
2023年6月7日(水)、LINEのトークリストの最上部に限定して広告が出稿できる配信メニュー「Talk Head View」と「Talk Head View Custom」に、新たに動画自動再生の広告フォーマット「Auto play video」が追加されました。
参考:Talk Head Viewに動画自動再生の新フォーマット「Auto play video」提供開始|LINE for Business
これまで、Talk Head ViewとTalk Head View Customで使用できる広告フォーマットは「動画+静止画」または「静止画のみ」でした。今回新たに「動画自動再生」の広告フォーマットが追加されたことで、商品やサービスの世界観をよりリッチに伝えられるようになります。
この記事では、Talk Head ViewとTalk Head View Customで使用可能な広告フォーマット「Auto play video」の特徴を紹介します。
※Talk Head ViewとTalk Head View Customについて詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください


Auto play videoとは?
Auto play videoとは、Talk Head ViewやTalk Head View Customで利用可能な、動画が自動再生される新しい広告フォーマットです。
なんといってもAuto play videoの最大の特徴は、広告の表示サイズではないでしょうか。
従来の広告フォーマット(「動画+静止画」や「静止画のみ」)よりも約1.5倍大きなサイズ(ミドル)で表示されるため、トークリスト上でより存在感が出ています。
また、「動画+静止画」では静止画をタップした場合のみ、動画が拡大されて作成される仕様でした。これに対し「Auto play video」は広告をタップしなくても拡大サイズで自動的に動画が再生されるため、ユーザーに動画を見てもらえる可能性が高まります。
動画をタップするとより拡大して再生
さらにAuto play videoは、動画をタップしたか否かで動画の大きさが変わります。
ユーザーが動画をタップした場合
ユーザーが動画をタップすると、動画の表示サイズがさらに拡大(Expand video)します。タップ後も動画は再生し続けます。動画再生終了後、「詳細を見る」をタップでランディングページに遷移します。
ユーザーが動画をタップしない場合
ユーザーが動画をタップしなかった場合は、ミドルサイズのままで動画が再生されます。動画再生終了後の動きはユーザーが動画をタップした際と同様です。
なお、LINEアプリの「動画自動再生」の設定で「自動再生しない」を選択しているユーザーには、Auto play videoの代わりに「動画+静止画」が表示されます。
まとめ
Talk Head ViewやTalk Head View Customに動画自動再生の広告フォーマット「Auto play video」が加わったことで、LINEサービスで最もアクティブ性の高いトーク画面で商品やサービスの世界観をよりリッチに伝えられるようになったのはうれしいですね。大規模な広告プロモーションでのTalk Head ViewやTalk Head View Customの活躍がますます増えそうです。
一方で、動画をタップされるかどうかで動画の表示サイズが異なるため、再生数やその後のランディングページへの訪問率など、動画の冒頭次第でも広告の結果は大きく変わる可能性があります。
トークリストにいるユーザーの目的はあくまでメッセージを確認することです。よほど興味がある内容でない限り、動画はタップされない可能性もあります。たとえば、冒頭3秒にメッセージ性の高いコピーを入れるなど、ユーザーの関心を惹く工夫をすることで「Auto play video」のメリットを最大限活かしていきたいですね。
