GunosyAds とは?特徴と、検討する際に確認したい3つのポイント

GunosyAds とは?特徴と、検討する際に確認したい3つのポイント

「GunosyAdsってどんなターゲットにどんな広告を出せるの?」
「自分が扱っている商材はGunosyAdsにフィットするだろうか?」

出稿する媒体を検討している方にとって、とても気になるところですよね。

GunosyAdsとは「総インストール数6,198万のGunosy社運営アプリ(グノシー、ニュースパス、LUCRA)内へ出稿できる広告プロダクト」です。

※2021年5月期 第3四半期報告書より

広告メニューは予約型(Premium Ads)と運用型(Promotion Ads、Network Ads、Vingo Ads)の大きく2種類存在し、認知・理解の向上には予約型を、購入促進には運用型を、と目的別に使い分けることができます。

各メニュー別に広告フォーマットや相性の良い商材は異なりますが、GunosyAdsを通して購入を促進したい場合、アプリ内フィード面に配信できる「Promotion Ads」は選択肢から外せないでしょう。あわせて、2種類ある入札方式のうち、CPM(インプレッション)課金ではなく、クリックされない限り費用が発生しないCPC(クリック)課金を選択すれば、購入につながりやすいクリエイティブを効率よく見極めていくことが可能です。

本記事では、購入を目標にGunosyAdsへの出稿を検討されている方に向けて、運用型広告「Gunosy Promotion Ads」の特徴や機能、運用上のポイントをご紹介します。

Gunosy Promotion Adsの特徴とは?ユーザー属性に商材がマッチするかを見極めよう

グノシーとはニュースキュレーションアプリです。世間のニュースやエンタメ情報に関する記事が、各々の興味関心に沿って徐々に最適化されていきます。

運用型広告Gunosy Promotion Adsではこの「グノシー」と合わせて、KDDI社と協業した「ニュースパス」や女性向けアプリ「LUCRA」にも同時に広告配信が可能です。また、新サービス「auサービスToday」の広告枠が単独配信でリリースされており、こちらも追って統合配信の対象になるとアナウンスされています。

2021年6月現在MAUは非公開ですが、2020年のニールセンの見積もりによれば、その数は約1,300万人(※)ほど。3つのアプリを合わせ、様々な層のユーザーにアプローチできるプロダクトとなっています。

参考:ニールセン、デジタルコンテンツ視聴率にMonthly Totalレポートを導入~トータルデジタルにおける透明性のある人ベースの媒体評価を容易にする標準指標を提供

※「グノシー」のみの概算利用者数であり、「ニュースパス」「LUCRA」「auサービスToday」は含みません。

2021年4月-6月版の媒体資料によると、ユーザー層の属性としては下記の通りです。

※媒体資料を参考にさせていただいております。
  • グノシーはやや男性比率の方が高く、10代から50代以上まで偏りなく各年齢層のユーザーが存在している
  • ニュースパスは男性が6割を占め、KDDIの端末にプリインストールされていることもあり年齢層は40-50代以上が多め
  • LUCRAは女性向けのアプリで、働いている20-30代がボリュームゾーン
  • auサービスTodayは男女比がほぼ半々で、50代以上が過半数を占める。

これらに加えて、筆者がGunosy Promotion Adsを実際に運用した際の体感値になりますが、印象としては下記3つの特徴が挙げられます。

1.アプリの起動が生活に組み込まれているユーザーが多い

移動時間や休憩時間、寝る前などの空き時間や、速報性のあるニュースの通知が来た時など、隙間時間の決まったタイミングで何度も起動される傾向が強いです。常に一定量の広告表示が期待できるため、クリエイティブによる成果の変化を短いスパンで確認しやすいです。

2.アプリ起動時点で、活字を読むモチベーションが高まっていることが多い

ニュース記事に囲まれたインフィード枠だからこそ活字がしっかり読まれていることが想定できます。広告もユーザーにとって「コンテンツ情報」であることに変わりないため、テキストの僅かな違いがクリック率(CTR)に大きく影響しています。

3.便利/お得グッズ系(占い、キャリアキャンペーン、美容、漫画サブスクリプション、アプリなど)の流行りものへの感度が高い

コンテンツの特性上情報の鮮度が重要なため、夏に向けた美容健康商材(例:脱毛、ボディライン補正商材)などタイムリー性の高いものや、娯楽ツール(例:占い、ゲーム、アプリ)などエンタメ的見せ方ができるもの、概してコンバージョンハードルの低い商材は反応が良い傾向があります。反対に、購入までの検討期間が長い商材や、第三者との相談を伴うような高単価の商材は、資料請求等のステップを省いた直接の購入には結びつきにくいと考えられます。

Gunosy Promotion Adsは幅広い層のユーザーに広告を配信できるプロダクトです。その一方で、「情報収集のモチベーションが高く、購入ハードルの低い商材であれば衝動的なコンバージョンにも結びつきやすい」点は性別年齢を問わないすべてのユーザー層に共通した特徴といえます。

適切な配信設計とは?

