株式会社ディー・エヌ・エー(Coopel)
株式会社ディー・エヌ・エー(Coopel)
イノベーション戦略統括部 Coopel事業責任者
松⽥ 知浩さま

「怪盗ロワイヤル」「逆転オセロニア」などのスマホ向けゲーム事業だけではなく、「Pococha」などライブストリーミング事業からヘルスケア・メディカル、スポーツなど様々な事業を展開する株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)さま。

今回弊社がご支援させて頂いたのはBtoB事業である、インターネット上のルーティン作業を自動化するソフトウェアロボット技術のRPA(Robotic Process Automation)のクラウド型RPAサービス「Coopel(クーペル)」。

「Coopel」の事業を拡大していくための全体像を描くプロセスにおいて、アナグラムとの取り組みを通じて、サービス利用者数の増加はもちろん、事業拡大のための長期的なロードマップの提案まで併走し、ご支援をさせていただきました。1→10の事業拡大の取り組みを通じてBtoB事業の知見の蓄積はもちろん、事業拡大のチャレンジを通じて戦略の道筋も立てやすくなったとのこと。

BtoBの新規事業において、サービスの事業コンセプトを踏まえ、事業拡大の全体像を描き、どのように課題を乗り越えていったのか、その取り組みの詳細をお伺いしてきました。

このインタビューは、2024年1月に行われました。

聞き手:アナグラム株式会社
アナグラムのクルー(執筆者)

ご利用サービス: リスティング広告運用代行

まずは御社のサービスについて、改めて教えてください。

松田:「Coopel」は日々のルーティン業務を自動化できるクラウド型RPAツールです。

各社費用体系は様々ですが、RPAのツールを導入する場合、ランニングコストだけでも月額数万円から数十万円以上かかるのが一般的です。さらに、ランニングコストに加えて初期導入費用やサポート費用などの追加料金が発生し、年間百万円以上かかることも少なくありません。

しかし、Coopelは初期導入費用も、導入後の追加費用もなく、月額5,400円(税別)でPRA導入できる点が大きな特徴です。

また、RPAツールに限らず様々なツールを導入するには、提供会社へ問い合わせを行った後、商談を経てツールを導入することが多いです。しかし、Coopelは問い合わせから導入までのフローを全てオンライン化することで、ツールの利用申し込みから最短3分で導入ができますので、その点もユーザーから大変好評頂いています。

松田さんはどのようなお仕事をされているのでしょう?

松田:Coopelの事業責任者として、サービス開発、CS(カスタマーサクセス)、販売窓口など事業全体の統括をしています。特に現在は、Coopelのサービス利用者数の増加を目標に、販路拡大のため営業パートナーの開拓を進めています。

選んだ決め手は「事業戦略を共に描けること」

どの様な課題を抱えてアナグラムにお問い合わせ頂いたのでしょうか?

松田:Coopelは、オーガニック検索を通じて一定の集客ができており、サービスの利用者満足度も順調に向上していました。しかし今後の事業拡大にあたり、Coopelの利用者数を増やしていくにはオーガニック検索以外にも力を入れる必要がありました。

Coopelでは、チームメンバー達はそれぞれが複数の役割を兼ねて担当しており、オーガニック検索以外にも力を入れようとした時に、Coopelの事業拡大の全体像を描いたり、Coopelのマーケティングの在り方などを検討するのに工数が足りない状況でした。

そのため、Coopelの事業拡大の戦略を一緒に描くことに共に動いていただける外部パートナーを検討した際に、アナグラムさんにお問い合わせさせていただきました。

アナグラムにお声がけ頂いたきっかけはなんだったのでしょう。

松田:アナグラムさんとは以前、弊社別部署にてお取り組みをさせていただいていました。当時の担当者からアナグラムさんの広告運用の成果だけではなく、事業パートナーとしての心強い対応に好印象をもっており、今回の新規事業でも真っ先にお声がけさせていただきました。

最終的に、アナグラムに決めていただいた理由をお伺いできますか。

松田:アナグラムさんは初回打合せの際、広告運用の配信設計だけに留まらず、ターゲット設定からそこに至るまでの思考過程、そしてターゲットに適したコミュニケーション手法の根拠をセットにしてご提案頂いたことがとても印象に残っています

たとえば、これまで積極的に配信をしてこなかったRPA導入を検討しているユーザーに向けたキーワードへの配信で新規利用者を増やす提案なども頂きました。

それまではCoopelの新規ユーザーはオーガニック流入が中心でしたが、マーケティングによって新規利用者の獲得を目指すためには「初心者に優しい」など導入後の利用シーンを伝える訴求ではなく、導入前に手間なく、簡単に始められる「クレジットカード登録不要」「有料化後も月額5,400円のみ」「3分で導入できる」などのサービスの特徴を訴求したほうがよいのでは、と毎回の提案では手段とその根拠を合わせて説明頂きました。

これらのやり取りからも、デジタル領域における専門性の高さは大前提として、クオリティの高い提案を頂きながら、これからのCoopelの事業戦略を共に描けるパートナーとしてとても心強いと思ったのが決め手です。

事業全体を俯瞰した視座の高い提案は、マーケターを1人雇ったかのよう

実際にお取り引きを始めてみてどうでしたか?

