アカウントに設定済みの内容の予測データを簡単に取得
2016年10月18日(日本時間の10月19日)、Googleはキーワードプランナーに、Google アドワーズですでに掲載中のキャンペーンあるいはキーワードの掲載結果予測データと検索ボリュームの傾向を取得できる機能の追加を、Google+上で発表しました。
参考:Automatically import your existing campaigns into Keyword Planner
キーワードプランナーは新しいキーワードの検索ボリュームや傾向を、キーワードやランディングページを入力することによって、取得することができます。これまで、既存のキーワードのデータを取得するためには、個別にキーワードを入力するか、キーワードのリストをアップする必要がありました。
今回の機能追加により、ログインしているアカウントですでに設定済みの済みの内容を、一覧で表示されるキャンペーンやキーワードから選択することで、簡単に予測データを取得することができるようになりました。
アカウントの予測データの取得方法
① 「運用ツール」より「キーワード プランナー」をクリック
② [アカウントのキャンペーンまたはキーワードの予測データを取得]を選択
③ 「アカウントから選択」をクリックし、予測データを取得したい対象(キャンペーンまたはキーワード)を選択して「完了」をクリックし「予測データを取得」をクリック
「入札単価を引き上げる」または「入札単価を引き下げる」を選択し、数値(%)を入力します。グラフ上のバーをドラッグして左右に動かしても同様に設定が可能です。この引き上げ率、引き下げ率に応じて調整後に変動すると予測される変化をクリック数、表示回数、費用のそれぞれでシミュレーションできます。
これまでは、入札を検討する新しいキーワードの見積りや掲載結果の分析のために過去の検索ボリュームを参照する、といった使い方が主要だったかと思いますが、入札価格を変更した場合の計算結果のシミュレーションや予算の予測などに役立てることができそうです。ぜひ試してみてくださいね。