Facebook広告、広告でユーザーごとに情報を提供する「情報ラベル」機能を提供開始

Facebook広告、広告でユーザーごとに情報を提供する「情報ラベル」機能を提供開始
この記事は最終更新日から約2年が経過しています。

2022年6月20日より、Facebook広告(※)で「情報ラベル」機能が導入されました。

参考:About Meta Ads with Info Labels | Metaビジネスヘルプセンター

※現在、一部のヘルプなどでは「Meta広告」と名称が変更されていますが、この記事ではFacebook広告に統一します

広告が表示されたとき、自分に関連性が感じられなかったり、そのビジネスの情報が不透明だったりすると、クリックするのを躊躇してしまいますよね。

そんな場合に備えて「情報ラベル」を活用することで、ユーザーの状況に関連した情報を提示し、広告をクリックしてくれたり購入などのアクションに繋がりやすくなることが期待できます。

本記事では情報ラベルの概要や設定方法を紹介します。

情報ラベルとは

情報ラベルとはブランドや製品、サービスに関する情報を、ユーザーごとに自動で強調してくれる機能です。

画像引用元:広告管理画面より取得

たとえば、実店舗の小売店で広告配信をした時に、近くのユーザーに対して店舗の所在地が強調されることがあります。

各情報は、広告マネージャーで連携されたFacebookページやInstagramのプロフィールから収集され、ユーザーにとって重要な情報だと判断された時に、自動的に表示の有無が決まります。

現段階では、キャンペーンの「広告の目的」が「トラフィック」または「コンバージョン」のみが対象です。

情報ラベルに表示される情報

以下の要素を任意に設定可能です。

ビジネス情報

  • Instagramに参加した日
  • 店舗の営業時間
  • 店舗の価格帯
  • 店舗の所在地

ソーシャルキュー

  • Instagramフォロワー
  • ページのチェックイン
  • ページのフォロー
  • ページへの「いいね!」
  • ページのMessenger返信時間
  • ページへの評価
  • ページの最近のチェックイン時間

カスタム情報ラベル

さらに小売りやeコマースを展開している場合、「カスタム情報ラベル」機能も利用できます。カスタム情報ラベルでは、「返品ポリシー」や「支払い方法」「送料無料」を各条件とセットで設定可能です。

画像引用元:広告管理画面より取得

たとえば、「購入から3日以内なら送料無料」、「支払い方法はAmazon PayとPayPal」など、自社の情報にあわせてカスタマイズ可能です。

情報ラベルの設定方法

情報ラベルは広告管理画面から、すぐに設定できます。

①広告マネージャーで、[広告]内の[情報ラベルを編集]をクリック

②左の項目より[プロフィールから]をクリックし、表示したい任意の情報を選択

③[完了]をクリック

カスタム情報ラベルの設定方法

続いて、カスタム情報ラベルの設定方法について説明します。

①広告マネージャーで、[広告]内の[情報ラベルを編集]をクリック

②[カスタム情報ラベル]をクリック

③[情報タイプラベル]より、任意のものを選択し設定

※なお「支払い方法」については、2022年7月現在では以下方法のみ設定可能です。

  • Affirm
  • Afterpay
  • Amazon Pay
  • Appale Pay
  • Google Pay
  • Klama
  • PayPal

それぞれ入力が終われば、[完了]をクリック

以上で設定は終了です。

まとめ

同じ広告でも「情報ラベル」が表示されることによって、お支払い方法や店舗の場所など、自分が求めている情報があらかじめ提示されることで、よりスムーズにページにアクセスしてくれることが期待できます。

自社が持つ情報が、ユーザーにとってどうプラスに影響するのかを考えた上で、ぜひ情報ラベルを活用してみてください。

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