Twitter広告、アカウントのブランドセーフティ管理機能(除外キーワードリスト)の使い方

Twitter広告、アカウントのブランドセーフティ管理機能(除外キーワードリスト)の使い方
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広告配信を行うとき、ブランドを毀損するような広告枠には表示させたくないと考えるのは当然ですよね。

Twitter広告においても、広告主のブランドを守るためのさまざまな機能が提供されています。

参考:Twitter広告プロダクトの管理機能 

今回ご紹介する「アカウントのブランドセーフティ機能」では、 広告主側でキーワード、アカウントユーザー名 を指定して、そばに広告を配信したくない投稿コンテンツをコントロール可能です。

この記事では、アカウントのブランドセーフティ管理機能の使い方と利用する際の注意点についてお伝えします。



アカウントのブランドセーフティ管理機能の使い方

アカウントのブランドセーフティ管理機能へのアクセスは少々分かりにくいかたちとなっています。

まず、Twitter広告マネージャーから任意のキャンペーンを選択し、広告グループの編集画面へ遷移しましょう。

「プレースメント」→「アカウントのブランドセーフティ管理」から

画面横に「アカウントのブランドセーフティ管理」の画面が開きます。

手動入力もしくはリストのファイルをアップロードして一括設定が可能です。(ファイル形式:CSV、TSV、TXT)

キーワード、アカウントユーザー名ともに最大2,000までアップロードが可能です。

設定したキーワードやアカウントユーザー名は、画面に再度アクセスして「×」ボタンをクリックすることで解除可能です。除外に関しては現状ファイルのアップロードなどでは管理できませんので、多くの内容をアップロードする際には間違いの無いよう注意しましょう。

利用上の注意点

アカウントのブランドセーフティ管理機能を利用する際には次の点に注意して取り扱うのをおすすめします。

アカウント単位での設定

任意のキャンペーン配下からアクセスが可能な機能ですが、あくまで設定が反映されるのはアカウント単位となります。

キャンペーンごとに異なったキーワードなどの指定はできませんのでご注意ください。

キーワードターゲティングでの除外設定とは対象が異なる

同様に除外を行う機能としてキーワードターゲティングでの除外設定がありますが、除外となる対象が異なるため注意しましょう。

キーワードターゲティングの除外は、特定のキーワードにエンゲージメントしたユーザーと検索結果を除外する機能です。これに対しアカウントのブランドセーフティ管理機能は、設定したキーワードが含まれるツイートや指定したユーザー名のアカウントのツイートに隣接した場所を広告の配信対象から除外します。

除外の対象がユーザーか広告配信の場所かの違いがありますので、除外を行いたい内容に応じてうまく使い分ける必要があります。

まとめ

今回ご紹介したのは、広告主の個別の事情に応じてカスタマイズが可能な除外機能です。

ほかにもTwitterでは、収益目的の自動化の疑いのあるアカウントを広告配信対象から除外したり、大多数のブランドが安全でないとみなすキーワードや、Twitterの広告ポリシーでターゲティングが禁止されているキーワードなどを世界的に管理しています。

あらためて安全な広告環境を維持するためのメディアの取り組みを理解しつつ、広告が広告主のブランドにネガティブに作用しないようにこれらの機能を活用していきたいですね。

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