運用型広告の主要プラットフォームで2026年2月に発表されたアップデートをまとめました。
今月はGoogle広告がAI時代に対応したキャンペーン構造の見直しを公式に打ち出し、「細分化」から「統合・簡素化」への方針転換を明確にしました。広告スケジュール設定時の予算消費ロジック変更も発表され、3月以降の予算管理に直結する重要なアップデートです。
Yahoo!広告ではLINEヤフー広告ディスプレイ広告の提供開始日が4月1日に正式決定。検索広告では広告表示アセットのアカウント単位関連付けなど運用効率化が進んでいます。LINE公式アカウントの追加メッセージ料金改定(2026年秋頃)の予告も見逃せません。
SmartNews Adsではダイナミックテキストやインパクトスクエアなど新機能が複数リリースされ、Microsoft広告ではAdvanced Consent Modeの導入やP-MAXの機能強化がありました。
※本記事で紹介する情報は、各プラットフォームの公式発表に基づくものであり、すべてのアカウントや地域に同時に反映されるとは限りません。最新の適用状況は各プラットフォームの管理画面や公式ヘルプでご確認ください。
Google 広告
2026年2月のGoogle広告は、AI活用を前提としたキャンペーン構造の刷新が最大のテーマでした。広告スケジュール設定時の予算消費ペース変更や、P-MAXの透明性向上、Demand Genの類似セグメント変更、AI Maxのテキストガイドライン拡大など、運用の考え方そのものに影響するアップデートが揃っています。
| アップデート概要 | 適用時期 |
|---|---|
| 広告スケジュール設定時の予算消費ペース変更 | 2026年3月以降順次 |
| P-MAXの「広告が表示された場所」レポート対応 | 提供開始済み(一部のアカウントのみ) |
| AI Maxテキストガイドラインのベータ版グローバル拡大 | 提供開始済み |
| Demand Gen 類似セグメントのシグナル化 | 2026年3月〜順次 |
| アプリキャンペーンのコンバージョン帰属日をインストール日に変更 | 提供開始済み |
| Google広告サポートへのアカウント変更権限付与の必須化 | 提供開始済み |
| Meridian「シナリオ・プランナー」の導入 | 発表済み |
広告スケジュール設定時の予算消費ペースの変更
広告スケジュール(曜日・時間帯指定)を設定しているキャンペーンで、予算消費のペーシング(消化配分)が変更されます。2026年3月以降、順次展開される予定です。

Google広告には「1日の消費上限は日予算の2倍まで」「月間の消費上限は日予算の30.4倍まで」というルールがあり、この上限値自体は変更されません。変わるのは、広告スケジュール設定時の予算配分の考え方です。
これまでは、広告スケジュールを設定すると配信日数に応じたペーシングが行われていました。たとえば土日のみ配信で日予算1万円なら、月8日間で約8万円の消化にとどまり、30.4倍の枠(約30万円)を使い切ることはありませんでした。
変更後は、スケジュール設定の有無にかかわらず、月間上限(日予算の30.4倍)を配信日に集中させて使い切ろうとする挙動になります。上記の例では、1日あたり最大2万円×8日間で、最大約16万円が消化される可能性があります。スケジュール外の時間帯に配信されることはなく、あくまで「配信日の中で、より積極的に予算を消化する」という変更です。
広告スケジュールを設定しているアカウントでは、予算管理の見直しが必要になります。特に配信日数が少ないキャンペーンでは想定以上の消化が発生する可能性があるため、3月以降の配信状況を注視しておきましょう。
参考:Google to change budget pacing for campaigns using ad scheduling(Search Engine Land)
P-MAXの「広告が表示された場所」レポート対応へ
P-MAXキャンペーンの配信先が「広告が表示された場所」レポートで確認できるようになりました。検索パートナー、ディスプレイ、その他のプレイスメントにおける掲載先が、プレイスメントタイプやネットワーク別に表示されます。

P-MAXはこれまで配信面の詳細が見えにくいことが課題でした。今回のアップデートで、どこに広告が表示されているかが明確になり、パフォーマンス分析や不要な配信面の把握がしやすくなります。ブラックボックスの解消が一歩進んだ形です。
ただし、現状は一部のアカウントのみ、かつ確認できるのは表示回数のみのため、把握できる情報は限定的です。今後の拡大が期待されます。
参考:Google Ads shows PMax placements in "Where ads showed" report(Search Engine Land)
参考:「広告が表示された場所」レポートについて(Google広告ヘルプ)
AI Maxテキストガイドラインのベータ版がグローバル拡大
AI Maxの検索キャンペーンとP-MAXキャンペーンで利用できる「テキストガイドライン」のベータ版が、全世界・全言語・全業種に拡大されました。