松田:広告配信での成果はもちろん、広告運用という従来の範囲を超え、サポートいただけたのは期待以上でした。

たとえば、営業パートナーをどう開拓していくかのアイデア出しやインフルエンサー施策のご提案、RPAの比較サイトにCoopelも掲載すべきか否か、営業が持ち歩くチラシについてなど、マーケティング周りで何か考える時の壁打ち相手になっていただいています。

そういった壁打ちやアイディア出しの時間により、アナグラムさんに依頼する前と比べて、Coopelの利用者数を増やすための事業全体の戦略を描いたり、事業の見通しを立てたりし易くなった実感があり、非常に有意義な関係を築けていることにとても満足しています。

他に印象的だった取り組みはありますか?

松田:広告配信から約1ヶ月後に頂いたLPのファーストビューの改善提案は、提案のスピード感はもちろん内容も印象に残っています。

従来のLPは、ファーストビューは「CoopelでRPAしよう」というシンプルなコピーでした。しかし、アナグラムさんとの取り組みでアプローチするユーザーを導入検討層から比較検討層へ範囲を拡大したことでCoopelの特徴を十分に伝えきれずにコンバージョン率に課題を感じていました。

そこで、アナグラムさんからファーストビューのコピーを「Coopelで業務を自動化し、コスト削減しよう」というサービスの特徴を伝えることと、CTA(Call To Action)も「無料ではじめる」から「クレジットカード登録不要」「30日間無料で使ってみる」など比較検討層にCoopelを使ってもらいやすい設計にしていただいたことで、コンバージョン率は従来から約2倍も改善しました。

毎日、事業改善を考えている私たちだからこそ思わず見落としてしまう部分に関しても改善提案いただきとても助けられているのと、アナグラムさんの仕事に対する圧倒的な主体性を心強く感じています。まるで、社内にマーケティング事業のトップマネ―ジャーを雇ったような視座の高さと、実行までのスピード感はとてもクオリティが高いです。

Coopelチームの一員としてアナグラムさんに入っていただいたことで、ご提案内容はもちろん、ご提案の背景にある思考プロセスなど仕事への取り組み方など、チーム全体に良い影響を与えていただいていると感じており、それもとても感謝しているポイントです。

どのような企業さんにアナグラムをおすすめしたいですか?

松田:広告運用はマーケティングの一部であり、マーケティングは経営に直結します

毎週の打ち合わせで頂く提案も、「Coopelのサービス利用者数を伸ばすために、何をすべきか」を常に考えてくれており、運用型広告という手段に囚われていません。「外部のパートナー」ではなく、文字通り「Coopel事業の1メンバー」として寄り添った提案と高い視座で携わっていただけるアナグラムさんには期待以上のご支援をいただいています。

そのためサービスの事業コンセプトは決まっているが、戦略の全体像を改めて描こうとしている企業さんは、一度お問い合わせすることをおすすめしたいです。

Voice Of AdOps担当者の声

事業責任者の立場である松田さんにとって、広告運用の数値報告よりは、Coopelの今後の事業拡大のロードマップにおけるアイディア出しに時間を使ったほうが有意義と考え、毎週の打ち合わせ時間の大半は事業拡大のためのアイディア出しに費やしました。

そのため、私も毎回の定例会にもっていく新しい施策やアイディアのアンテナを強く持つことが出来、広告運用者以上の視座の高さで日々、お仕事をご一緒できたことにとてもやりがいを感じています。

また普段から弊社を信頼頂き、提案した施策を実施しやすい環境を整えていただいたDeNAさまには大変感謝しております。このような環境を整えていただけるからこそ、弊社からも様々な視点での提案もしやすく、結果的に大きな成果に繋がったのではないでしょうか。

引き続き「Coopelのサービス利用者数を伸ばすために、何をすべきか」という視点を忘れず、さらなる飛躍に繋げられるようにご支援させて頂きます。

株式会社ディー・エヌ・エー
Coopel