BtoB広告運用で今スグ確認したい、成果を上げる「SNS広告」のチェックリスト

BtoB広告運用で今スグ確認したい、成果を上げる「SNS広告」のチェックリスト

近年、Metaを中心にBtoB向け商材でもSNS広告に出くわすことが多いのではないでしょうか?私が支援する企業の中には運用型広告の予算の5割強をMeta広告に活用されている企業もあり、リード獲得において重要なチャネルの一つとなっています。

本記事ではMeta広告などのSNS広告を実施する際のチェックポイントを紹介します。

「BtoB広告運用で今スグ確認したい」シリーズの記事はこちら


確度の高いターゲティングから実施する

Meta広告であればCVデータが少ない広告を始めたばかりの段階ではCVRが高い可能性のあるリターゲティングと類似ターゲティングを優先的に活用してみましょう。

リターゲティング

リターゲティングは一度、Webサイトに訪れた人に広告を出すターゲティングですが、一度、Webサイトに訪れているということは、関心があり、訪れている事が多いのでCVRも高い傾向にあります。一度、接点を持った人にMeta広告を当てることを考えてみましょう。

類似オーディエンス

他にも類似オーディエンスの活用をおすすめしています。類似オーディエンスとは、元になるオーディエンスに類似した特徴を持つFacebookやInstagram上のユーザーをターゲティングできる機能です。

例えば、40代以上の経営者がメインの顧客層であれば、その顧客層のデータをMeta広告内にオーディエンスとして作り類似オーディエンス化すると、FacebookやInstagram上にいるまだ顧客になっていない似たような特徴を持つ人向けに広告配信がされる形になります。

また、BtoB向けで類似オーディエンスを活用する際のポイントは、受注に近い顧客データを元オーディエンスとして活用することです。より受注に近いデータであればあるほど、成果が改善する事例が多くあります。

リード獲得広告の活用で登録の手間をさらに減らす

リード獲得広告とは、広告をクリックするとランディングページに遷移せずにMetaや各SNS媒体内でフォーム入力が完結する広告です。

例えばMeta広告であればFacebookやInstagramで登録している個人情報が自動的にフォームに入力されるため、入力する手間が省け、CVRが向上とCPAの改善が期待できます。近年では活用する企業が増えてきていますが、もし利用していなければ、すぐにでも取り組んだ方がいいプロダクトだと思います。

リード獲得広告について詳しく知りたい場合は以下の記事を参考にしてみてください。

リード獲得広告を使う場合はイントロの情報量を多くする

リード獲得広告の弱点はランディングページに遷移しない分、情報量を多く伝えられない部分になります。そのため、クリエイティブやイントロと呼ばれる以下の画像の赤枠部分で情報量を多く伝える必要があります。

イントロとはリード獲得広告の簡易的なランディングページのようなものになります。イントロでは、自社の商品やサービスの説明をしたり、フォームを送信することでユーザーにとってどのようなメリットがあるのかを補足しておきましょう。

特に近年流れてくるリード獲得広告を活用したセミナー集客の広告にてイントロの部分の情報が少なすぎて申込みを逃している企業が多い印象があります。

例えば、以下の感じでセミナーの広告があなたのタイムラインに流れて来たとします。

広告をクリックして以下の感じのイントロが出てきたら申し込みするでしょうか?

いくら無料セミナーだからといって情報量が少なすぎて申し込むのに不安になりますよね。

情報が多ければ多いほど良いというわけでも無いですが、最低限の情報がないと申し込みの検討が難しいですよね。

そのため、セミナー集客にリード獲得広告を使うのであれば以下の項目を入れることをおすすめしています。

  • セミナー参加のメリットを記載
  • コンテンツ内容やタイムテーブル
  • 登壇者情報

例えば以下のようなイメージです。

もし別途、LPを作っていればLP内にある案内文を少し加工して入れる形でも問題ないかと思います。改行なども意識して見やすい形に作りましょう。

文字クリエイティブを活用する

Instagramでは上記の画像のように勉強になるコンテンツを文字だけで見せる投稿も多く見られますよね。インスタ映えと言われるような画像だけではなく、パッとみてどんな情報なのかが分かるような有益な情報を欲しがるユーザーもInstagram内では増えていると言われています。

そのトレンドに合わせて、文字のみのクリエイティブでも成果がでるケースも増えてきました

またこのような文字クリエイティブは簡単に作れるので、PDCAも回しやすいです。SNS広告のどの媒体でもマッチするフォーマットになるので是非試してみてください。

文字×カルーセルを活用する

Meta広告などにはカルーセルという紙芝居のように画像をいくつか組み合わせられるフォーマットがあります。カルーセルは上記のように情報量多く伝えられるので、複雑な商品が多いBtoB商材では重宝するフォーマットになります。

情報量が多いので先程紹介したリード獲得広告を組み合わせるとよりCVRを上げる効果があります。

さらに上記のように文字クリエイティブでもカルーセルであれば複数枚の画像と組み合わせられるのでおすすめです。

まとめ

  • 確度の高いターゲティングから実施する
  • リード獲得広告の活用で登録の手間をさらに減らす
  • リード獲得広告を使う場合はイントロの情報量を多くする
  • 文字クリエイティブを活用する
  • 文字×カルーセルを活用する

これら5つのポイントを紹介してきました。私の場合FacebookやInstagramを見ていると

良くBtoB系のセミナーの広告に当たります。リード獲得広告を実施している企業も増えてきているのですが「リード獲得広告を使う場合はイントロの情報量を多くする」で記載している通り、情報量が少なすぎて申込みを躊躇することがとても多く感じております。「もう少し詳しい詳細を記載してくれれば……」と思うことも多く、また、検索して企業サイトからセミナー情報をみて申し込むケースも私は多いので、機会損失を防ぐためにも情報量を入れることをおすすめしています。

次回はこのシリーズの最後になりますが、BtoB向けのディスプレイ広告で今すぐ確認したい成果を上げる5つのポイントについて紹介します。

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