AIが生成する広告テキストに対して、「商品が安いと暗示しない」「○○という言葉を使わない」といったルールを、日常的な言葉で指示できます。ブランドのトーンや表現方針を守りながらAI生成テキストを活用したい場合に有用です。
AIによる自動生成が進むなかで、ブランドらしさをどう維持するかは運用者の共通課題です。積極的に活用してみることをおすすめします。
参考:We're expanding beta access to text guidelines for all advertisers globally in AI Max.(Google公式ブログ)
参考:検索キャンペーンのテキストのカスタマイズについて(Google広告ヘルプ)
デマンドジェネレーション 類似セグメントのシグナル化(提案モード)
デマンドジェネレーションキャンペーンにおいて、類似セグメントの扱いが2026年3月から変更されます。

これまでは設定した類似度の範囲内に配信を絞り込む「ターゲティング」でしたが、今後は類似度を「シグナル(ヒント)」として扱い、AIがコンバージョンの見込める幅広いユーザーにリーチする「提案モード」に移行します。管理画面上のオプトアウト設定は2026年後半に提供予定です。
AIによる配信拡張が進む形ですが、「どうしても特定の類似度内に絞りたい」という場合は、専用フォームからのオプトアウト申請も可能とのことです。活用の際は、質の高い顧客リストを用意することが、AIの学習精度を高める鍵になりそうです。
アプリキャンペーンのコンバージョン帰属日をインストール日に変更
アプリキャンペーンにおけるコンバージョンの計上日が、広告クリック日から実際のインストール日に変更されました。MMP(モバイル計測パートナー)のレポートデータとの乖離が縮小されます。
外部計測ツールとの数値のズレが減り分析のストレスが軽減されるだけでなく、機械学習に最新のデータが早く反映されるため、自動入札のパフォーマンス向上も期待できます。アプリ訴求のキャンペーンを運用している場合は、コンバージョンデータの見え方が変わるため前後比較の際はご注意ください。
参考:Google now attributes app conversions to the install date(Search Engine Land)
Meridian「シナリオ・プランナー」の導入
Googleが提供するオープンソースのマーケティング・ミックス・モデリング(MMM)ツール「Meridian」に、新機能「シナリオ・プランナー」が追加されました。
Meridianは自社環境にインストールして使うMMMツールで、Google広告の管理画面とは別のものです。データサイエンティストがモデルを構築したあと、その分析結果をもとに「検索広告の予算を10%増やしてディスプレイを減らしたらROIはどう変わるか」といった予算配分シナリオを、コードを書かずにシミュレーションできるのがシナリオ・プランナーです。分析担当者だけでなく、マーケティングチーム全体で予算計画の議論に使える点が特徴です。
参考:New Meridian tool puts MMM insights directly in marketers' hands(Google公式ブログ)
余談ですが、非エンジニアには敷居が高かったMeridianも、生成AIツールを用いれば導入のハードルをグッと下げられます。サンプルデータで試用もできますので、気になる方はぜひ試してみてください。
Meridian | Google for Developers https://developers.google.com/meridian?hl=ja
Google アナリティクス(GA4)
| アップデート概要 | 適用時期 |
|---|---|
| ホーム画面への生成インサイト導入 | 提供開始済み |

