Google 広告「広告表示オプション(自動)」とは?種類やメリット・デメリットなどを解説

Google 広告「広告表示オプション(自動)」とは?種類やメリット・デメリットなどを解説

Google 広告にて情報を補足してくれる広告表示オプションですが、広告表示オプションの種類はとても多く、すべてを手動で設定するには時間も手間もかかります。

そこで検討してみたいのが「広告表示オプション(自動)」です。

この記事では「広告表示オプション(自動)」の概要・種類からメリット・デメリットや設定方法までを解説していきます。

通常の広告表示オプションについては以下の記事で解説していますので、合わせてご確認ください。


広告表示オプション(自動)とは

「広告表示オプション(自動)」は自身でテキストなどを作成する広告表示オプションとは違い、広告の掲載向上につながると予測される場合にGoogleが自動的に広告表示オプションを作成し表示する機能です。

「広告表示オプション(自動)」には現時点(※2022年2月)で以下の種類があります。

  • 動的サイトリンク表示オプション
  • 動的構造化スニペット表示オプション
  • 住所表示オプション(自動)
  • 動的コールアウト表示オプション
  • アプリリンク自動表示オプション
  • 動的画像表示オプション
  • 販売者評価表示オプション
  • 長い広告見出し

広告表示オプション(自動)の中には通常の広告表示オプションと同様の表示形式で配信、同時に設定した場合は通常の広告表示オプションが優先的に配信されるものが存在します。(※2022年 2月現在)

通常の広告表示オプションと同様の表示形式で配信される 通常の広告表示オプションで設定されていた場合に配信されない 広告表示オプション(自動)のみ配信できる表示形式
動的サイトリンク表示オプション --
動的構造化スニペット表示オプション --
住所表示オプション(自動) --
動的コールアウト表示オプション --
アプリリンク自動表示オプション --
動的画像表示オプション --
販売者評価表示オプション -- --
長い広告見出し -- --

広告表示オプション(自動)を使用する際のメリット

広告表示オプション(自動)には以下のメリットがあります。導入を検討する際の参考にしてみてください。

通常の広告表示オプションよりも導入しやすい

広告表示オプションはユーザーにより詳しい情報を届けられることに加え、広告ランクにも加味されるため、設定しておいたほうが良い機能です。以前から広告配信をしているアカウントでも、追加するテキストを考えたり、設定項目が多いことで広告表示オプション自体の設定を後回しにしている方もいるのではないでしょうか。

広告表示オプション(自動)を使用すれば機能を設定のオンオフのみで切り替えることが可能なので、導入が非常に容易です。

また、Google広告公式ヘルプページによると広告の掲載結果向上につながると予測される場合に、広告表示オプション(自動)が自動的に作成されますが、ビジネスにあった通常の表示オプションはすべて設定しておくことを推奨しています。

参考:広告表示オプション(自動)について

広告表示オプション(自動)でしか配信できない広告表示オプションが存在する

「販売者評価表示オプション」「長い広告見出し」は広告表示オプション(自動)でしか配信できない広告表示オプションです。

特に「販売者評価表示オプション」は5つ星評価や、受け取った評価数が掲載され、口コミが重視される商材・サービスにとっては表示させたい広告表示オプションです。

ただし、「販売者評価表示オプション」は表示されるための要件が存在し、詳細は後述いたします。

広告表示オプション(自動)を使用する際のデメリット

広告表示オプション(自動)の設定に際してはデメリットもいくつか存在します。

意図していない表現・テキスト・画像で広告表示オプション(自動)が配信される可能性がある

広告表示オプション(自動)は各形式においてランディングページ等の情報をもとに動的に作成してくれますが、動的であるために意図していない表現で表示されてしまう場合があります。

特に動的画像表示オプションはランディング ページ内の画像の検出および抽出が自動的に行われるため、場合によっては訴求したい商品や内容とは別の画像が表示されてしまう可能性もあります。

そのため、表現に注意を払わなければいけない商材や特定のテキストでしか配信できない商材(薬機法が適用されるような商材など)については広告表示オプション(自動)は使用せず通常の広告表示オプションで設定することをおすすめします。

各広告表示オプション(自動)ごとの数値のみしか成果を確認できない

広告表示オプション(自動)では通常の広告表示オプションよりも表示回数やクリック数などの数値を確認できる粒度が荒くなります。

例えばサイトリンク表示オプションで比較してみると通常の広告表示オプションでは各テキスト・リンクごとに数値を確認することが可能ですが、広告表示オプション(自動)では「動的サイトリンク表示オプション」とひとまとめでの数値でしか確認することができません。

