[随時更新] Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)/Google ディスプレイネットワーク(GDN)で使える最新バナーサイズ一覧

※2016年9月30日:一覧表更新(GDNのレスポンシブ広告分を追加、各容量上限追加)

※2016年10月14日:一覧表更新(画像サイズ「1200×628」の容量上限を400KB→150KBへ変更)

Yahoo!のユーザー意識調査によると、イメージ広告はテキスト広告の2倍印象に残ると言われています。テキスト広告より印象に残りやすい分、イメージ広告のデザインはクリック率やコンバージョン率に影響しやすく、ディスプレイ配信面で潜在層のユーザーをターゲティングする際は、どのようにバナーデザインを展開し、テスト検証していくかが非常に重要な戦術となってきます。

と言っても、なんだかバナーの種類もたくさんあるし、都度サイズが更新されるし、Yahoo!とGoogleで入稿サイズも違うし、どこから手をつければ良いか分からない。お客さんに説明するのが大変。。 全サイズ作るリソースがない。。。そんな時は、カンニングペーパー代わりに本記事をご参照いただけますと幸いです。

  • YDN:入稿可能形式はjpg(jpeg)、gif、png。FLASHバナーやGIFアニメーションの入稿は不可。例外的に320×50サイズのみGIFアニメーションが入稿可能。
  • YDN:入稿可能なGIFアニメーションは広告掲載方式「ターゲティング」で「15秒以下(ループ禁止)」。
  • YDN:レスポンシブ広告は掲載面に応じてトリミングされる場合があります。画像作成前に、トリミング範囲を画像表示シミュレーターで確認することをお勧めします。
  • GDN:入稿可能形式はjpg(jpeg)、gif、png、swf。FLASHバナーやGIFアニメーションの入稿が可能。ただし、240×400、320×50、レスポンシブ広告はアニメーション不可。
  • GDN:入稿可能なGIFアニメーションは「30 秒以下(ループ含む)」「5fps(毎秒5フレーム)以下」。FLASHバナーは、「30 秒以下(ループ含む)」「24fps(毎秒24フレーム)以下」「Adobe Flash Player 4~10.1 のみ対応。他ver(10.2 など)は不可」。
  • GDN:レスポンシブ広告は掲載面に応じて、画像の端が最大5%水平にトリミングされる場合があります。また、画像内に占めるテキストの割合は、画像全体の20%以下にする必要があります。

[参照]

YDN:Yahoo!プロモーション広告:ディスプレイ広告の画像フォーマットYDNインフィード広告YDN:テンプレート広告仕様

GDN:Googleアドワーズ:イメージ広告GDN:レスポンシブ広告の要件GDN:ディスプレイ ネットワークに掲載されるレスポンシブ広告の作成

おおよその配信ボリュームを元に作成の優先順位を記載してありますので、ご参考いただければと思います。

  • 優先順位1…全バナーの中で唯一、YDN/GDNのPC/スマホ/タブレット配信面全てに対応している300×250のサイズ。必須。
  • 優先順位2…YDN/GDN 両方に対応するサイズ。300×250に加えできればここまでは確保しておきたいライン。
  • 優先順位3…優先順位2ほどではないがそこそこボリュームが期待できるサイズ。通常はこの10種類があれば十分。
  • 優先順位4…GDNに力を入れている場合はあるといいかもレベル。

Yahoo!とGoogle両方で配信できるもの > PCとスマホ両方で配信できるもの > 特定の媒体or特定のデバイスでしか配信できないもの

この順で配信ボリューム≒作成優先度が高まるイメージですね。

幸運にも短期間で全サイズを用意できる環境があればそれに越したことはないのですが、現場のリソース不足でそうは言っていられないことも多々あるかと思います。

全サイズのバナー完成を待っていて商機を逃してしまうくらいなら、配信ボリュームの大きい優先順位1の300×250サイズのみでプロモーションを開始。ある程度クリック率とコンバージョン率の高い勝利訴求が見つかってから全サイズのバナー作成を進めることでPDCAサイクルが早まり、結果的に早く成果が良くなるケースも多いように思います。

