Yahoo!検索広告に検索連動型ブランディング広告が登場

Yahoo!検索広告に検索連動型ブランディング広告が登場

2021年4月1日、Yahoo!広告 検索広告に検索連動型ブランディング広告が追加されました。

参考:【検索広告】検索連動型ブランディング広告の提供開始 – Yahoo!広告 

今回は検索連動型ブランディング広告の概要から掲載のイメージ、掲載までの流れを解説します。


検索連動型ブランディング広告とは

引用元:セールスシート – Yahoo!広告

検索連動型ブランディング広告とは、指定した検索キーワードに連動してYahoo! JAPANのウェブ検索結果の広告掲載位置の最上部にバナー広告を掲載できる予約型のプロダクトです。

Yahoo!広告では以前、ウェブ検索した際に検索結果画面の最上部に広告バナーが表示される「プレミアムサーチディスプレイ」という予約型のプロダクトがあったのですが、その復刻版とも言えるのがこの検索連動型ブランディング広告です。

参考:【事例】ブランドパネルとサーチディスプレイの活用で、アクセス数が約17倍に増加 – Yahoo! JAPANの最新マーケティング情報

テキストの広告よりも視覚的なアプローチが可能となり、商品・サービス・キャンペーンを効果的に伝えることができます。

掲載は最低7日間~1キーワードあたり500,000円~ほどの単価で、掲載できるキーワードは企業名・商品名・サービス名など広告主様固有と想定されるものに限られます。

検索連動型ブランディング広告の掲載イメージ

検索連動型ブランディング広告では検索結果上部に表示するメインバナーの他に2つのオプションがあります。それぞれどのように掲載されるかを見ていきましょう。

メインバナー

引用元:セールスシート – Yahoo!広告

Yahoo! JAPANのWEB検索結果1ページ目上部に表示されるバナーです。静止画1本、あるいはカルーセル3本のいずれかを入稿します。

メインバナー+バナーオプション

引用元:セールスシート – Yahoo!広告

メインバナーと同一ドメインのオーガニック検索結果の下に画像を掲載するオプションで、メインバナーと同一ドメインのオーガニック検索結果が1ページ目の上位3件以内にない場合は掲載されません。

バナーオプションは、メインバナーを申し込んだ場合に申し込みが可能です。

メインバナー+バナーオプション+連結オプション

引用元:セールスシート – Yahoo!広告

バナーオプションにて装飾されたオーガニック 検索をメインバナーに近接して表示するオプションです。

イメージごとの条件

掲載イメージごとの、期間や料金といった条件の一覧はこちらです。

メインバナー(静止画)メインバナー(カルーセル)バナーオプション連結オプション
掲載期間7日~2カ月以内7日~2カ月以内メインバナーに準じますメインバナーに準じます
料金500,000円~500,000円~別途別途
入稿本数1キーワードにつき1本1キーワードにつき3本1キーワードにつき2本
入稿サイズ(PC・スマートフォン)640 pixel x 360 pixel640 pixel x 360 pixel640 pixel x 360 pixel
掲載サイズ(PC)アスペクト比 16:9アスペクト比 16:9横 200pixel 固定 アスペクト比 16:9
掲載サイズ(スマートフォン)320 pixel × 180 pixel320 pixel × 180 pixel縦 120pixel 固定 アスペクト比 16:9
ファイルサイズ(PC・スマートフォン)150KB以内150KB以内150KB以内
ファイル形式(PC・スマートフォン)JPEGJPEGJPEG


