Google 広告「画像表示オプション」とは?利用要件から設定方法、注意点まで

Google 広告「画像表示オプション」とは?利用要件から設定方法、注意点まで

※2021年9月2日:最新の情報をもとに更新

Googleの検索結果で、以下のような画像つきの広告文を見かけたことありませんか?

ひときわ目を引くこの画像は、Google 広告の広告表示オプションのひとつである「画像表示オプション」です。2021年9月現在、一定の要件を満たしたアカウントで設定できます。


画像表示オプションとは?

画像表示オプションとは、Google 検索広告に画像を表示できる広告表示オプションです。商品やサービスと関連性の高い画像を設定することができ、検索広告をこれまで以上に目立たせることが可能です。

Googleの調査では、画像表示オプションを導入前後、モバイルでのクリック率が平均10%以上改善したという結果も出ています。

参考:画像表示オプションで魅力的な検索広告を配信する – Google 広告 ヘルプ

画像表示オプションの利用要件

画像表示オプションを利用するには、次の要件を満たしている必要があります。

  • アカウントの開設から90日以上が経過している
  • これまで広告ポリシーを遵守してきた実績がある
  • アカウントがデリケートなカテゴリやサブカテゴリ(例: 性的なコンテンツ、アルコール、ギャンブルなど)に属していないこと

参考:画像表示オプションについて – Google 広告 ヘルプ

画像表示オプションの画像の要件

画像表示オプション付きの広告文は、次のように表示されます。

画像表示オプションの画像は、説明文の横に表示されます。通常の広告文と同様、広告見出し3や説明文2は表示可能なスペースが十分にある場合に表示されます。

また、画像表示オプションで表示できる画像の要件は以下の通りです。

アスペクト比 スクエア:1:1(必須)
横向き:1.91:1(任意・推奨)

※画像登録時に、設定画面上で画像を切り抜くことができます。
掲載場所 Google.com、検索パートナー

※キャンペーンのネットワーク設定で「検索パートナーを含む」にチェックでYouTubeの検索結果にも表示できます。
ファイル形式 PNG、JPG、静止GIF
解像度(ピクセル)スクエア(1:1):最低 300×300/推奨 1200×1200
横向き(1.91:1):最低 600×314/推奨 1200×628
最大ファイルサイズ 5120 KB
推奨される画像のセーフエリア 重要なコンテンツを画像の中央80%に配置する
設定上限数 広告グループ単位:20枚
キャンペーン単位:上限なし

※キャンペーンと広告グループにそれぞれ画像を設定した場合、広告グループの設定が優先されます。

画像表示オプションの設定方法

ここからは、画像表示オプションの設定方法をご紹介していきます。

広告管理画面の左メニューの「広告と広告表示オプション」より「広告表示オプション」を選択し、「+」をクリックします。

開いたプルダウンメニューから「画像表示オプション」を選択します。

追加先のキャンペーンもしくは広告グループを選択して「+画像」をクリックし、画像をアップロードします。

アップロードした画像を選択し、画像サイズの選択画面を表示します。

画像サイズ(アスペクト比)を選択していきます。1:1(スクエア)画像は必須です。今回は例として1:1の画像を選択し、右下の「画像比率 1 を選択」をクリックします。

また画像サイズ選択後の画面で、画像の切り抜き機能を使用してトリミングも可能です。

トリミング枠(赤のマス目)が表示されるので、トリミング枠を移動させて位置を調整したら「画像比率 2 を選択」をクリックして移動した画面で「保存」します。

選択した画像に間違いがないかの確認(左側)と、プレビュー上で画像が表示されているかを確認(右側)して、「保存」をクリックして設定完了です。

画像の設定時の注意点

ここでは、画像表示オプションの画像を用意するにあたり事前に知っておきたい、広告審査の要件や注意点についてお話していきたいと思います。

広告ポリシーに準拠した画像を用意する

画像表示オプションにも広告文同様に審査があります。審査落ちでよくあるのがロゴを設定しまうケースですね。ロゴは設定できないと覚えておきましょう。

どんな画像が不承認となるのか、要件は以下をご確認ください。

  • 画像に文字やロゴ、グラフィックを重ねている
  • 静止画ではない
  • 空白が多い
  • コラージュしている(例:複数の画像を一枚に結合している)
  • 画像の内容を識別できない(例:ぼやけた画像や不鮮明なもの)
  • 主題がわかりにくい・判別しづらい(例:過度な変形や歪み加工をした画像、切り抜き方に問題がある画像)
  • ヌード描写や性的な示唆を含む

