【2021年12月版】広告媒体別の審査やサポートの年末年始スケジュールまとめ

【2021年12月版】広告媒体別の審査やサポートの年末年始スケジュールまとめ

今年も早いもので、もう残すところ1ヶ月となりました。広告運用者のみなさんにとっては毎年のことですが、年末年始にむけたプロモーションを行う広告主の方が多くなるためこの時期は例年クリエイティブの入稿や審査が混み合います。

また、広告審査のスケジュールも普段とは違うため年末年始に向けた広告配信を実施したい場合には各媒体の審査スケジュールをしっかりと把握しておく必要がありますよね。

今回は、広告媒体別の審査やサポートの年末年始スケジュールをまとめましたので共有します。

※本記事で掲載している日付に関しては、公式情報が確認できるもの以外は弊社の調査によるものを記載しております。


広告審査、アカウント新規作成のスケジュール

年末年始における広告審査、アカウント新規作成のスケジュールは以下です。

以下のスケジュールはどれも年内審査を保証するものですが、12月の早い時期から配信したい広告に関しては審査の遅れも加味して以下のスケジュールよりも早い提出をおすすめします。

媒体名 広告年内審査保証日 アカウント新規作成 審査再開日
Google 広告 12月17日 12月14日 1月5日
Yahoo!広告 12月20日 12月22日 1月5日
Facebook広告 随時審査 随時審査 --
LINE広告 12月17日 18:30 (※) 12月10日 18:30 (※) 1月5日
Twitter広告 随時審査 12月22日 --
Criteo 12月13日 12月15日 1月4日
TikTok Ads 随時審査 随時審査 --
SmartNews Ads 12月23日 12月16日 1月5日
Gunosy Ads 12月22日 18:00 12月24日 1月4日

(※) LINE広告に関しては、年内審査完了を保証する日程とされていないので更に早めの対応が良いでしょう。

Facebook広告に関しては通常通りの審査スケジュールとなっています。

また、広告種別によっては一部締切が早いものもあります。詳細なスケジュールに関しては各媒体へご確認ください。

一部媒体名に詳細のリンクを掲載しております。

サポート窓口のスケジュール

各媒体のサポート窓口は審査よりは余裕がありますが、審査結果同様に回答がすぐに貰えるわけではないので営業終了日よりも早くご連絡するのがよいでしょう。

連絡方法によっては対応いただけるものもあります。

媒体名 年内最終営業日 サポート再開日
Google 広告
(電話・チャット対応)
12月28日(※1) 1月5日
Yahoo!広告 12月27日 1月5日
Facebook広告 通常通り(※2) 通常通り(※2)
LINE広告 12月29日 1月5日
Twitter広告 12月22日 1月4日
Criteo 12月28日 1月4日
TikTok Ads 12月29日(※3) 1月4日
SmartNews Ads 12月28日 1月5日
Gunosy Ads 12月29日 1月4日

※1 Google 広告はメールサポートのみ1/1~1/2が休止です。電話・チャットを含むサポート窓口は12/28まで通常営業ですが、12/24 正午以降の問い合わせはへの対応は、営業再開まで待つ可能性がありますのでご注意ください。

※2 Facebookのサポート窓口は元旦のみお休み。

※3 年内の回答をご希望の場合は、2021/12/24(金) 17時までに連絡が必要です。

入金反映日

銀行振込の場合の締め切り日は以下です。

媒体名 年内入金反映日
Google 広告 各金融機関へ確認
Yahoo!広告 12月28日(火)15時
Facebook広告 各金融機関へ確認
Criteo 確認中
SmartNews Ads 媒体担当へ確認
Gunosy Ads 12月28日までの入金分まで

LINE広告、Twitter広告、TikTok Adsに関しては銀行振込対応は行っていません。

どの媒体に関しても、ご利用の金融機関によって対応日数に違いがあると思います。詳細な期日などは金融機関へご確認ください。

年末年始にプロモーションを行う予定がある場合など、余裕をもって十分なご予算を入金しておくことをおすすめいたします。

年末年始前に注意すべきポイント

多くのビジネスで普段と広告のパフォーマンスが変わる年末年始には、広告を入稿、配信する上で注意しなければいけない点がいくつかあります。主要なポイントを4つピックアップしてご紹介します。

新規のクリエイティブは否認される場合も考慮してスケジューリング

年末年始のプロモーションとして新しいバナーを制作する場合など、ギリギリでバナーを提出して審査に通らない場合を考慮する必要があります。制作に時間もかかりますが審査結果が出るまでにも時間がかかりますので、複数のデザインパターンやキャッチコピーを保険として用意しておくか、審査結果が出てくるまでを考慮して1週間前後の猶予期間を取っておくと良いでしょう。

同様にバナー以外の広告も比較的審査で承認が降りるまで時間がかかりますので、12月の初週ごろに入稿を終わらせておくことをおすすめします。

予算設定や入札価格に注意

年末は広告配信を行う広告主が増える関係でクリック単価の上昇、また年末年始は可処分時間が増えるのでインターネット上の広告在庫が増える傾向にあります。

十分な予算設定ができていないと見込み顧客へのアプローチが不十分になってしまう可能性がありますので、年末年始に見込みがあるキャンペーンに関しては十分な予算を設定しておきましょう。

また、年末年始はスマートフォンからの検索を行うことも増えますので、スマートフォンでの入札価格調整率も調整すると良いでしょう。

なお、Google 広告には「季節性の調整」という機能があります。例年の年末年始のように広告パフォーマンスの変化があらかじめ分かっている場合には、この機能を利用することで、短期間の変化を踏まえたスマート自動入札を行うことができるため、こちらもご検討をおすすめします。

年末年始のプロモーション予定の確認

例えばBtoCサービスであれば、年末年始に大きくプロモーションの範囲を広げることもあると思いますが、BtoBサービスでは対象の事業所がお休みになってしまうことも多いと思いますので、広告配信を停止する期間があれば事前に設定しましょう。

もしくは年末年始に競合他社の配信が減るのであれば、そこを狙って配信するというのも良いかもしれません。

年末年始のスケジュールに合わせて、広告の停止or配信の設定があれば事前にスケジュールなどで設定しておきましょう。

もしくは自動運用ルールも合わせてご活用ください。

年末年始に検索数が増えるキーワードの設定

Withコロナの暮らしとなってまだ浅いですが、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置も解除され昨年にくらべ年末年始での人の動きは活発になることが予想されます。

NEXERが運営する日本トレンドリサーチは、「年末年始」に関するアンケートを実施。2021年10月時点で、2022年の年末年始に帰省する予定があるか調査を行ったところ、「帰省する予定」と回答した人は37.9%になりました。(昨年帰省したのは22.1%)

画像引用元:【年末年始の帰省】2021年10月初旬現在では「帰省する予定」が37.9%

帰省に関連した語句もそうですが、旅行や初売りなど年末年始の消費行動や移動などの検索数は大幅に増えるため、意図しない広告配信とならないよう、必要に応じてキャンペーンの予算額や入札金額、場合によっては出稿の有無など、できる限り事前に調整しておきましょう。

まとめ

この時期は例年、広告の審査が混み合い、普段に比べて大幅に時間がかかる場合もあります。そのため、前もって十分に余裕のあるスケジュールを確保しておくようにしておきましょう。

広告の種別や一部サービスによっては締切が早いものもありますので、事前の確認が重要です。年末年始に慌てないように、ぜひ早めに準備を整えて忙しい時期を乗り切りましょう。

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