Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(以下、YDN)で2017年4月11日から新たに3サイズの画像が追加できるようになりました。すでに管理画面、YDNキャンペーンエディターからも登録ができます。
参考:【YDN】入稿画像サイズ追加について - Yahoo!プロモーション広告
新サイズの画像が追加
今回追加された新サイズは以下の通りです。
- 600ピクセル×500ピクセル(PC&タブレット・スマートフォン共通)
- 640ピクセル×200ピクセル(スマートフォンのみ)
- 640ピクセル×100ピクセル(スマートフォンのみ)
※画像サイズの単位はピクセル(横×縦)
※ 150KB以内
※拡張子「.jpg」「.jpeg」「.gif」「.png」
今回追加された新しい画像サイズはそのままのサイズで掲載されるのではなく、従来からあった以下のサイズへそれぞれ縮小されて表示されます。なお、縮小にあたって画像がトリミングされることはありません。
・600×500 → 300×250
・640×200 → 320×100
・640×100 → 320×50
※画像サイズの単位はピクセル(横×縦)
デバイスサイズに合わせ画像を伸縮
また、2017年7月以降でデバイスサイズに合わせて画像を伸縮して表示することも発表されています。伸縮されるのはスマートフォンのみです。
デバイスや画面サイズは多様化しており、同じ配信枠でもデバイスの大きさによって生じている、余白がある状態で掲載されている状態を解消することを目的としています。ただし、従来のサイズの画像が拡大して表示された場合には、これまでに比べて画質が悪くなってしまう可能性があります。そこで今回、従来の2倍にあたる画像サイズが導入されたわけですね。
従来のサイズと新サイズ、どちらかのサイズのみしか配信されない広告枠はないとのことなので、画質が悪化する恐れのある場合は特に新サイズを準備しておくことをオススメします。
スマートフォンで画像広告がどのように掲載されているのかイメージを確認したい場合には、「画像広告のスマートフォン表示シミュレーター」が用意されています。そちらでiOS・Androidの特定機種での掲載イメージを確認することが可能です。スマートフォンからも利用可能なので、実際に近い環境でも確認ができますね。
広告クリエイティブには画質も重要
※画像引用元:画像広告のスマートフォン表示シミュレーターのサンプルより
上記は、先ほど紹介した「画像広告のスマートフォン表示シミュレーター」の従来のサイズと新サイズの画像を比較したサンプルです。画像の解像度をどう感じるかに個人差はありますが、スマートフォンのカメラもディスプレイも、ますます高解像度になっています。それに伴い、FacebookやInstagramでも解像度の高い画像を目にする機会も多いのは間違いありません。まずはシミュレーターを利用して、現状の画質との見え方の違いをユーザー目線で確認してみるのが良さそうです。
ちなみにGoogle アドワーズでも、スマートフォン向けの「320×50、320×100」では高解像度ディスプレイに対応した2倍サイズの画像が入稿できます。(現状、画像登録は管理画面からのみ可能です。)YDNと同サイズなので合わせて設定を検討したいですね。