画像引用元:Google Analytics release notes 02/10/2026(Google公式ヘルプ)
GA4のホーム画面に「生成インサイト」機能が追加されました。AIが前回のアクセス以降の主要な変化(設定変更、異常値、季節トレンドなど)を3つのポイントで要約して表示します。
詳細なレポートを開く前にパフォーマンスの変化を素早く把握できるため、日々のチェック工数の削減につながります。
参考:Google Analytics release notes 02/10/2026(Google公式ヘルプ)
Yahoo! 広告
2026年2月のYahoo!広告は、LINEヤフー広告ディスプレイ広告の提供開始日が4月1日に正式決定したことが最大のトピックです。友だち追加広告の正式提供やLINEアプリ内掲載面の変更、コンバージョン関連の仕様変更など、実務に直結するアップデートが多数ありました。
| アップデート概要 | 適用時期 |
|---|---|
| LINEヤフー広告 ディスプレイ広告の提供開始日が4月1日に決定 | 2026年4月1日 |
| 広告表示アセットでアカウント単位の関連付けに対応 | 2026年2月26日(完了) |
| Yahoo! JAPANトップページへの友だち追加広告を正式提供 | 2026年2月18日(完了) |
| ディスプレイ広告のコンバージョン価値の仕様変更 | 2026年3月11日 |
| アプリコンバージョン関連の数値項目を追加 | 2026年3月10日 |
| 広告効果測定ツール「Airbridge」との連携開始 | 2026年2月25日 |
| Yahoo!広告スクリプト新ランタイム(V202602)リリース | 2026年2月26日(旧版3月10日終了) |
| ビジネスIDの統合に関する追加実施 | エディター切替3月10日 / ワンタイムパスコード5月31日終了 |
| カルーセル広告のロゴ画像設定を任意化 | 完了 |
| 来店計測の管理ツールでの機能追加 | 完了 |
LINEヤフー広告 ディスプレイ広告の提供開始日が4月1日に決定
LINEヤフーは、広告プラットフォームの統合開始日を2026年4月1日に正式決定しました。LINEとYahoo! JAPANの両掲載面へ一元的に配信可能な「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」の提供が開始されます。
分散していた配信データが統合されることで、AIによる最適化精度の向上が期待できます。既存の検索広告やネットワーク広告も「LINEヤフー広告」ブランドへ名称が統一されます。
「LINE広告」を利用している場合は、2026年10月下旬のサービス終了に向けて新プラットフォームへの移行作業が必要です。移行ガイドページも公開されており、スケジュール・対応方針・移行ツールの利用方法がまとまっています。「Yahoo!広告」(検索・ディスプレイ)を利用している場合は、原則としてそのまま継続利用が可能です。
参考:「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」提供開始日決定およびプラットフォーム統合について(LINEヤフー for Business)
広告表示アセットでアカウント単位の関連付けに対応

