Links for Good とは、NPOなどの非営利団体へ「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(以下YDN)」を無償提供するYahoo! JAPANのサービスです。
Links for Good は、同プログラムに参加している非営利団体が、年間で一定金額分のディスプレイ広告(インタレストマッチ方式)を無償で掲載することができるというもので、広告はYahoo!JAPANのコンテンツ内で下記のように広告が表示されます。
画像は公式ブログより引用
Links for Good は、インターネットユーザーと各非営利団体をつなぐためのツールとしては非常に有用でしたが、2016年10月1日の仕様変更に伴って同年9月30日をもってYDNアカウントの利用ができなくなる事となりました。
仕様変更の背景
Links for Good は各団体の担当者がYDNアカウントにログインをし、広告の作成から運用、効果測定までを自身で行わなければならず、YDN広告運用の知識と労力が必要とされるために運用工数の確保や効果測定が難しいという声が多く寄せられたことから、今回の仕様変更に至ったとのことです。
Links for Good のこれから
Links for Good はヤフー社自らが広告運用を行い、Links for Good 専用広告枠には、Yahoo!ネット募金や各団体の活動を伝えるYahoo!内のページヘのリンクを表示し、各団体への寄付を促す形式へと変わります。
最後に
今回の仕様変更によって非営利団体の担当者の手を煩わせることは無くなった反面、Links for Good の広告リンク先がYahoo!ネット募金やYahoo!内ページになることによるサイトトラフィックは減少することになります。
そこで失われるであろう接点(サイトへのトラフィック)を今後どこから得るか?代替となる今後の Links for Good からどれくらいYahoo!ネット募金やYahoo!内の各団体ページヘのトラフィックがあるか?という点は各団体における今後の課題でしょう。
いずれにせよ、各団体やその支援内容を世に広くアピールできて、誰もがいっそう社会貢献しやすくできるような仕組みになっていくと良いですね!