離職に向き合う

離職に向き合う

先に説明しておくと、これは運用型広告経験者の方、20年卒で運用型広告の部署へ配属する予定の方、成果を上げることに強い興味のあるデザイナーの方へ向けた、弊社への転職を促すコンテンツです。

先月の発表以来、これまでと比較にならないほど、信じられないほどのお問い合わせを頂いています。我々なりに精一杯対応しているつもりですが、現状の組織形態、質、働き方を推し進めながらですと我々だけでは対応しきれないほどです。

それに伴い、運用型広告経験者を募集してます。また、20年卒で運用型広告の部署へ配属される予定の方で、「本当にこの会社でいいのかな?」と悩んでる方も募集しています。更に、ランディングページを手掛けるデザイナーさんも募集してます。圧倒的にコンバージョン率を上げるノウハウがあります。一次面接は人事と私とでスピーディーに行います。是非、ご応募ください。

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ここにいたからこそ、今の自分があるのだと思ってもらえるように

ビジネスとは社会のバグを改善することであり、社会をより良くするものでなければなりません。故に企業というものは特定の社会課題を解決するという大義の達成の為に存在しなければなりません。そこに例外は認められませんので、その前提で筆を進めます。

企業が特定の社会課題を解決するという大義の達成の為に存在するのだということであれば、企業の創業者及び経営者は、錦の御旗ならぬ、大義という名の旗を立てる役割を持っています。ともすれば、そこに集まるメンバーはその旗、またはその旗に集まっているメンバーに魅力を感じたメンバーで構成された、広義の意味で同じ志を持ったメンバーといえるでしょう。

この旗の方向性が頻繁に変わることは滅多なことがない限り起こりえませんが、人の心は企業ほど同じ長さのベクトルを持ち続けるというのは非常に困難だなと思います。特にこの日本においては、テクノロジーの発展、人口減少、景気減退、それだけに限ったことではありませんが、数10年前とは異なり、一社に一生添い遂げる、という人生ではとうになくなってきていますよね。

とはいえ、離職、というのは非常にさみしいものです。経営者にとってはどんなケースであれ、自身が信じておっ立てた「旗」自体が疑われた錯覚に陥ります。このプレッシャーに耐え切れず、組織化を断念した経営者を山ほど知っています。それほどこれは心にずっしり来ます。

「ちょっとお時間いただけませんか?」

このメッセージが好きな経営者は一人もいないはずです。

でもね、離職自体は仕方がないことなんです。抗えないことなんです。もちろん、そうならないようにメンバーの成長にあったステージを用意するだったり、ここで頑張りたいと思ってもらうのが経営者の務めではあるものの、全方位的にそれを救えないことだってあるのが現実です。それは事実上、経営者の負けと言えるかもしれません。

だからこそ、僕はある時を境に折り合いをつけました。どうやったら僕自身が後悔せずにメンバーの離職という事実と向き合えるのか。

それは単純で、独立するにしろ、転職するにしろ、「アナグラムにいたことで今の自分がある」といつまでも思ってもらえるように、見て見ぬふりをせずにこの現実にしっかりと向き合おうということでした。

教育基準は、10年後に1対1で食事に行きたいかどうか?

自身の心に折り合いをつけてから立てた方針が「10年後に1対1で食事に行きたいかどうか?」というものです。これはメンバー、マネジメントサイド、双方に言えることで非常にフェアな思想です。

マネジメントサイドはこの基準を元に教育を行います。本当の優しさというのはその人と上辺だけで刹那的にうまくやることではなく、その人の未来を見据えた行動だと思うからです。時に厳しいことも言うべきですし、その反対もしかりです。

また、マネジメントサイドとしても追い抜かされぬように、輝きを失わぬように絶えず進化し続けなければなりません。

ずっと一緒にできれば最高ですが、仮に袂を分かつことになろうとも、「あそこにいたことで今の自分がある」と思うような経験があれば、それは10年後に笑って食事に行っていると思うのですよね。

少なくとも、僕はそういう間柄ならば誘ってほしいと思っているし、誘ってもらえるレベルの人間であり続けたいと思ってます。そのためには彼ら、彼女らよりも一歩でもニ歩でも先を進んでいなければなりません。そして必要ならばその知見を共有し、人生をショートカットしてほしい。そのためには僕自身も今よりもはるかにイケてる存在であり続けなければいけない。これは全員が襟を正して生きていける非常にフェアな思想だなと思うのですよね。

今回のディールもこの思想の元に決断した一つです。

まとめ

我々のチーム全てでこういういったマネジメントが出来ているのかでいえば正直まだまだ課題は多く、問題点も見えている限りでも気の遠くなる程あるのが現在ですが、こんな思想をマネジメントサイドの全員が持ち合わせているのがアナグラムという会社です。

こういったことを含め、広義の意味ではアナグラムという会社は"人"自体がプロダクトと言える会社かもしれませんし、常にそうありたいと思ってます。卒業生の中には勢いのあるスタートアップで中心的に活躍しているメンバーもいれば、エンジェル投資家として、起業家として、経営者として、いずれもが日本を前進させるために活躍しているメンバーがいます。

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※上記の条件は2020年03月末まで本サイトからの直接ご応募のみ適用となります。

※この記事に対するアンサー的な記事は以下です。
参考:アナグラムのプロダクトは「人」。ともに倍速で次のステージへ

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