参考:画像表示オプションのフォーマットの要件 – Google 広告ポリシー ヘルプ

ほかにも、文字やグラフィックを重ねている画像は使用できません。こちらも登録しないよう気を付けましょう。

文字やグラフィックを重ねている例
画像引用元:Google 広告ポリシー ヘルプの画像をアナグラムで加工

横向き(1.91:1)画像も登録する

横向き(1.91:1)の画像は省略可能です。ただし、現状は表示回数こそ少ない傾向ですが、テストでの表示にも使われているため、可能であれば追加しておくのがよいでしょう。

また、横向き画像にトリミングが可能な600×314ピクセル以上の画像を用意できれば、画像表示オプションの設定画面上で画像の切り抜きもできます。主題が判別できる程度の切り抜きが可能なら、トリミング機能を利用するのも良いでしょう。

ランディングページと関連性の高い画像を選ぼう

画像表示オプションを利用すれば、サービスや商品の魅力を視覚的にも伝えることができます。ランディングページと関連性の高い画像を利用して、サービスや商品に興味を持ってもらいましょう。


ここまで画像表示オプションについて解説してきましたが、クライアントによっては画像をすぐに用意できないケースもあると思います。そんなときに使いたいのが「動的画像表示オプション(ベータ版)」です。

次より、どんな機能なのかをご紹介していきます。

動的画像表示オプション(ベータ版)とは?

動的画像表示オプションとは、広告文で使用しているリンク先ページ内の関連性の高い画像を自動でピックアップし、広告文内ににその画像を表示する機能です。2021年9月現在、一部の広告アカウントのみで利用できます。

画像表示オプションとは異なり、画像を手動で設定する必要がないため、画像をすぐに用意できない場合や、大規模アカウントで異なる複数の画像を登録したい場合などに有効です。

参考:動的画像表示オプションについて – Google 広告 ヘルプ

動的画像表示オプションの設定方法

それでは、動的画像表示オプションの設定方法を説明します。

広告表示オプションの画面を開き、動的画像表示オプションの「オプトイン」をクリックします。オプトインはアカウント単位での設定になります。

次に、リンク先のページで使用している画像の法的権利の確認が求められます。法的に使用して問題がなければ、チェックボックスにチェックを入れて「有効にする」を選択で、動的画像表示オプションが有効になります。

通常の画像表示オプション同様、広告利用に問題のある画像が含まれている場合には利用を控えましょう。

また、画像表示オプションと動的画像表示オプションのどちらもを有効化している場合は、画像表示オプションが優先的に表示されます。Googleの推奨は画像表示オプションと動的画像表示オプションの併用ですが、意図した画像のみ表示させたい場合は、画像表示オプションの利用のみでも問題ありません。

最後に

画像表示オプションを利用すれば、サービスや商品の魅力を視覚的に伝えることができるため、サービスや商品への興味をより促すことができます。またGoogleの調査によれば、画像表示オプションの導入後、モバイル表示でのクリック率が平均10%以上改善したそうです。

広告のポリシー要件をクリアするためには多少の注意も必要ですが、基本的には画像を設定するだけで導入ハードルも低いため、まだ設定していないアカウントがあれば、設定しておきたいですね。

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Yuya Yamada

Yuya Yamada

アナグラム株式会社 クルー。実演販売で雑貨などの販売経験から飲食店向けにWebサイトの代理店販売を行う営業会社へ就職後、その会社でオウンドメディア立ち上げのスタートアップにアナリスト兼プロモーション担当として参画。その際にWeb広告に触れ、集客の難しさや奥深さを実感し、もっと運用型広告を学べる環境で自分のスキルを高めたい気持ちからアナグラムへ入社。人狼ゲームでいかに生き残るかをいつも考えています。

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