Google 広告「自動生成アセット(旧:広告表示オプション(自動))」とは?種類やメリット・デメリットなどを解説

Google 広告「自動生成アセット(旧:広告表示オプション(自動))」とは?種類やメリット・デメリットなどを解説

Google 広告にて情報を補足してくれる広告表示オプションですが、広告表示オプションの種類はとても多く、すべてを手動で設定するには時間も手間もかかります。

そこで検討してみたいのが「アカウント単位の自動生成アセット(旧名称:広告表示オプション(自動))」です。以降「自動生成アセット」と呼びます。

この記事では「自動生成アセット」の概要・種類からメリット・デメリットや設定方法までを解説していきます。

通常の広告表示オプション(現在の名称は「アセット」)については以下の記事で解説していますので、合わせてご確認ください。

自動生成アセットとは

「自動生成アセット」は自身でテキストなどを作成する広告表示オプションとは違い、広告の掲載向上につながると予測される場合にGoogleが自動的に広告表示オプションを作成し表示する機能です。

「自動生成アセット」には現時点(※2024年6月)で以下の種類があります。

  • 動的サイトリンク
  • 動的コールアウト
  • 動的構造化スニペット
  • 販売者評価
  • 長い広告見出し(※)
  • 自動生成アプリ
  • 自動生成住所
  • 動的画像
  • 動的なビジネスの名前
  • 動的なビジネスのロゴ

※「長い広告見出し」は以前の広告フォーマット(拡張テキスト広告)を対象としたものであるため、現状は表示されないものと思われます

「自動作成アセット」とは違うもの?

名前がよく似たものに「自動作成アセット」という機能があります。これらは別々の機能ですので注意しましょう。

「自動作成アセット」は、レスポンシブ検索広告へ広告見出しと説明文を自動的に作成して追加する機能です。ランディングページや既存の広告、広告グループのキーワードなどから、関連性と予想パフォーマンスを基に生成されます。

アカウント単位で設定する「自動生成アセット」に対して「自動作成アセット」はキャンペーン単位で設定が可能です。

参考:自動作成アセットについて - Google 広告 ヘルプ

自動生成アセットを使用するメリット

自動生成アセットには以下のメリットがあります。導入を検討する際の参考にしてみてください。

通常の広告表示オプションよりも導入しやすい

広告表示オプションはユーザーにより詳しい情報を届けられることに加え、広告ランクにも加味されるため、設定しておいたほうが良い機能です。以前から広告配信をしているアカウントでも、追加するテキストを考えたり、設定項目が多いことで広告表示オプション自体の設定を後回しにしている方もいるのではないでしょうか。

自動生成アセットを使用すれば機能を設定のオンオフのみで切り替えることが可能なので、導入が非常に容易です。

また、Google広告公式ヘルプページによると広告の掲載結果向上につながると予測される場合に、自動生成アセットが自動的に作成されますが、ビジネスにあった通常の表示オプションはすべて設定しておくことを推奨しています。

参考:アカウント単位の自動生成アセットについて

自動生成アセットでしか配信できない広告表示オプションが存在する

「販売者評価表示オプション」「長い広告見出し」は自動生成アセットでしか配信できない広告表示オプションです。

特に「販売者評価表示オプション」は5つ星評価や、受け取った評価数が掲載され、口コミが重視される商材・サービスにとっては表示させたい広告表示オプションです。

ただし、「販売者評価表示オプション」は表示されるための要件が存在し、詳細は後述いたします。

自動生成アセットを使用する際のデメリット

自動生成アセットの設定に際してはデメリットもいくつか存在します。

意図していない表現・テキスト・画像で自動生成アセットが配信される可能性がある

自動生成アセットは各形式においてランディングページ等の情報をもとに動的に作成してくれますが、動的であるために意図していない表現で表示されてしまう場合があります。

特に動的画像表示オプションはランディング ページ内の画像の検出および抽出が自動的に行われるため、場合によっては訴求したい商品や内容とは別の画像が表示されてしまう可能性もあります。

