Yahoo!プロモーション広告が「Yahoo!広告」へ|押さえておきたい「ディスプレイ広告(運用型)」の特徴

Yahoo!プロモーション広告が「Yahoo!広告」へ|押さえておきたい「ディスプレイ広告(運用型)」の特徴

2019年11月27日から2020年度にかけて、Yahoo!プロモーション広告が「Yahoo!広告」へと順次変更されています。(このアイキャッチを使うのも今回が最後でしょう)

参考・画像引用元:新アルゴリズムで効果を最大化 ディスプレイ広告(運用型)

今回のおもな変更は次のとおりです。

  • Yahoo!プロモーション広告の名称を「Yahoo!広告」変更
  • スポンサードサーチは「検索広告」へ(名称変更のみ)
  • Yahoo!プレミアム広告とYahoo!ディスプレイアドネットワークを統一し「ディスプレイ広告」へ
  • ディスプレイ広告(運用型)のアルゴリズムや仕様の変更

今回は中でも、仕様変更や機能追加が多く特に大きく変わる「ディスプレイ広告(運用型)」について、抑えておくべき変更点(追加機能)と注意点をご紹介していきます。

広告の目的に合わせた配信が可能に

今回変更された部分や追加機能の中から、抑えておきたい4つの変更をご紹介していきます。

キャンペーンの目的を選択可能に

「キャンペーンの目的」の設定可能になります。キャンペーンの目的を設定することで、設定した目的を最大化するように配信が行われます。選択可能なキャンペーンの目的と最適化ポイントはこちらです。

キャンペーンの目的

最適化ポイント

動画再生

動画再生数

サイト誘導

クリック数

アプリ訴求

コンバージョン数

コンバージョン

コンバージョン数

商品リスト訴求

コンバージョン数

またキャンペーンの目的の追加に伴い、配信アルゴリズムが変更となります。

配信アルゴリズムの変更により目的に合わせた広告配信が可能に

従来の仕様では、広告の品質の決定要素としてクリック率などのアクション率が大きく影響していました。

リニューアル後には、設定したキャンペーンの目的が最大化されるように、最適化ポイントに対する予測アクション率に応じてオークションランクが計算されます。

キャンペーンの目的に合わせた広告配信の最適化はいまや運用型広告のスタンダードですが、Yahoo!ディスプレイ広告でも待望の機能が実装され、いままで以上に効果の面で期待が持てそうです。

「オーディエンスカテゴリー」の追加

新ターゲティングとして、特定のカテゴリーに興味・関心を持ったインターネットユーザーに対して広告を配信できる「オーディエンスカテゴリ」が追加されました。オーディエンスカテゴリーは具体的に「興味関心」グループと「購買意向」グループに分かれています。

興味関心

該当カテゴリーを閲覧したり、関連キーワードを検索するなど、該当カテゴリー に定期的に興味関心を示しているユーザーに配信。

購買意向

該当カテゴリーの商品を検索したり、カートに入れるなど、購買を検討している ユーザーや、旅行や結婚などイベントを計画しているユーザーへ配信

「興味関心」グループでは、 リーチを広げる場合や幅広いユーザーにアプローチする際に効果的であり、「購買意向」グループでは、よりコンバージョンしやすいユーザーにアプローチする際に効果です。

「オーディエンスカテゴリー」を使い分けることで、広告主の目的に応じてユーザーの興味関心の度合いよるターゲティングが可能となりました。

広告管理画面のリニューアル

今回のアップデートで、広告管理ツールもリニューアルされ、より直感的かつ シンプルな導線で入稿や運用が可能となっています。

具体的には例としては下記のような変更があります。

  • 広告管理ツール上でグラフ表示や2期間を比較した実績が確認可能
  • 画面上に表示している実績を直接ダウンロードすることが可能
  • キャンペーン作成から広告作成までが1画面で完結

また、いままで新しくキャンペーンを作成する際には、配下の階層それぞれに別の画面が用意されており、とそれぞれ設定が必要でした。また任意の項目を追加したレポートについては、レポート画面にて作成しないとダウンロードすることができなかったり画像や動画ファイルも別のタブから事前にアップロードする必要があったりと複数の画面を遷移する必要がありました。今回のリニューアルで、基本的に1つの画面で完結できるようになったことで、よりスムーズに広告運用を行なうことが可能です。広告配信を意図通りにスムーズに行なうのには、広告管理画面の使い勝手が直結するため、広告運用者にとっては非常にうれしい変更ですよね。

本アップデートでの注意点

2019年12月現在では一部のアカウントのみ新しい管理画面に移行が可能となっており、2020年より順次、他のアカウントへも提供されていきます。

今回のアップデートでは追加機能だけでなく、YDNの機能の一部が提供終了となるため、現在配信に用いている方は注意が必要です。そのため、次の点のチェックをおすすめします。

変更点

対応

広告タイプ「テキスト(タイトル15、説明文33)」の廃止

「テキスト広告」(従来の「テキスト(タイトル15、説明文19-19)」)に切り替える準備を行う

画像自動付与の提供終了

画像の準備を行う

デバイスターゲティングの 「キャリア」設定の提供終了

現在設定されている場合が注意

ターゲティング「インスタントカテゴリー」の提供終了

新たに、類似ターゲティングの提供を開始。

オーディエンスカテゴリーを含め、ターゲティングの変更を行う

インプレッションベースのフリークエンシーキャップの廃止

新たにビューアブルベースのフリークエンシーキャップを提供されるため、必要に応じて切り替え設定を行う

現在、設定されているものがある場合は、リニューアル後に配信が一部できなくなったり、ターゲティングが適応されなくなり成果が悪化する可能性も考えられます。

今回のアップデートにより、より目的に対して最適化しやすくなったり、成果に対してコミットしやすくなるため、提供が終了されるものなどにも注意して、本アップデートに早く順応できるように準備しておくと良いです。

シンプルかつ目的にあわせて柔軟に広告運用を行えるように

Yahoo!JAPAN独自のプロダクトとして長らく提供してきたYDNですが、サーチターゲティングなど他の媒体にはない特徴がありつつも、操作性や目的に応じて最適化を行なう面では一歩遅れを取っていた印象です。今回のアップデートで広告管理画面をよりシンプルに取り扱うことができるようになり、広告主の目的に応じて柔軟に広告運用を行なうことなったのではないでしょうか。

特に広告配信のアルゴリズムが変われば、当然広告運用の仕方も変わってきますので、まずは今回の変更内容を正しく抑えることが大切ですね。

2020年に向けても引き続き大きな動きのある広告運用の領域ですが、引き続き変化を楽しみながら成果を出していきたいです!

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Shota Mochizuki

Shota Mochizuki

アナグラム株式会社 クルー。学生時代からマーケティングを学び、インターネット広告に興味を持つ。インターネット広告とマーケティングをより深く学びたいと思い、2017年9月からアナグラムへ参画。リスティング広告やSNS広告の運用を行っています。

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