Criteoで新規顧客も獲得できる、CCA(Criteo Customer Acquisition)とは?

Criteoで新規顧客も獲得できる、CCA(Criteo Customer Acquisition)とは?
この記事は最終更新日から約2年が経過しています。

「Criteoで効率的に新規獲得できたらいいのに……」
「CCAという言葉は聞いたことがあるけど、イマイチよくわからない……」

リターゲティング広告に強いCriteoですが、実は新規顧客の獲得へも役立てることができるのをご存知でしょうか。

この記事では、Criteoで新規顧客向けの広告配信メニューであるCCA(Criteo Customer Acquisition; クリテオ・カスタマー・アクイジション)について、わかりやすく解説していきます。

Criteoについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。


CCA(Criteo Customer Acquisition)とは?

CriteoのCCA(Criteo Customer Acquisition)とは、サイト未訪問の潜在顧客へリーチし、新規顧客へのアプローチを実現するメニューです。

具体的には、ユーザーの購入パターンや閲覧履歴、個々の興味・関心をベースに潜在ユーザーのスコアリングを行い、商品を購入する可能性が最も高いユーザーに対してダイナミック広告を配信できます。

Criteoの機械学習テクノロジーにより、ユーザー毎に最適な商品がレコメンドされるため、新規顧客のコンバージョン獲得に有効です。

CCA配信の仕組み

Criteoで新規獲得をするために使われるCCA(Criteo Customer Acquision)が、実際にどのようにして新規ユーザーの獲得を行うのかを、3ステップで簡単に説明します。

  • Step1 ユーザーデータベースの作成が行われる
  • Step2 オーディエンスのスコアリングが行われる
  • Step3 ユーザーの興味関心・行動に合わせた商品をレコメンドする

以下、Step1~3について、それぞれわかりやすく解説していきます。

Step 1 ユーザーデータベースの作成が行われる

Criteoが計測できるユーザーの過去3ヶ月間の閲覧/購入行動から、以下の情報を整理することで、CCAに必要となるユーザーデータベースの作成が行われます。

  • ユーザーが対象業種のWebサイトを最後に訪問してからの期間(例: 不動産Webサイトに広告を配信したい場合、競合の不動産Webサイトを最後に訪問してからの期間)
  • ユーザーが訪問済みの広告主Webサイト
  • ユーザーが頻繁に閲覧している商品カテゴリ
  • ユーザーの訪問頻度の高い配信面

これらの情報が整理されることで、Criteoの学習エンジンが購買・申し込みなどへの「モチベーションの高いユーザー」と「モチベーションの低いユーザー」を区別できるようになります。

Step2 オーディエンスのスコアリングが行われる

オーディエンスのスコアリングとは、ユーザーの購買モチベーションの高さの数値化です。

Step1で作成したデータベースから過去にコンバージョンした既存ユーザーを除外することで、「新規見込み顧客のみのリスト」が作成されます。

この「新規見込み顧客のみのリスト」に入っているユーザーに対して、Step1にて整理した情報をもとにスコアリングし購入見込みの高いユーザーを絞り込み、広告の配信が行われます。

Step3 ユーザーの興味関心・行動に合わせた商品をレコメンドする

最後に、ユーザーの持つ興味関心に合わせて、配信される商品が"商品カテゴリ単位"で決定されます。

つまり、自社商品を購入してくれそうなユーザーに対して、最も購入する可能性の高いカテゴリの商品が広告配信されます。

レコメンドまでの流れは以下のようになっています。

  1. 過去3ヶ月間にユーザーが閲覧・購入した商品に基づいて、ユーザーごとの興味関心を「商品カテゴリレベル」で整理する
  2. ユーザーの興味関心と一致する商品カテゴリの中から最も適切な商品をレコメンドする

「商品カテゴリレベル」とは具体的には以下のような粒度のものになります。

  • Tシャツ
  • パーカー
  • スニーカー
  • ハイヒール
  • ワンピース

CCA(Criteo Customer Acquisition)を配信するための条件

CCA(Criteo Customer Acquisition)を配信する際に必要となる条件や、気をつけておきたいことをまとめました。

配信する前に一度確認しておきましょう。

  • リターゲティング広告を実施済みであること
  • CPPF(Criteoのデータフィード)をWebサイトに実装してから3ヶ月以上経過している
  • 既存ユーザーの自動除外を行いたい場合は、90日間のCriteoリターゲティング配信が必要
  • 配信面の指定はできない
  • 原則として予算50万円/月 以上が必要
  • CROエンジン(CVR最適化のエンジン)のみ利用可能
  • 既存配信と同一のフィードしか使えない(CCAと既存配信とで分けてのフィード作成ができない)

CCAは、あくまでCriteoのリターゲティング配信にプラスして行うものになりますのでご注意ください。

【実際の活用事例】CCA導入3ヶ月でCPAが16%改善

弊社にて運用しているアカウントでCCAを配信した事例をご紹介します。

課題:リターゲティングキャンペーンのCPAが高騰していた。また、CTRが低下しておりオーディエンスが頭打ちになっている事がボトルネックだった。

施策:リターゲティングの10%のご予算にてCCAを導入

結果:3ヶ月間で配信開始前よりリターゲティングキャンペーンのCTRが0.1~0.2pt改善。Criteo全体のCPAが16%改善。

考察

A社では、リターゲティングのご予算の10%程度にて、リターゲティングキャンペーンと同時にCCA配信を行ったことで、3ヶ月間で配信開始前よりCTRが0.1~0.2%ポイント向上しCPAが16%改善しました。

新規ユーザーを増やすことでリターゲティングキャンペーンの直帰率の低下につながる懸念がありましたが、直帰率には大きな変化は見られませんでした。

このことからCCAは、購買モチベーションの高いユーザーに絞ってサイト訪問を促すことができる広告メニューということがわかりました。

まとめ

Criteoの新規獲得メニューであるCCA(Criteo Customer Acquisition)は、潜在ユーザーのスコアリングを行い、商品カテゴリレベルで商品をレコメンドする広告手法です。

ダイナミック広告・データフィード広告は商品数の多いWebサイトとの親和性が高く、まだまだリターゲティング広告のほうが主流なため、CCAのような新規顧客の獲得のための広告配信についての情報が多くはでまわっていません。

しかし、ダイナミック広告における新規顧客向けの広告配信は様々な媒体でリリースされるなど、今後ますます主流になることが予測されます。

今のうちからダイナミック広告・データフィード広告を利用し、新規獲得の幅を広げていきましょう!

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