検索連動型ブランディング広告の掲載の流れ

検索連動型ブランディング広告の実際の掲載の流れを解説していきます。Yahoo!広告の管理画面から簡単に申し込むことができます。

1.広告管理画面の[ツール]タブから[検索連動型ブランディング広告]を選択します。

2.申込履歴の下にある[検索連動型ブランディング広告申し込み]を選択します。

※ツール管理権限を保有するYahoo! JAPANビジネスIDのみ、申し込みが可能です。

3.申し込みページに遷移後、お客様情報を入力します。掲載開始希望日は申込日の翌日から数えて5営業日以降、または30日以内の日付に限られますのでご注意ください。 

4.[PC掲載用URL1]に広告配信を行うURLを入力すると、掲載可能なキーワードが[提案キーワード]として表示されます。

この中から掲載に利用したいキーワードを最大5つまで選択します。

※選択したキーワード数に応じて料金がかかるので注意してください。

5.選択したキーワードの一致方法と除外したいキーワードを最大5つまで入力します。

6.メインバナーのみもしくはメインバナーとバナーオプションの組み合わせとフォーマットを選択します。

7.広告配信に使用するURLとバナー画像を選択します。

キーワードの確認を行ったURL(=PC用掲載URL1)とメインバナーに入稿するURLのドメインは一致している必要があります。

バナーオプションは第1ドメインがメインバナーの入稿URLと一致している必要があります。

8. 申込金額を確認し、「広告取扱基本規定」を読み問題なければ「記載内容に同意します。」のチェックボックスにチェックを入れ、「確認する」を選択します。確認画面に遷移後、送信ボタンを押すと申し込みが完了します。

審査完了後に、審査結果・申込結果が申込・入稿を行ったYahoo! JAPANビジネスID宛てにメールで送られます。

掲載レポートは検索連動型ブランディング広告のトップ画面から確認ができ、掲載の翌日中に数値が反映されます。

レポートは日次で出力され、確認できる指標は以下のとおりです。

  • 日付
  • デバイス
  • 申し込み番号(お申し込み時に付与される番号)
  • 検索クエリー
  • 画像種別(メインバナー/バナーオプションのいずれかが表示されます)
  • 掲載位置
  • PV数
  • クリック数

検索連動型ブランディング広告の活用方法

活用するシーンとしては、テレビCMや新聞、雑誌など他媒体での露出があるなど、ブランド名の検索数を意図的に増やしているタイミングが相性が良い商品です。

例えばテレビCMで「○○で検索」や「続きはWebで」などと検索を促し、テレビCMと同じテイストのバナーを掲載することで、ユーザーがCMを想起しクリックを後押しするといったメリットがありそうです。

その他、バレンタインデーやクリスマスといったイベント時に活用することで、イベントのキャンペーンをやっていることが検索画面で一目でわかるようになり、効果的にメッセージを伝えることができます。

検索連動型ブランディング広告の注意点

検索連動型ブランディング広告を利用する場合は以下の3点に注意しておきましょう。

運用型ではない

管理画面から申し込みができるものの、あくまで運用型ではなく予約型の広告です。そのため、配信を開始したものの成果が出ていないなどといった場合も、申し込み時に設定した配信終了日までは内容の変更や調整を行うことができません。

すべての広告主が使用できるわけではない

提案されるキーワードは主に企業名・ブランド名・商品名・サービス名であり、自社サイトのURLを入力するとキーワードが自動的に提案されます。

そのためキーワードが提案されない場合はこの機能を使用することができませんのでご注意ください。

提案キーワードは詳細な選定基準は不明ですが、ユーザーに対して利便性の高いコンテンツを提供しているなど、さまざまな要素から選定されているようで、テレビCMなどのブランディング施策に力を入れている、ブランド名の検索ボリュームが多いキーワードは比較的表示されやすいようです。

「売掛取引」(後払い方式)で支払いをしている必要がある

検索連動型ブランディング広告は、支払い方法が「売掛取引」(後払い方式)であるアカウントでしか利用できません。

「売掛取引」(後払い方式)は基本的に広告代理店のみの支払い方法であるため、広告代理店を通じて利用する必要があります。

まとめ

検索連動型ブランディング広告は、オフライン施策の組み合わせや、キャンペーン時に利用することで、相乗効果が期待できる広告メニューです。

現状ではURLを入力しても提案キーワードが表示されないアカウントも多いでしょう。表示されるキーワードが増えることを期待したいですね。


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Nozomi Matsuda

Nozomi Matsuda

アナグラム株式会社 クルー。学生時代よりインターネット広告に興味を持ち、士業の集客支援を行う事業会社で広告運用を経験。クライアントワークから運用まで一気通貫して行える点に惹かれ、2020年4月からアナグラムに参画。

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