則として性悪説で作られています。でもそれって悲しいよね。せめてアナグラムとしては性善説で組織運営をしたいですし、性善説は機能することを証明したい。


※イメージは指揮者のいないオーケストラ、オルフェウス

以前にも書きましたが、それぞれのチームは他のチームの真似をする必要はないですし、競争をする必要はありません(※1)。音楽にさまざまなジャンルがあるように、人やチームにもさまざまな色や音色があっていい。それらを許容できるのがアナグラムという靭やかな集合体であるということでして、これは創業当初から掲げていることであり、改めて原点回帰を行っていき、よりよい組織、より働きがいのある組織、より強固な組織を目指していきます。

(※1)アナグラムには個人・チーム間の営業ノルマが一切ありません。

まとめ

簡潔にまとめます。

  • 2018.08月に北参道に引っ越します。
  • 数字的には非常に順調に成長しています。
  • 新規事業も非常に好調です。
  • 経営陣が変わりました。
  • 組織形態、マネジメント方法が変わりました。
  • 評価制度も大きく変更されました(これはまたの機会に)
  • 福利厚生、社内制度なども大きく変更されました(これもまたの機会に)

創業秘話のインタビューでも話しましたが、事業も組織もシンプルだからこそ、バッターボックスに立ち続けることが大切。そして、今日も自分に与えられた持ち場で頑張ります。

※尚、絶賛拡大中でして、さまざまなポジション、つまり全方位で一緒に働いてくれる方を募集しています。運用型広告プレイヤー、社内SE、人事・広報アシスタントなど、少しでもご興味ある方はお会いしましょう!

Keiji Abe

Keiji Abe

アナグラム株式会社 代表取締役。大手アパレルメーカーを経て運用型広告の世界へ。現在はCPAの改善だけにとらわれず、ビジネスの最大化を目指す支援を行う。著書には「新版 リスティング広告 成功の法則」「いちばんやさしいリスティング広告の教本」など多数。主な仕事は戦略策定、及び人事、経理、組織論などを担当。極端な朝型人間。

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