Yahoo!ディスプレイ広告、インポート機能で複数のデータを一括入稿する方法

Yahoo!ディスプレイ広告、インポート機能で複数のデータを一括入稿する方法
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Yahoo!ディスプレイ広告では多様なターゲティング、広告フォーマットが存在していることがうれしい反面、広告運用者ならだれしも入稿に手間取ってしまった経験があるのではないでしょうか?

そんなときに便利なのが、インポート機能です。インポート機能を活用すると、大量のキャンペーンや広告グループ、広告をExcelファイルを使って一括で入稿できるため、大幅に工数を削減できます。

本記事では、Yahoo!ディスプレイ広告のインポート方法と注意点を紹介します。

インポート機能が使用できるツール

インポートは、キャンペーンエディターまたはYahoo!広告 広告管理ツール(いわゆる広告管理画面)のどちらからでも可能です。

大きな違いは、入稿内容が本番環境へ即時反映になるか否かです。広告管理ツールはインポートしたら即時反映となりますが、キャンペーンエディターはインポートした内容をアップロードするまでは反映はされません。

反映前にダブルチェックをすることで入稿ミスの予防にもつながりますので、キャンペーンエディターを利用したインポートがおすすめです。

まだキャンペーンエディター自体を使ったことが無いという方は、基礎的な使い方を解説している以下の記事をご参考にしてください。

インポート機能の利用にあたっての準備

インポート機能の利用にあたっては、次の2つの準備が必要です。

  1. キャンペーンエディターをインストールする
  2. インポートファイルを作成する

まずは、キャンペーンエディターのインストール方法から解説します。

1.キャンペーンエディターをインストールする

Yahoo!ディスプレイ広告のキャンペーンエディターをすでに使用している場合は、インストールする必要がないため、「2.インポートファイルを作成する」に進んでください。

キャンペーンエディターは、Yahoo!広告の公式サイトからダウンロードできます。下記ページの「キャンペーンエディターをダウンロード」ボタンをクリックしてダウンロードします。

参考:キャンペーンエディター ディスプレイ広告 | Yahoo!広告

2.インポートファイルを作成する

インポートファイル(※)はフォーマットが決まっています。フォーマットどおり作成しないとエラーになって意図通りの入稿ができません。インポートに慣れるまでは、Yahoo!提供のテンプレートを使用して作成しましょう。インポート用のテンプレートは、広告管理画面またはキャンペーンエディターより入手可能です。

次より、インポート用のテンプレートをダウンロードする方法を紹介します。

※インポートファイルとは、他のツールに読み込める形式でまとめたファイルのことをいいます。

インポート用のテンプレートをダウンロードする方法

まずは、広告管理画面またはキャンペーンエディターからテンプレートをダウンロードする方法を紹介します。

広告管理画面

まずは、広告管理画面からインポート用のテンプレートをダウンロードする方法を説明します。

①広告管理画面を開き、画面右上の三点リーダーより、「インポート」を選択

②「キャンペーンテンプレートのダウンロード」をクリックしてダウンロード

ファイル形式は、「UTF-8」と「Shift JIS」から選べます。どちらのファイル形式を選ぶかは、デバイス環境によって異なります。互換性が無い場合は文字化けをしてしまいます。一般的に、Windowsをお使いの場合は「Shift_JIS」を、Macをお使いの場合は「UTF-8」を選ぶと良いでしょう。

キャンペーンエディター

次に、キャンペーンエディターからテンプレートをダウンロードする方法を説明します。

①キャンペーンエディターを開き、画面上部の「インポート」を選択して「CSVファイルからインポート」をクリックします。

②「CSVファイルからインポート」の画面が開くので、対象を選択して「インポート用テンプレートのダウンロード(CSV)」をクリックしてダウンロードできます。

既存データからインポート用ファイルを作成する方法

既存のキャンペーンデータを基にインポートファイルを編集して作成する方法もあります。

テンプレートは項目名しか記載されておらず、どのような内容を記述していけば良いか、初めての方にはやや難易度が高いため、過去に一度でも広告配信していた場合は、こちらの方法がオススメです。

では、既存のキャンペーンデータを基にインポートファイルを作成する方法を紹介します。今回は例として、バナー画像のデータを基にインポートファイルを作成します。

①キャンペーンエディターを開き、左上のアカウントツリーより編集したい広告があるキャンペーンの広告グループを選択したあと、「広告」より「バナー画像」を選択します。

②編集したいバナー画像をコピーしてエクセルファイルに貼り付けで、インポートの元となるファイルを作成できます。

③次にインポートファイルを整えます。

今回は、バナー広告のリンク先を変更する場合を例にあげて解説します。

バナー広告のリンク先を変更する場合に最低限必要な項目は以下の6つのみです。

  • キャンペーン名
  • 広告グループ名
  • 広告名
  • コンポーネントの種類
  • 広告タイプ
  • 最終リンク先URL

上記の項目以外の列は、インポートファイルから削除して問題ありません。

必要な項目以外を削除したら、編集したい項目のみを変更します。バナー広告のリンク先を変更したいので「最終リンク先URL」のみ変更します。

インポートファイルの編集が終わったら、保存します。保存するファイル形式は「CSV(コンマ区切り)」を選択します。これでインポートファイルが作成できました。

インポート方法

インポートファイルの準備ができたら、次はインポートしてみましょう。キャンペーンエディター、または広告管理画面からインポート可能です。それぞれやり方を紹介します。

キャンペーンエディターからインポートする

キャンペーンエディターを利用したインポート方法を紹介します。

①キャンペーンエディターを開き、ヘッダー上部から「インポート」を選択します。

インポート方式は以下の2つから選択できます。

  • CSVファイルからインポート
  • テキストインポート

どちらを選んでも実装できる内容に差はありませんが、大抵の場合はエクセルファイルが一番編集し易いので、今回は「CSVファイルからインポート」する手順をご紹介します。