また、初めてバナー作成を行う際は、制作コストのかからないテキスト広告であらかじめABテストを行い、勝利した広告のコピーを元にバナーを作成することで、さらに制作のムダを省くことができます。

■いくつかの注意点

・枠サイズより小さいサイズのバナーも配信される

現状、広告配信枠のサイズとバナーサイズが完全に一致していなくても、バナーが表示される場合があります。

例えば336×280サイズのバナーはないけど、300×250のバナーは入稿されている状態だと、336×280の枠に300×250のバナーが出る、といった具合ですね。

この場合、枠内に空白スペースが生まれるため、若干違和感のある配信になりますが、ここでは枠と完全に一致したサイズのバナーがなくても広告は表示されることは認識しておく必要があります。また、バナーが一切入稿されていない状態でも、テキスト広告がバナー枠に配信されるケースもあります。

・バナーの審査落ちについて

バナー入稿時によくあるのが、ガイドライン違反による審査落ち。特に多いのが、広告を行うサイト(ブランド)のロゴや商品名がないケース。

かきいれ時の大型連休前に入稿し、審査通過を確認して安心して帰宅。連休明けに出社すると全て審査落ちでほとんど表示されていなかった……なんてとても洒落にならない事態ですが、結構この手のトラブルは多く、毎年全国各地の運用担当者が阿鼻叫喚の渦に巻き込まれています。

特にYDNは仮に審査を通過した後でも、後日の再審査で広告が停止されていることも多いため、入稿時は必ず、広告を行うサイト(ブランド)のロゴや商品名が記載されているか、事前チェックを行いましょう。さらなるリスクヘッジとして、入稿タイミングを週末金曜日ではなく、週初の月曜日にすることも有効です。

また、システムやサイトの警告メッセージやクリックを模倣したバナーも不可となっているのでこちらも注意が必要です。

■まとめ

以上、バナー画像の入稿サイズや仕様について最低限知っておくべき概要をまとめてみました。

今後検索連動型広告への参入企業が増え続け、検索の市場が煮詰まれば煮詰まるほど、クリック単価も伸び続け、限られたパイの奪い合いがさらに過熱することは想像に難くありません。そんな中ディスプレイ広告は、広告掲載されるサイトやブログが増えれば増えるほど配信面も増えるため、検索と比べるとクリック単価の高騰も緩やかな傾向にあります。

顕在化していない潜在ユーザーに向けた広告ということもあり、複雑・難解な苦手イメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、幸いこの数年でターゲティングの精度も見違えるほど上がっています。ユーザーの志向や行動をしっかり分析して、届けるべき人に適切なメッセージ(広告)を表示することで、新しいユーザーの獲得・ビジネスの拡大にこれほど適したツールもありません。

そのために仕様や仕組みをしっかり把握し、改善スピードを上げて、常に時勢に合ったクリエイティブを探し続ける努力を行った人だけが、生き残りの精度を上げていけるのだと思います。

また、当たり前のことですが、ユーザーにとって「出自がはっきり分かり」「不当にクリックを誘わない」明解なバナーが求められていることを念頭に置き、バナー制作の舵取りを行うことも大切です。バナー作成に関しては以下の記事を参考にしてください。

参考:[発注書付]リスティング広告担当者がイメージ広告(バナー広告)を発注する際に気をつけている8つのこと

それでは、Have a nice display ad life!
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Shigero Morino

Shigero Morino

アナグラム株式会社 運用型広告エキスパート。 雑誌編集者、商社マンを経てリスティング広告の世界へ。某広告代理店にて、100案件以上のリスティング広告の運用改善を手がけた後、2014年7月からアナグラム株式会社に参画(現職)。ボトルネックの見極めと成果にコミットする運用が信条。社内イベントでは、人数分のバースデーケーキを瞬時に切り分けるケーキカットおじさんとして活躍中。