Twitter広告で「市区町村レベル」の地域ターゲティングが利用可能に

Twitter広告で「市区町村レベル」の地域ターゲティングが利用可能に
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Twitter広告においてAds APIにて先行提供されていた「市区町村レベル」の地域ターゲティングが2021年4月21日から広告マネジャー経由でも利用可能になりました。

今まで日本では、広告マネジャー経由では「47都道府県レベル」での地域ターゲティングしかできなかったので、よりターゲティングの精度が上がることになりますね。

この記事では、そもそも地域ターゲティングとは何かの説明から、広告マネジャーでの「市区町村レベル」の地域ターゲティングの設定方法まで解説していきます。


地域ターゲティングとは?

地域ターゲティングとは、Twitter広告を配信するターゲットを特定の地域に絞り込むことができる機能です。

日本で使える地域ターゲティングは以下です。今回のアップデートで市区町村が追加されました。

  • 国(日本)
  • 地方(関東地方など)
  • 47都道府県(東京都など)
  • 市区町村(渋谷区など)

国よっては郵便番号を使ってターゲティングできますが、日本では郵便番号は使用不可です。

参考:地域ターゲティングと言語ターゲティング

なお、地域ターゲティングで活用される位置情報は、ユーザーの現在の位置情報と、最近の位置情報の履歴の組み合わせに基づいています。位置情報の把握に使われるシグナルは以下をご参考ください。

  • ユーザーのウェブIPアドレス
  • モバイルGPSシグナル
  • モバイルWi-Fiシグナル
  • ユーザーがツイートに含めた位置情報

地域ターゲティングの設定方法

それでは実際の設定方法を解説していきます。

地域ターゲティングは、広告グループの設定をする際に指定できます。


①広告グループ設定画面を開き、[オーディエンスの特性] をクリック。


②[場所] セクションで、ターゲティングする場所を入力。


③今回は「渋谷区」と入力してみます。該当地域がドロップダウンリストに表示されるので、右側のチェックボックスにチェックを入れて完了です。
設定時の注意点
地域ターゲティングの設定をする上で以下の点に注意しておきましょう。

・複数の地域をターゲティングする場合、広い地域とその地域内に含まれるより狭い地域の両方を同時に指定すると、広い地域のターゲティングが優先される


たとえば「東京都」と「渋谷区」を地域ターゲティングに設定した場合、より広い地域が優先され、広告は「東京都」のすべてのユーザーに表示されます。
個々の市区町村のみをターゲットにしたい場合は、地域ターゲティングの条件にその市区町村のみを追加するようにしてください。

より商圏の小さなビジネスやキャンペーンで活用しやすく

今回のアップデートでより、細かく配信地域を管理できるようになりました。

例えば、特定の市区町村限定のイベントやキャンペーンのプロモーションも可能ですし、店舗ビジネスを展開している広告主にとっては、店舗がある市区町村だけに広告を配信することも可能になります。

市区町村レベルの地域ターゲティングができなくてTwitter広告を諦めていた方や、都道府県レベルでのターゲティングでは成果が見合わなかった方、この機会にTwitter広告に取り組んでみてはいかがでしょうか?

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