②「CSVファイルからインポート」を選択して開いた画面で、「対象の選択」よりインポートするファイル種類を選択し、「参照」ボタンよりインポートファイルを選択します。

③見出し部分をチェックします。

赤枠にインポート対象の項目名が表示されるので、項目名が「取り込まれない」になってないかを確認します。

「取り込まれない」項目があると、インポートファイルの項目名が間違っています。インポートファイル自体を直してやり直す方法もありますが、この画面で直してしまった方が早いです。

④「取り込まれない」の横の「▼」をクリックして、正しい項目名を選択します。

⑤「インポート」ボタンを押します。

⑥「インポート可能件数とエラー内容の確認」が表示されるので、意図通りの更新内容になっているかを確認します。問題なければ「インポート」ボタンを押すと、キャンペーンエディターに反映されます。

※エラー表示が出た場合の対処法は後述します。

広告管理画面からインポートする

広告管理画面においても、インポートファイルを利用して入稿することができます。広告管理画面でのインポート方法もご紹介しておきます。

キャンペーンエディターが利用できないデバイス環境の場合は、広告管理画面からインポートを行ってください。

①広告管理画面から、キャンペーン一覧を開きます。画面右上にある三点リーダーのボタンを選択し、「インポート」を選択します。

②「ファイルを選択」から反映させたいインポートファイルを選びます。

③「実行」をクリックします。これでインポートが完了です。

④画面右上に、インポートが成功したか、エラーだったかが表示されます。エラーが起こった場合は「処理結果はこちらをご確認ください」からエラー内容が確認できます。エラーへの対処法は詳しくは後述します。

注意点

インポートは使いこなせるようになると重宝する機能ですが、注意点もいくつか有ります。たとえば、ファイル形式や入力仕様など、よくミスしがちな注意点を説明します。

インポートできない項目がある

「一括で入稿」と聞くとなんでも入稿できる便利な機能のように思えてしまいますが、なかにはインポートできない項目もあります。

以下の項目は、インポート機能で作成・編集することができません。

  • 商品リスト
  • 商品セット
  • 動画ファイル

これらの項目は、広告管理画面、またはキャンペーンエディターにて直接アップロードする必要があります。

キャンペーンエディターの基本的な使い方は次の記事をご参照ください。

インポートファイルは複数作成する必要も

インポート用のファイルは、入稿したい内容によっては1ファイルでは完結できず複数作成する必要があります。これは種類によっては入力すべき項目が違っているためです。

ファイルを分ける必要があるのは以下の種類です。

  • キャンペーン、広告グループ、広告、ターゲティング
  • リスト
  • 画像ファイル
  • ラベル

意図しない既存データの書き換えの可能性も

コピーした行自体を書き換えてしまうと既存のデータを上書き更新してしまいます。既存データを参照しながら、新しいデータを入稿するつもりだったのに既存データを書き換えてしまうケースもあり得ますのでお気を付けください。

入力仕様を確認しよう

当たり前ですが、日付や金額・時間など、入力仕様は決まっているので、自由に記述した場合、エラーになる可能性があります。たとえば、「金額は半角数字で入力しなくてはいけない」といったものです。他にも気を付ける点はありますので、入力仕様が網羅されている公式ヘルプもご参照ください。

参考:インポートファイル入力仕様(キャンペーン・広告グループ・広告)| Yahoo!広告

エラーの対処法

すんなりインポートが出来れば良いですが、慣れるまでは一発でインポートが成功することはあまりありません。ただ、エラーが起こっても対処法は明確にできますのでご安心ください。

ここでは、インポート後にエラーが出てしまった時の対処法を解説します。

キャンペーンエディター

まずは、キャンペーンエディターでのエラー対処法を紹介します。

エラーは、「キャンペーンエディターからインポートする」の手順⑤(「インポート」ボタンを押す)まで終えた後に表示される「インポート可能件数とエラー内容の確認」画面で確認できます。

インポートに失敗した場合は画面上部に「インポートできなかったデータがあります」と表示されます。どの項目でエラーが起こっていたかが赤字で表示されます。

また、エラー内容の詳細は「エラーファイルのダウンロード(CSV形式)」よりダウンロードしたファイルで確認します。

エラー内容は、エラーファイルのA列「エラーメッセージ」に表示されます。インポートファイルのエラーを解消してから再度インポートしましょう。

広告管理画面

次に、広告管理画面でのエラー対処方法を紹介します。

「広告管理画面からインポートする」の手順③(「実行」をクリックする)のあと、エラーがある場合は画面右上の「エラー内容」に「ダウンロード(CSV)」が表示されます。

エラー内容は、「ダウンロード(CSV)」をダウンロードすると確認できます。

エラー内容の詳細は、エラーファイル内の最終列「エラーメッセージ」に表示されます。内容を確認してインポートファイルのエラーを解消してから再度インポートしましょう。

まとめ

インポート機能で最も大事なことは、入稿前と後のチェックです。一括で大量入稿できるメリットがある反面、大量の入稿ミスが起こる可能性もあります。インポート前と後のチェックは怠らないようにしたいですね。

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