そのため、表現に注意を払わなければいけない商材や特定のテキストでしか配信できない商材(薬機法が適用されるような商材など)については自動生成アセットは使用せず通常の広告表示オプションで設定することをおすすめします。

自動生成アセットごとの数値のみしか成果を確認できない

自動生成アセットでは通常の広告表示オプションよりも表示回数やクリック数などの数値を確認できる粒度が荒くなります。

例えばサイトリンク表示オプションで比較してみると通常の広告表示オプションでは各テキスト・リンクごとに数値を確認することが可能ですが、自動生成アセットでは「動的サイトリンク表示オプション」とひとまとめでの数値でしか確認することができません。

通常の広告表示オプション:サイトリンク表示オプション
自動生成アセット:動的サイトリンク表示オプション

そのためテキストや訴求などで細かい数値を確認したい場合には、自動生成アセットではなく通常の広告表示オプションでの設定をおすすめします。

自動生成アセットの設定・解除方法

実際の設定・解除方法について確認していきましょう。

①左のタブから「広告とアセット」→「アセット」をクリック

②「詳細」より「アカウント単位の自動生成アセット」をクリック

自動生成アセット を設定すると、このページに数値成果が表示されます。

③右上の「詳細」→「詳細設定」をクリック

④該当の広告表示オプション(自動)をオン・オフにする

今回は動的サイトリンクを例に挙げています。ここでオンまたはオフを選択し「保存」をクリックで設定完了です。

※「保存」ボタンをクリックしないと設定完了とならないため注意してください。

自動生成アセットだけで利用できる機能

自動生成アセットのみ配信できる表示形式である「販売者評価表示オプション」「長い広告見出し」と「動的画像表示オプション」に絞って解説いたします。

販売者評価

販売者評価表示オプションは、広告に「5つ星評価」「受け取った評価の数」「評価が得られた理由」などの口コミ等を表示できる機能です。

これらの評価は「Google カスタマーレビュー」や「Google が主導するショッピング関連の調査で得られた集計済みのパフォーマンス データ」「ショップのドメインに対するショッピングレビュー」などのデータに基づいて算定されます。

また、表示が可能となるにも以下の条件が必要となるため、この広告表示オプションを使用していく場合は注意してください。

  • 弊社で Google カスタマー レビューやサードパーティのレビュー パートナーを通じて、過去 12 か月以内にその国のクチコミ(販売者評価を行うのに十分なレビュー数)を受信した場合。必要なレビュー数は販売者によって異なりますが、ほとんどの場合、有効なレビューが 100 件以上になると評価が取得されるようになります。
  • 弊社またはそのパートナー、あるいはその両方がお客様のサイトの調査を完了した場合。
  • テキスト広告の評価が平均および複合で星 3.5 個以上
  • 現在、Google では平均評価が星 3.5 個に満たない場合でも販売者評価を表示できます
  • 広告の表示 URL のドメインが、弊社が評価を付けたドメインと一致

参考:販売者評価の広告表示オプションについて

動的画像アセット

動的画像表示オプションは広告で設定しているランディング ページから関連性の高い画像を自動的にピックアップし、画像表示オプションとして表示してくれる機能です。

通常の画像表示オプションについてはこちらの記事を参考にしてみてください。

まとめ

広告表示オプションはユーザーにより多くの情報を届けるのに便利な機能であり、ほとんどの場合で設定しておいて損はありません。しかし、自動生成アセットの場合、訴求したい内容が必ずしも表示されるとは限らないため、通常の広告表示オプションの設定がどうしても配信開始までに間に合わないなど、やむを得ない理由があれば広告の有効性などを引き上げるためにONにするのも有効的な使い方の一つです。

自動生成アセットは便利な半面、それぞれにデメリットも存在します。Googleの推奨する設定は通常の広告表示オプションと自動生成アセットの併用ですが、アカウントに合わせて最適な設定方法を模索することをおすすめします。

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