YDA、スマートフォン版ブランドパネル・プライムカバー枠への指定配信がすべての広告主で可能に

YDA、スマートフォン版ブランドパネル・プライムカバー枠への指定配信がすべての広告主で可能に
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2022年11月10日、Yahoo!ディスプレイ広告(以下、YDA)において、スマートフォン版ブランドパネル枠、およびYahoo!ニュース プライムカバー枠に配信されるキャンペーン目的を追加することが発表されました。

スマートフォン版のブランドパネル枠は一部の広告主にのみ提供されていたので、すべての広告主で利用できるようになるのは嬉しいですね。

参考:ディスプレイ広告(運用型) スマートフォン版ブランドパネル枠、およびプライムカバー枠に配信されるキャンペーン目的を追加

本記事では、これらの詳細や設定方法設定方法について解説します。

スマートフォン版ブランドパネル枠、およびプライムカバー枠に配信されるキャンペーン目的を追加

現在、スマートフォン版ブランドパネル枠、およびYahoo!ニュース プライムカバー枠に配信されるキャンペーン目的は「ブランド認知」のみですが、新たに下記5つのキャンペーン目的でも配信が可能となります。

  • コンバージョン
  • アプリ訴求
  • サイト誘導
  • 動画再生
  • PayPayギフト

すでに入稿や設定は可能で、配信開始は2022年11月24日(木)です。

すべての広告主でブランド認知が利用可能に

また、これまで「ブランド認知」は、一部の広告主のみに提供されていたキャンペーン目的でしたが、今回のアップデートですべてのアカウントで利用可能になりました。

「ブランド認知」は、ビューアブルインプレッション(ユーザーの視聴領域に広告が表示された際のインプレッション)が最大化するように配信を最適化するキャンペーン目的で、商品やサービスの広告をより多くの人に見てほしいときに使用するのが良さそうです。

スマートフォン版ブランドパネルとは

スマートフォン版ブランドパネルとは、スマートフォン版(ウェブ/アプリ)のYahoo!JAPANトップページの上部掲載枠に広告を配信できるYDAのキャンペーンです。

2019年2月からキャンペーン目的「ブランド認知」のみで配信が可能になりました。

画像引用元:ディスプレイ広告(運用型)でスマートフォン版ブランドパネルのみに広告配信する方法を教えてください。

プライムカバー枠とは

プライムカバーはスマートフォン版(ウェブ/アプリ)のYahoo!ニュースの記事全文ページへ広告を表示できる配信面です。

記事ページのファーストビューに配信することが可能で、視認性が非常に高い広告枠です。

画像引用元:Yahoo! JAPAN、スマートフォン版「Yahoo!ニュース」でリッチ広告フォーマット「プライムカバー」を提供

スマートフォン版ブランドパネル枠、およびYahoo!ニュース プライムカバー枠の入稿規定

スマートフォン版ブランドパネル枠やプライムカバー枠に配信する際のキャンペーン目的等の入稿規定は下記のとおりです。

キャンペーン目的 ・ブランド認知(現在も配信可能)
・コンバージョン
・アプリ訴求
・サイト誘導
・動画再生
・PayPayギフト(2022年11月現在、一部のアカウントでのみ選択可能)
広告タイプ バナー(画像)/バナー(動画)
※キャンペーン目的「動画再生」の場合はバナー(動画)のみです。
※アプリ訴求でもバナー(動画)が入稿可能になっています。
アスペクト比 16:9
推奨ピクセルサイズ(横×縦) 画像:1280px × 720px
動画:なし(最小ピクセルサイズは640px × 360px)

推奨入札価格

それぞれのキャンペーン目的においての推奨入札価格は下記のとおりです。

キャンペーン目的 課金形態 スマートフォン版
ブランドパネル枠
プライムカバー枠
ブランド認知 ビューアブル
インプレッション課金(vCPM)
1,500~1,600円 450~550円
コンバージョン クリック課金(CPC) 400~500円 300~400円
アプリ訴求
サイト誘導
動画再生 動画再生課金(CPV)
※動画の10秒再生で課金
9,000~10,000円 2,000~3,000円

上記はあくまで目安であり、広告の品質や配信の時期によって広告が掲載されないこともあります。例えば年末年始や年度末などは、予約型の広告の需要が増えることで、YDA(運用型)の配信が出にくくなることがあるため、注意しましょう。

こちらはあくまでYahoo! 社が推奨する目安の金額であるため、配信開始後にCTRやCVRなどを実際に確認した上で入札金額を調整するのがよいでしょう。

動画広告の挙動について

動画広告の動画部分をクリックした際の挙動は以下3つのパターンがあります。

  1. 最終リンク先URLのページへ遷移
  2. 全画面での動画再生
  3. 動画とリンク先URLページを上下二階層での表示
画像引用元:スマートフォン版 Yahoo! JAPAN ブランドパネル枠・Yahoo!ニュース プライムカバー枠 配信「キャンペーン目的」の追加について

