株式会社ハル・インダストリ
株式会社ハル・インダストリ
Web事業部 マネージャー 中村 俊介さま(写真右) / 小川 滉大さま(写真左)

静岡県を中心に消臭剤の製造・販売を行っているハル・インダストリさま。「ニオイを元から消す」その確かな効果はSNSでも評判を集めており、静岡だけでなく全国でも認知が広がりつつあります。

今回は、出会いのきっかけから当時の課題感、広告運用を依頼いただいてからの印象をお聞きしました。

このインタビューは2020年1月に行われました。

聞き手:アナグラム株式会社
田中 広樹
森 弘繁
西村 祐輔

ご利用サービス: Amazon広告運用

まずは、ハル・インダストリさまの事業内容と製品の特長について教えてください。

中村:私達は、消臭剤・消臭液剤の製造メーカーです。製造している消臭剤の特長として「無臭で、ニオイをしっかり取る」という点を一番の強みとしています。 消臭剤と聞いて一般の消費者がイメージする製品の中には、香りをつけるための「芳香剤」も多く含まれていますが、私達は「ニオイを元から消す」消臭剤を製造しているという自負があります。 はじめは水産加工工場・ゴミ焼却所など公害対策分野の消臭を専門としていたのですが、徐々にホテルなどの宿泊施設、パチンコ店をはじめとした商業施設などBtoBの販路を拡大してきました。また一般ユーザー向けの店頭販売についても、静岡県内のホームセンターからの要望を受けたのをきっかけにスタートし、現在は静岡県内のドラッグストアなど各種店舗に幅広く展開をしています。

中村さんは自ら希望してWeb事業部を立ち上げたそうですが、その経緯と現在の具体的なお仕事内容を教えていただけますか?

中村:Web事業部の立ち上げは約3年前になります。当時の会社のBtoCの販売体制は静岡県を主としており、全国販売のための事業部署が存在していませんでした。元々自分はBtoBの事業部にいたのですが、これからはWebを使った全国への販売を本格的に行っていきたい、という希望を会社に伝え、ゼロから部署を立ち上げてWeb事業をスタートしました。 Web事業部では現在、Webを使った販売活動全般を担当しています。具体的には自社のオンラインショップやAmazon・楽天などのECモールでの販売から、Web・SNSでの広報活動などです。 また私は並行して社内の営業戦略室も兼務しており、Webのみならず会社全体の販売戦略へのアドバイスも行っています。

ハル・インダストリさんとの出会いのきっかけはTwitterであるというのは当社内でも有名なエピソードなのですが、改めて当時の経緯を教えていただけますか?

中村:元々は御社の田中さんが当社の消臭剤を使ってくれており、Twitterのアカウントを相互フォローしていたのがきっかけでした。そしてある時、田中さんがTwitterのリスト機能で「会いたい人リスト」を作成し、そのリストの中にハル・インダストリのアカウントを入れているのに気付きました。 また当時、Web事業部での業務に課題を感じていた時期だったこともあり、一度お話を聞いてみたいと思いTwitterのダイレクトメッセージで連絡を取り、東京出張のタイミングで実際にお会いすることになりました。 当時の広告運用状況は、Webサイトを制作してくれた会社にスポットでリスティング広告を依頼したり、インハウスでFacebook広告やTwitter広告を小規模で配信するような体制でした。 Web事業部として行うべき業務が幅広くある中で、一つひとつの分野をすべて自分自身で極めていくことは難しいという課題を感じるようになっていました。そこで本格的に広告運用を行うのであれば、専門的な知識を持つプロに任せるべきではないか?と考え、田中さんとお話をさせていただいた結果、アナグラムさんにお願いしようと決めました。

広告の臨場感につながる自社製品への深い理解

その際に他の広告代理店を検討されなかったのでしょうか?

中村:私はお取引の相手を決める際に「私たちの消臭剤のことを理解してくれているか」を一番の決め手にしています。ユーザーとして実際に当社の商品を使い、かつ気に入ってくれているのであれば、製品の特長もしっかり掴んでくれるだろうという思いからです。 広告を配信する際にも、ただ知識として知っているものと、実際に使ってみたものでは、伝え方の臨場感が全く違ってくると思うんですよね。また他の会社さんにお仕事を依頼をする場合でも、実際に当社の消臭剤を使ってくれている方とそうでない方では、出てくる成果物のクオリティに差があるということも体感していました。 なので、田中さんが当社の消臭剤を愛用してくれていたという点で、アナグラムさんにお願いすることに迷いはありませんでした。

Amazon広告のCPAは60%削減、ROASは+40%向上

実際に広告運用を依頼されてからの印象はいかがでしたか?

中村:広告運用に関する不安がなくなったことが一番大きかったです。広告運用の業務を全面的にお任せできるようになったことで、他に集中するべき業務にリソースを割けるようになりました。 前代理店に運用を任せていたとき、セール時に入札を強化してほしいと伝えたところ、目標とするROASがあるにもかかわらず費用対効果を度外視で入札価格を上げられ、結果ROASが大きく悪化してしまったことがありました。 その後、広告運用上の要望を細かく伝えるために自分自身で管理画面を見る機会が増えました。本業に時間を割くために運用を代行していたはずが、逆に時間を取られてしまうようになったんです。 アナグラムさんの場合は、同じように入札を強化したいと伝えた際、現在の市況をふまえたうえで、シミュレーション・提案をしてくれます。結果、こちらで細かく数値をチェックしたり詳細な要望を出す必要もなくなりました。 また、運用の進捗や方針についてこまめに共有をいただける点も印象的でした。今までの代理店は月次レポートのタイミングでしか連絡がなかったのですが、運用面で変化があればその都度共有をしてくれる点はありがたいです。 もちろん実績も伴っていて、Amazon広告では運用開始直後からCPAは以前の60%まで下がり、ROASもそれまでの数値から140%改善するなど、目に見えた結果も出してもらえました。

今後アナグラムに期待することがあれば聞かせてください

中村:ランディングページに対する提案をより積極的にいただけるとありがたいです。これまでは出来上がったランディングページに対して最適な広告配信をしてくれていましたが、広告から見たランディングページの効果的な訴求方法についても積極的な提案をいただけると、これまで以上に連動した取り組みができるのではないかと思います。


Voice Of AdOps担当者の声
ECサイトのディレクション、SNSでのプロモーションなど多岐に渡る業務を担当されている中村さま。以前は広告運用の代理店への業務指示やコミュニケーションに時間を取られ、より注力すべき業務に専念できないという課題を抱えていました。 当社に広告運用の業務を信頼してお任せいただけたことで、広告以外の領域に集中することが可能となり、よりビジネスの改善に専念できる体制を整えることができたと考えています。 弊社でも愛用しているハル・インダストリさまの消臭剤を、全国に広めたいという広告主さまの熱い想いに応え、少しでも早く実現できるよう、引き続き一緒に取り組んでいきたいと考えています。 今後ともよろしくお願いいたします!

株式会社ハル・インダストリ:https://www.halindustry.co.jp/ 消臭剤の専門メーカー ハル・インダストリ 公式オンラインショップ:https://shop.halindustry.co.jp/