Google 広告・GA4で利用できるアトリビューションモデルを「データドリブン」「ラストクリック」のみに変更へ

Google 広告・GA4で利用できるアトリビューションモデルを「データドリブン」「ラストクリック」のみに変更へ
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ユーザーはコンバージョンに至るまでに、さまざまな広告との接点を持ちますが、それらをさまざまな切り口で評価する方法のひとつとして「アトリビューション」という考え方があります。

Googleにおいても6つのアトリビューションモデルが提供されていましたが、これらのうち4種類を廃止し「データドリブン」「ラストクリック」の2つのみの提供となることが発表されました。

参考:アトリビューション モデル「ファースト クリック」、「線形」、「減衰」、「接点ベース」のサポートは終了します - Google 広告 ヘルプ 

どうして今回のような変更に至ったのか、その背景と変更までのスケジュールについて解説します。

「ファースト クリック」「線形」「減衰」「接点ベース」のサポートを終了へ

今回サポート終了となるのは次の4種類のアトリビューションモデルです。

  • ファースト クリック
  • 線形
  • 減衰
  • 接点ベース

それぞれのモデルは概ね上図のような位置づけとなっています。詳しくは以下の記事をご覧ください。

データドリブンアトリビューション(DDA)がメインのモデルに

確かにアトリビューションモデルの変更が可能になったことで、以前に比べて広告の貢献度を異なった視点から評価できるようになりましたが、ユーザーの行動パターンはますます複雑になり、柔軟に評価するのがこれらのモデルだけでは難しくなっていました。

そこで登場したのが「データドリブンアトリビューション(以下、DDA)」というモデルです。

DDAモデルではGoogleのAIを使用することで、各タッチポイントがコンバージョンに与える影響を把握し自動的に貢献度を振り分けます。

DDAの仕組みについては以下の記事も詳しいので、ぜひご覧ください。

2021年10月からは、Google広告のアトリビューションモデルのデフォルトがDDAになっています。

参考:The future of attribution is data-driven

今回のリリースでも、デフォルト化に伴いもっとも利用されるようになっているのがDDAであり、今回廃止されるモデルを利用しているウェブコンバージョンの割合は3%に限られているとのことです。

参考:アトリビューション モデル「ファースト クリック」、「線形」、「減衰」、「接点ベース」のサポートは終了します - Google 広告 ヘルプ 

こうした背景もあり、DDAを実質的なメインのアトリビューションモデルに据え、利用を希望しない場合には従来からあった「ラストクリック」を利用するという機能の構成になっています。

変更までのスケジュール

変更まではあまり長い猶予期間は設けられておらず半年足らずです。もしも今回廃止予定のアトリビューションモデルをご利用の場合は早めの対応を検討するのがよさそうです。

変更までのスケジュールは以下の通りです。

2023年6月

Google広告で廃止の4種類のアトリビューションモデルを、新規コンバージョンアクションで選択不可に。既存コンバージョンアクションでは、変更が不可に。

2023年9月

Google広告において、廃止されるアトリビューションを使用しているコンバージョンアクションはDDAに切り替わる。広告管理画面内の概要ページやアトリビューションタブ内のモデル比較レポートなどからも削除。

アトリビューションモデルを変更すると何が起きる?

これまでDDAを利用していなかった場合には、アトリビューションモデルが変更となる可能性があります。なお、ラストクリックを引き続き利用するという方も、DDAへの変更によってどのような影響を知っておくことは有効です。

以下の記事ではアトリビューションモデルを変更することで何が起きるのかを分かりやすくまとめていますので、ぜひ目を通してみてくださいね。

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