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より簡単にターゲット設定が可能に
人の手ではカバーできない部分をテクノロジーのチカラでまかなう手法のひとつにGoogle広告の動的検索広告(以下、DSA)があります。一方で、成果をつきつめていく過程でさまざまなターゲティングを駆使したり、検索語句の調整をしたりと、削ったはずの手間が再びかかってくることも少なくないでしょう。
今回、DSAのターゲットとなるURLを把握しつつより簡単に取り組める方法、「現在お使いの広告グループのランディング ページ」をターゲティングとして利用可能となりました。
「現在お使いの広告グループのランディング ページ」を選択すると、現在掲載している検索広告のウェブページがターゲットとなります。既存の検索広告で利用しているランディングページにマッチする、まだアプローチできていない検索語句からの流入を増やすことが期待できます。検索広告のランディングページの入れ替えが頻繁でDSAまで管理しきれないといったケースでも役立ちそうですね。
ランディングページ単位の実績が確認可能に
また、動的検索広告におけるランディングページ単位の実績が確認可能になりました。
「動的広告ターゲット」タブから「検索語句」をクリックし、「ランディングページ」を選ぶと確認できます。また、「ランディングページ」タブでも表示ができます。
成果の高いランディングページ、あるいは成果につながっていないランディングページを容易に確認でき、いち早く把握可能です。
ちょっとした変更ですが、DSA導入のハードルを下げ、運用しやすさに対するうれしい変更ですね。これまでターゲット設定に悩みがありなかなかDSAに取り組めなかったという場合は、まずは「現在お使いの広告グループのランディング ページ」から取り組んでみてはいかがでしょうか。