幅広いユーザー層にリーチ可能なGunosy Promotion Ads。ではどの粒度までターゲティングが可能なのでしょうか。

ここでは設定が可能な項目をご紹介していきます。

グノシー、ニュースパス、LUCRA、auサービスTodayでは下記のデモグラフィックで出し分けが可能です。

OS iOS、android
性別 男性、女性、不明(=推定前)※「女性」を非選択の場合、LUCRAには配信されません。
年代 10代、20代前半、20代後半、30代、40代、50代以上(推定した年齢を含む)
地域 都道府県単位
キャリア au、docomo、ソフトバンク

性別や年齢の推定は、ユーザーが普段閲覧している記事や任意で設定している情報をもとになされています。つまり、速報性の高いニュースが発生したタイミングで新規ユーザー(=「不明」に該当するユーザー)の割合が増えるなど構成比が流動的に変化することも考えられますよね。

必要最低限のターゲティングがおすすめ

そのため、機会損失を防ぐという観点なら、初期の段階は「性別のみ」など必要最低限のターゲティングに留め、クリエイティブの表現によってさらにターゲットを絞り込むのも有効といえます。例えば女性向けの化粧品において、女性のみに配信×広告テキストに「40代」と記載することで特定年齢層のユーザーへ訴求していくイメージです。

自動入札を活かせるのもポイント

加えて、Gunosy Promotion Adsの自動入札ではユーザーが普段読む記事のジャンルなど様々なデータを加味して入札の強弱がなされています。ゆえに、できるだけまとまったデータで早期に機械学習を進められれば、それだけ購入見込みの高いオークションに投資しやすくなるのです。

特に、オリンピックやワールドカップといったアプリを開いた誰もが注目するようなニュースの多い時期には、属性判定前ユーザーの増加が予想されます。特殊なタイミングにおいては「あえて年齢層は限定しない設定にする」など、目的のセグメントに対して機会損失が発生していないかには十分に考慮したいですね。

利用できる広告フォーマット

運用上のポイントへと話を移す前に、クリエイティブの要件を確認しておきましょう。

クリエイティブが短文テキスト、長文テキスト、画像などで構成され、それぞれの規定は下記の通りです。

素材短文テキスト 全角:10文字~32文字
半角:10文字~64文字
長文テキスト 全角:50文字~75文字
半角:50文字~150文字
広告主体社名 12文字以内(全角半角問わず)
小画像 サイズ:W140~1,080pixel*H140~1,080pixel
縦横比:1:1
容量:1MB以下
※配信時には従来のW160×160pixelにリサイズされます。
※保証領域は中心から80% ※角丸は禁止
大画像 サイズ:W1,200*H628pixel 又は W600*H360pixel
容量:1MB以下
※保証領域は中心から80% ※角丸は禁止
リンク リンク先は1原稿に対し1箇所のみ。
原則、スマートフォンに最適化されていること。

画像サイズは、Google広告のレスポンシブディスプレイ広告やYahoo!ディスプレイ広告のレスポンシブ広告と同じものが使用可能です。別の媒体ですでに広告を配信している場合は、そのまま画像を転用できます。

運用時に気をつけるべきポイントは?出稿後のビジョンを描いてみよう

では、実際に運用を開始したのち、どのように成果を改善していく方法があるでしょうか。

ここからは、運用にあたり把握しておきたいポイントを3つ説明していきます。

①ユーザーの目に触れやすい枠で掲載を狙う

まず念頭に置いておきたいのは、クリック率が掲載枠や広告の表示機会に与える影響度です。筆者の運用時には、クリエイティブのクリック率が高かったときほど視認性の高い枠に表示され、ユーザーとの接触機会(インプレッション)も増える傾向にありました。ここで「視認性の高い枠」がどのように配置されているのか確認しておきましょう。