通常の広告表示オプション:サイトリンク表示オプション
広告表示オプション(自動):動的サイトリンク表示オプション

そのためテキストや訴求などで細かい数値を確認したい場合には、広告表示オプション(自動)ではなく通常の広告表示オプションでの設定をおすすめします。

広告表示オプション(自動)の設定・解除方法

実際の設定・解除方法について確認していきましょう。

①左のタブから「広告と広告表示オプション」→「広告表示オプション」をクリック

②一番下までスクロールし「広告表示オプション(自動)」をクリック

③右上の「詳細」→「詳細設定」をクリック

広告表示オプション(自動)を設定すると、このページに数値成果が表示されます。

④該当の広告表示オプション(自動)をオン・オフにする

今回は動的サイトリンクを例に挙げています。ここでオンまたはオフを選択し「保存」をクリックで設定完了です。

※「保存」ボタンをクリックしないと設定完了とならないため注意してください。

広告表示オプション(自動)だけで利用できる機能

広告表示オプション(自動)のみ配信できる表示形式である「販売者評価表示オプション」「長い広告見出し」と「動的画像表示オプション」に絞って解説いたします。

販売者評価表示オプション

販売者評価表示オプションは、広告に「5つ星評価」「受け取った評価の数」「評価が得られた理由」などの口コミ等を表示できる機能です。

これらの評価は「Google カスタマーレビュー」や「Google が主導するショッピング関連の調査で得られた集計済みのパフォーマンス データ」「ショップのドメインに対するショッピングレビュー」などのデータに基づいて算定されます。

また、表示が可能となるにも以下の条件が必要となるため、この広告表示オプションを使用していく場合は注意してください。

  • 弊社で Google カスタマー レビューやサードパーティのレビュー パートナーを通じて、過去 12 か月以内にその国のクチコミ(販売者評価を行うのに十分なレビュー数)を受信した場合。必要なレビュー数は販売者によって異なりますが、ほとんどの場合、有効なレビューが 100 件以上になると評価が取得されるようになります。
  • 弊社またはそのパートナー、あるいはその両方がお客様のサイトの調査を完了した場合。
  • テキスト広告の評価が平均および複合で星 3.5 個以上
  • 現在、Google では平均評価が星 3.5 個に満たない場合でも販売者評価を表示できます
  • 広告の表示 URL のドメインが、弊社が評価を付けたドメインと一致

参考:販売者評価の広告表示オプションについて

長い広告見出し

長い広告見出しは拡張テキスト広告において、広告に設定した表示URLを参照に広告見出しの前後に表示 URL を自動で挿入する機能です。

例:最終ページ URL:www.example.com/chromebook
  広告見出し 1:【公式】Chromebook 最新型
  広告見出し 2:購入はこちらから

配信時の広告見出し:www.example.com - 【公式】Chromebook 最新型

現在(※2022年2月)長い広告見出しは拡張テキスト広告でのみ表示される仕様です。

長い広告見出しの設定をオンにした場合、上記のように広告見出しの前後に表示URLが自動で挿入されるため、表示URLを表示させることで正規のサイトであることを訴求することができるなどのメリットが考えられます。

ただし、ユーザーの目に留まりやすい広告見出しでは確実に商材・サービスの強みなどの各テキストを表示させたい場合は設定をオフにすることをおすすめします。

動的画像表示オプション

動的画像表示オプションは広告で設定しているランディング ページから関連性の高い画像を自動的にピックアップし、画像表示オプションとして表示してくれる機能です。

通常の画像表示オプションについてはこちらの記事を参考にしてみてください。

まとめ

広告表示オプションはユーザーにより多くの情報を届けるのに便利な機能であり、ほとんどの場合で設定しておいて損はありません。しかし、広告表示オプション(自動)の場合、訴求したい内容が必ずしも表示されるとは限らないため、通常の広告表示オプションの設定がどうしても配信開始までに間に合わないなど、やむを得ない理由があれば広告の有効性などを引き上げるためにONにするのも有効的な使い方の一つです。

広告表示オプション(自動)は便利な半面、それぞれにデメリットも存在します。Googleの推奨する設定は通常の広告表示オプションと広告表示オプション(自動)の併用ですが、アカウントに合わせて最適な設定方法を模索することをおすすめします。

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Jungo Nagai

Jungo Nagai

大学時代にサッカークラブのスタッフとして従事。その後大学院にてスポーツ参加を促す研究に取り組む。現在はお客様のビジネスのお手伝いができるようリスティング広告などの運用を行っています。無印良品が好き。

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