2026年2月26日より、広告表示アセットをアカウント単位で関連付けられるようになりました。対象は以下のとおりです。
- クイックリンクアセット
- 電話番号アセット
- テキスト補足アセット
- カテゴリ補足アセット
アカウント・キャンペーン・広告グループで異なるアセットを設定している場合は、ユーザーの検索意図に適したアセットが優先して配信されます(電話番号アセットのみ広告グループ設定が優先)。全キャンペーン共通のアセットをアカウント単位で一括設定できるため、運用効率の向上が期待できます。
参考:【検索広告】広告表示アセットでアカウントへの関連付けに対応(LINEヤフー for Business)
Yahoo! JAPANトップページへの友だち追加広告を正式提供
スマートフォン版Yahoo! JAPANトップページへの「友だち追加広告」が、2026年2月18日より正式版として提供開始されました。配信先はスマートフォンのウェブとアプリで、対象は「友だち追加」を目的としたキャンペーンの画像形式レスポンシブ広告のみです。動画やカルーセル形式は対象外となります。
正式版への移行により配信量が増加する場合があります。トップページへの配信を希望しない場合は除外設定が必要です。
参考:【ディスプレイ広告(運用型)】Yahoo! JAPANトップページへの「友だち追加広告」の配信について正式提供のお知らせ(LINEヤフー for Business)
ディスプレイ広告のコンバージョン価値の仕様変更
2026年3月11日より、ディスプレイ広告のコンバージョン測定で「コンバージョン価値」の仕様が変更されます。アプリコンバージョンの価値設定への対応、小数点第2位までの計測・表示対応のほか、価値が取得できない場合の補完ロジックが変更されます。
補完ロジックの変更により、パフォーマンスレポート上の数値が増加する可能性があります。前後比較を行う場合はこの仕様変更を考慮してください。
参考:【ディスプレイ広告】コンバージョン測定におけるコンバージョン価値の仕様変更について(LINEヤフー for Business)
アプリコンバージョン関連の数値項目を追加
2026年3月10日より、これまで外部の計測ツールでのみ確認可能だったアプリのインストール数やコンバージョンなどの項目を、広告管理ツール上で確認できるようになります。Yahoo!広告とパートナー計測ツールの数値を並べて確認できるため、アプリ訴求目的のキャンペーンを利用している場合は活用を検討しましょう。
参考:【ディスプレイ広告(運用型)】アプリコンバージョン関連の数値項目を追加(LINEヤフー for Business)
広告効果測定ツール「Airbridge」との連携開始
ディスプレイ広告で、AB180社が提供する広告効果測定ツール「Airbridge」が新たに利用可能になりました。ディスプレイ広告やLINEサービスのクリック、インプレッション、アプリイベント、SKAdNetworkなどを統合的に計測できます。
利用には別途Airbridge社との契約が必要です。同一OSに対して複数のリンクIDは同時利用できない点、Engaged View計測に非対応である点にはご注意ください。
参考:【ディスプレイ広告】広告効果測定ツール「Airbridge」との連携開始について(LINEヤフー for Business)
そのほかのYahoo!広告アップデート
1月号で予告済みのアップデートについて、実施日の確定や完了がありました。検索広告の年齢・性別ターゲティングは3月11日に開始、ビジネス名アセットは2月26日に入稿開始(掲載は3月18日から)、クリックシェア指標は2月12日に追加完了しています。また、画像の最小ピクセルサイズ引き上げは5月25日に入稿停止、7月22日に配信停止と正式なスケジュールが確定しました。
Yahoo!広告スクリプトの新ランタイム(V202602)が2026年2月26日にリリースされました。検索広告では年齢・性別の配信設定やビジネス名登録が追加され、ディスプレイ広告では計測タグ対応の拡大やカルーセル広告のロゴ設定任意化が含まれます。旧バージョンは3月10日に終了予定のため、動作確認をおすすめします。
参考:【Yahoo!広告】Yahoo!広告 スクリプト 新しいランタイム(V202602)のリリースおよび旧バージョン終了のお知らせ(LINEヤフー for Business)
ビジネスIDの統合に関しては、キャンペーンエディターのビジネスID切り替え機能が3月10日に終了、ワンタイムパスコードによるログインが5月31日に終了します。複数のビジネスIDを使用している場合は、期限前に対応が必要です。
参考:【Yahoo!広告】ビジネスIDの統合に関する追加の実施内容について(LINEヤフー for Business)
カルーセル広告のロゴ画像設定が任意に変更され、ロゴがなくても広告配信が可能になりました。また、来店計測機能が管理ツールに追加され、キャンペーン目的に「来店促進」が新設されています。
参考:【ディスプレイ広告】カルーセル広告におけるロゴ画像設定の任意化について(LINEヤフー for Business)
参考:【ディスプレイ広告】来店計測の広告管理ツールでの機能追加(LINEヤフー for Business)
LINE
| アップデート概要 | 適用時期 |
|---|---|
| LINE公式アカウント 追加メッセージ料金改定の予告 | 2026年秋頃 |
| LINE Creative Labのアップデート(3:2対応、フォント追加等) | 提供開始済み |
LINE公式アカウント 追加メッセージ料金改定へ
LINEヤフーは、LINE公式アカウントの追加メッセージ料金を2026年秋頃に改定すると発表しました。新料金は月20万通までが1通3円、20万通を超える分が1通2.5円(税別)です。
ユーザー属性や行動に応じた配信機能の高度化など、活用の拡大を背景とした見直しとされています。LINE公式アカウントを大量配信で利用している場合は、コストへの影響を事前に試算しておくとよいでしょう。詳細な日程は今後順次案内される予定です。
参考:【重要】LINE公式アカウント 追加メッセージ料金改定のお知らせ(LINEヤフー for Business)
LINE Creative Labのアップデート
LINE Creative Labに複数のアップデートが行われました。Yahoo!広告のディスプレイ広告に最適化された3:2のアスペクト比に対応したほか、手書き風や丸ゴシックなど日本語フォントが多数追加されています。テンプレート検索の強化や、LINE公式アカウントへの直接送信機能の追加など、操作性の改善も進んでいます。
参考:Creative Lab v4.2.0リリース(LINE Creative Lab)
参考:Creative Labが刷新、フォント追加も(LINE Creative Lab)
Microsoft 広告
| アップデート概要 | 適用時期 |
|---|---|
| 広告プレビューハブの導入 | 提供開始済み |
| P-MAXの新規顧客獲得目標が一般提供開始 | 提供開始済み |
| セルフサービス除外キーワードがオープンベータに | オープンベータ |
| 高度な同意モード(Advanced Consent Mode)の導入 | 提供開始済み |
| P-MAXの学習プログラム公開 | 提供開始済み |
広告プレビューハブの導入とP-MAX関連の強化