タブ内・タブ間の2つの軸で認知度が影響される

通常、視認性の高い枠というとフィード上部よりも下部の「縦方向の軸」がイメージされやすいかもしれません。ただ、Gunosy社のキュレーションアプリではもう一つ「横方向の軸」が存在しているといえます。その背景にあるのが、「トピック」「エンタメ」「スポーツ」などコンテンツがカテゴリごとに分類された「タブ」です。 コンテンツの閲覧されやすさは、タブ内フィードでいえば下部よりも上部、タブ間でいえば右寄りではなく左寄り(アプリ起動時のタブに近い位置)から順に有利になりそうだと考えられます。

もちろん、どのタブをよく閲覧するかがユーザーにより異なるのは間違いありませんし、不要なタブを削除したりタブの順番を自分好みに入れ替えたりとカスタマイズが可能ですが、一般的に左寄りのタブほど閲覧頻度が高くなりやすいため、その分表示機会も増えやすいかと思います。

また、一般的に、広告の掲載順位が決定される上で媒体側の収益性という観点を切り離すことはできません。おそらくそれはグノシーも例外ではなく、クリック率が高かったクリエイティブ(CPM課金の場合はCPMを高く設定したクリエイティブ)ほど、表示機会が多い枠での掲載が確認できました。

CTR=クリック率

表示機会を確保するためにも、クリエイティブ作成の際は「クリック率をいかに高めるか」の視点も持つと良いでしょう。

②クリエイティブ次第で大きく成果が変わる

広告の成果を決める要素には「ターゲティング(誰に)」「掲載枠(どこで)」「クリエイティブ(どうやって見せるか)」といったものが挙げられますよね。Gunosy Promotion Adsにおいて、最大のインパクトを持つのはクリエイティブであるといっても過言ではありません。クリエイティブを変更したことによりクリック率が上がり、広告掲載順位や接触ユーザーが変わった結果として、同じランディングページでありながら獲得数が大きく増えるケースもあります。

筆者の体感としては流行りの物やお得情報を求めるユーザーが多いため、トレンドや価格部分での強みを抽出し、テキストでしっかりとアピールするのも一つの改善策として有効でしょう。A/Bテストによる優劣もわかりやすいため、初めに訴求軸をしっかりと分けたクリエイティブを複数用意し、より成果が良かったものをベースにマイナーチェンジを重ねていくのがおすすめです。

とはいえ、ユーザーが始めにクリックする誘導枠だけではなく、ランディングページまでがクリエイティブだということも忘れずに。クリック率が上がったところで獲得に繋がらなければ本末転倒です。クリックの瞬間にユーザーは少なからず期待を抱いているもの。ランディングページへの遷移までを一連の流れとして、違和感やギャップがないかには十分に配慮したいですね。

③クリエイティブ要素の重要度はアプリによって比重が異なる

グノシーやニュースパスではテキストの寄与度が高く、LUCRAでは画像の寄与度が高い傾向にあります。

当然のことながら、グノシーやニュースパスはユーザーが「ニュース記事を読みたい」と思ったときに起動されています。また、広告が配信されるのはコンテンツに溶け込んだインフィード枠がメインです。そのため、目を滑らせることなく他のニュース記事と同じモチベーションで広告テキストを読んでもらいやすく、言い回し次第で大きく成果が変わってきます。

一方で、LUCRAは雰囲気を重視するユーザーの割合が多く、いかにアプリの世界観にあった画像を作成できるかが成果の鍵を大きく握る要素となっています。

また、テキスト作成の際の参考として、実際のアプリ内フィードに並んだニュース記事のタイトルが役立つはずです。例えば、セリフが含まれているものやクイズ調の表現は続きが気になってしまいますよね。ただし、もちろん誇大な表現は禁物。過度に期待を煽ったり誤解を与えたりするような内容を含んでいないかにはしっかりと留意するようにしましょう。

まとめ

GunosyAdsは活字を読むモチベーションや情報感度が高まっているユーザーにアプローチ可能な広告プロダクトです。媒体の特性上、運用者が配信する広告の一つひとつが、ニュースを求めに来たユーザーにとって立派な情報であるといえるのではないでしょうか。運用次第で大きく成果が変わってくる広告プロダクトなので、成果が合うポテンシャルのある商材をお持ちの方はぜひ出稿を検討してみてください。

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