それぞれキャンペーン目的により、動画広告のクリック時の挙動が変わるため、キャンペーン目的と挙動の組み合わせを確認しておきましょう。

キャンペーン目的 ウェブ アプリ(Android/iOS)
コンバージョン 1.最終リンク先URLのページへ遷移 3.動画とリンク先URLページを上下二階層での表示
サイト誘導
アプリ訴求 1.最終リンク先URLのページへ遷移
動画再生 2.全画面での動画再生
ブランド認知

プレイスメントターゲティングについて

プレイスメントターゲティングでURLを指定することで、スマートフォン版ブランドパネル枠、またはプライムカバー枠のみを指定(または除外)した配信が可能です。

どちらの配信面も視認性が高く、競合性も高いため、他の配信面よりもクリック単価が高くなりやすい傾向にあります。そのため、他の配信面と切り分けて配信設定を行い、適切な入札調整を行うのがおすすめです。

スマートフォン版ブランドパネル枠のみ m.yahoo.co.jp/bp
スマートフォン版Yahoo!JAPANトップページ
(ブランドパネル枠含む)
m.yahoo.co.jp
プライムカバー枠のみ news.yahoo.co.jp/prc
スマートフォン版Yahoo!ニュース
(プライムカバー枠含む)
news.yahoo.co.jp

スマートフォン版Yahoo!JAPANトップページ内のすべての広告枠やYahoo!ニュース面すべての広告枠に配信したい場合と、ブランドパネル枠/プライムカバー枠のみに配信したい場合は、設定するURLが異なるため、注意しましょう。

画像引用元:ディスプレイ広告(運用型) スマートフォン版ブランドパネル枠、およびプライムカバー枠に配信されるキャンペーン目的を追加ページ内PDF資料

また、Yahoo!ニュースの下記の記事ページへ配信していた場合は、プライムカバー枠は含ません。特定の記事のプライムカバー枠を含めた配信方法はないため、注意しましょう。

  • 記事ページ(news.yahoo.co.jp/articles)
  • 特定の記事(news.yahoo.co.jp/articles/記事番号)

配信先URLレポートの変更点

配信先のURL別の実績が確認できる配信先URLレポートでも、11月24日(木)から一部変更があります。

スマートフォン版Yahoo!JAPAN
トップページに掲載した場合
スマートフォン版Yahoo!
ニュースに掲載した場合
11月24日(木)の変更前 ・m.yahoo.co.jp
トップページ掲載分すべての実績
・news.yahoo.co.jp
ニュース面掲載分すべての実績
11月24日(木)の変更後 ・m.yahoo.co.jp/bp
ブランドパネル枠の掲載実績

・m.yahoo.co.jp
ブランドパネル枠を除いたトップページの掲載実績
・news.yahoo.co.jp/pcr
プライムカバー枠の掲載実績

・news.yahoo.co.jp
プライムカバー枠除くニュース面の掲載実績

キャンペーンや広告グループでプレイスメントを分けていなくても、ブランドパネル枠/プライムカバー枠とその他の掲載枠で分けて配信結果が確認できるのはとても便利ですね。

設定方法

広告管理ツールからの詳しい出稿手順について説明します。

Yahoo!広告管理画ツールより「キャンペーン作成」をクリックします。

キャンペーン目的を設定し、「決定して進む」を選択します。

キャンペーン設定ではそれぞれ項目を入力、選択します。

広告グループ設定もキャンペーン設定と同様に各項目を入力、選択します。

プレイスメントでは、スマートフォン版ブランドパネル枠へ配信(除外)する場合は「m.yahoo.co.jp/bp」を、プライムカバー枠の場合は「news.yahoo.co.jp/prc」を指定したリストを設定してください。設定を行わないと上記以外の配信面にも広告が配信されてしまうため、注意が必要です。

なお、広告グループのターゲティングは通常のキャンペーン同様にターゲットに応じて設定が可能です。ユーザーの年齢、性別を絞ったり、リターゲティングユーザーのみに絞るなど、目的や状況に応じたターゲティングを設定しましょう。

バナー広告を選択し、入稿規定のとおりに設定が完了したら、「決定して進む」を選択して準備は完了です。

まとめ

今までキャンペーン目的「ブランド認知」でしか配信できなかったスマートフォン版ブランドパネル枠が、「コンバージョン」や「サイト誘導」などといったその他のキャンペーン目的でも配信ができるようになりました。

キャンペーン目的「ブランド認知」の課金形態、「ビューアブルインプレッション課金(vCPM)」は、ユーザーに閲覧された表示回数に対して課金する形式のため、広告がクリックされていなくても課金がされてしまうという点で費用対効果が合いにくいケースがありました。

今回のアップデートにより、クリック課金のキャンペーン目的でもスマートフォン版ブランドパネル枠やプライムカバー枠に出稿できるようになったことで、広告を出稿する企業も増え、競合性はこれまでより高まることが予想されます。ただし表示回数も非常に多い枠なので、クリエイティブの効果検証も短期間で行うことも可能です。クリック単価が他の枠に比べて高い分、当たりとなるクリエイティブをいち早く見つけて上手く活用したいですね。

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