オーディエンス広告向けに新しい「広告プレビューハブ」が導入されました。MSNやOutlook上での広告表示をデバイス別にプレビューでき、共有リンクの生成も可能です。チーム内での確認やクライアントへの共有に活用できます。

P-MAX(パフォーマンス最大化)キャンペーンでは、新規顧客獲得目標が一般提供に移行しました。セルフサービスの除外キーワードもオープンベータとして利用可能になっています。さらに、P-MAXの導入・運用・トラブルシューティングを学べる実践的な学習プログラムもLearning Lab内で公開されました。
参考:February 2026 product updates | Microsoft Advertising
高度な同意モード(Advanced Consent Mode)の導入
ユーザーがCookie利用に同意しなかった場合の計測を補完する「Advanced Consent Mode(ACM)」が導入されました。既存のデータトレンドに基づくインテリジェントなモデリングを適用し、失われるはずだったコンバージョンを推定します。
Google タグ マネージャー(GTM)の公式テンプレートを通じて導入が可能です。プライバシー規制への対応が求められる場面で、計測の空白を埋める手段として検討してみてください。
参考:Advanced Consent Mode: Preserving accurate measurement(Microsoft広告公式ブログ)
SmartNews Ads
| アップデート概要 | 適用時期 |
|---|---|
| ダイナミックテキスト機能のリリース | 2026年2月18日 |
| インパクトスクエア(ブランド認知目的広告フォーマット)のリリース | 2026年2月4日 |
| メディアライブラリ機能の追加 | 2026年2月4日頃 |
ダイナミックテキスト機能のリリース
広告文の一部をユーザーの地域情報に応じて自動的に切り替える「ダイナミックテキスト」機能がリリースされました。広告文内に {prefecture}(都道府県名)や {city}(市区町村名)を挿入するだけで、ユーザーごとに地域名が反映された広告文が配信されます。
地域密着型のサービスや店舗ビジネスの広告では、クリック率の向上が期待できます。
参考:ダイナミックテキストのリリースについて(SmartNews Ads)
インパクトスクエア(ブランド認知目的広告フォーマット)のリリース

画像引用元:インパクトスクエアのリリース(SmartNews Ads)
SmartNews Adsの運用型広告で、正方形(1:1)の大型静止画クリエイティブを掲載できる「インパクトスクエア」が提供開始されました。大きなクリエイティブサイズと柔軟なターゲティングにより、ブランドリフト効果を狙えるフォーマットです。
参考:インパクトスクエアのリリース(SmartNews Ads)
メディアライブラリ機能の追加

画像引用元:「メディアライブラリ」機能が追加(SmartNews Ads)
過去のキャンペーンで使用した画像や動画素材を一覧から選び、新しい広告に再利用できる「メディアライブラリ」機能が導入されました。素材を毎回アップロードし直す手間が省けるため、広告作成のスピードアップが期待されます。通常の広告だけでなく、動的な商品広告(Dynamic Ads)でも利用可能です。
参考:「メディアライブラリ」機能が追加(SmartNews Ads)
まとめ
2026年2月のアップデートでもっとも注目すべきは、Google広告の「キャンペーン構造の簡素化」方針の公式化です。マッチタイプやデバイス別の細分化から、AIの学習効率を重視した統合型構造へと、運用の基本的な考え方がシフトしています。あわせて、広告スケジュール設定時の予算消費ロジック変更は3月以降の予算管理に直結するため、早めの確認が必要です。
Yahoo!広告はLINEヤフー広告への統合が4月1日に正式決定し、LINE広告を利用中の場合は移行準備を本格的に進めるタイミングです。
LINE公式アカウントの追加メッセージ料金改定(2026年秋頃)は、大量配信を行っている場合にコストへの影響が見込まれるため、事前のシミュレーションをおすすめします。3月は、ご紹介したGoogle広告のデマンドジェネレーションキャンペーン 類似セグメントのシグナル化(3月〜)、LINEヤフー広告の統合開始(4月1日)のほか、Yahoo!広告の年齢・性別ターゲティング開始(3月11日)、と、対応期限のある変更が続きます。アカウントの設定を早めに確認し、計画的に対応を進めていきましょう。



