通過率2%以下!?鬼のインターンを生き抜き、WEBマーケティングの会社を新卒入社に選んだ理由
この記事を読むとわかること

# アナグラムでインターンすると得られるもの
# アナグラムのインターン制度について
# 21卒インターン体験の実例
# インターンから1年後の姿
# 就職活動生へ絶対すすめたい就活Tips
鬼のインターン……そう聞くと、「上司が毎日数字で詰めてくる」とか「とにかく足で稼げと無茶振りが降ってくる」そんなイメージが先行するかもしれません。しかし、アナグラムのインターンは、自分との戦いです。

今まで社会人を経験したことがない学生さんにとっては、入社後「教えてもらう」「指示される」ことで仕事を習得していくイメージが強いかもしれませんが、アナグラムの場合少し違います。インターンの方にも、正社員と同じ業務内容をおまかせしているため、基本的には自分自身で判断・実行し、クライアントのマーケティング支援を行う環境です。正直、カンタンなことではないと思います。

そんな環境に飛び込み、学生とインターンを両立させ入社を決めた2021年卒の4名に「WEBマーケティングの仕事を選んだ理由」を聞きました。

―まずは、21卒インターン生達をご紹介します。

左から、西尾さん→佐竹さん→松田さん→北村さん
左から、西尾 美紗姫、佐竹 篤紀、松田 望、北村 詠希

―アナグラムのインターンについて、経験者4名に実態を聞いていきたいと思います!まずはじめに、学生時代はどのように過ごしていましたか、アナグラムを知ったきっかけを教えて下さい。

西尾:私は塾の講師をしたり、マイクロインフルエンサーとしてお金をもらってアドバイスをする活動をしていました。自分がやりたいことがわからなかったので、いろいろなインターンにも挑戦しました。インターンをしていくなかで、「人のサポートができる仕事」が自分にあっているのではと思うようになりました。幼少期からインターネットの世界に親しみがあったので、インターネット関連の仕事なら自分の特性を活かせるんじゃないかなと。仕事内容や企業を調べていくうちにアナグラムのことを知りました。

北村:僕も塾講師をしていましたね。マンツーマンや集団授業で、小学生~高校生に、国語以外のすべての教科を教えていました。他にメディアの記事を書くインターンをしていたのもあり、デジタルマーケティングの仕事っておもしろそうだなと思っていました。それで、「デジタルマーケティング 新卒」で検索してアナグラムが出てきたのがきっかけで知りましたね。そこから運用型広告やWEBマーケティングについてより具体的に調べていき、自分は論理的に考えることが好きなので、この仕事は自分にあってそうだなと。あと、僕はボードゲームが好きで「ボードゲームと広告運用が似ているよ」と、面接を通して知ったことも、インターン応募の後押しになりました。

松田:私はサッカー観戦が好きで、日本国内であれば北海道から九州まで、海外だと上海まで足を運んだりしてましたね。ほぼすべての試合を見てたと思います(笑) インターンはいくつかやっていて、その中の1つで運用型広告でメディアの集客支援もしていました。運用型広告のインターンをする中でアナグラムブログはみていましたが、最初は大学2年生のときに参加した座談会ですね。 いろんなインターンを経て、WEBマーケティングの仕事をしたいと思ったのと、就活を通して色んな人の話を聞く中で、社外の人まで「アナグラムにしときなよ!」って言うので、もうアナグラムしかないなと。それで、門をたたきました。

佐竹:私は、個人事業主でアフィリエイトをしていました。アフィリエイトをする中で運用型広告に興味はあったものの、個人で広告費を出す余裕まではなかったので実際に経験したことはありませんでした。アフィリエイト界隈の方と情報交換をよくしていて、その繋がりで、アナグラムのことをすごく推されたのがきっかけです。

―改めて聞くと、みんな学生の時からすごいいろんな経験してますよね。もう結構お腹いっぱいです(笑)入社後に感じたギャップや、難しかったこと、面白いなと思ったところはありましたか?

佐竹:最初は「とんでもないところに来ちゃったな(汗)」でした。周りが全員デキる人で、この中で自分ができることはなんだろう……と。特に、グロースハックが怖くて。

グロースハック:毎週2時間程度、全コンサルタントが時間を投資して、1つのクライアントの広告ポートフォリオについて考えたり、事業改善案など出す時間を設けています。

全員:わかる。(笑)グロースハック、最初めちゃくちゃ怖かった。

松田:未経験でも、入社して初めての週だろうとも、全員参加で全員アウトプットするから、案を出さないといけないという環境は本当に修行ですよね。その分、みんなのアウトプットを見れる場なので、ここで学ばないともったいない!みたいな。

西尾:自分は全然案が出てこないのに、周りの人はたくさん出していて、「1時間でこんなに……!?」となってました。インターンの募集をみて「ハードだよ」と書いてありましたが、本当にハードでしたね(笑)最初はグロースハックも業務も、やりきるので精一杯。余裕はなく、がむしゃらに取り組んでいました。

北村:自分は入社して3ヶ月目でクライアントさんとの定例会を任されました。メンターの先輩と何度もロールプレイングして臨んだのですが、緊張で噛んでしまったりときちんとお伝えできているか不安になったのを覚えています。クライアントの担当者さんからフィードバックいただいた際には「わかりやすかった」と言っていただけたので安心した思い出があります。

―みなさん、最初は緊張の面持ち・プレッシャーとの戦いだったようですね。現在はすごく頼もしいアナグラムの戦士になってくれていますが、変わったタイミングやきっかけがあったのですか?

西尾:半年くらい経ってからか、急にグロースハックがプレシャーに感じなくなりました。今までがむしゃらにやっていたものが、つながってみえたというか、知識が蓄積されていくのを感じました。あと、色々意見をもらったほうが、あれしようこれしようと考えられるので、何も言わないより何か言って改善策頂いた方が良いなと気づいたんですよね。それで途中から思いきって取り組んでいました。

佐竹:僕も半年経ったくらいに上司から「もう細かいフィードバックはしないから、次からは自分で考えてやってみて」と言われたときに「まずい!」と危機感と責任感が一気に高くなりました(笑)おそらく、いままでフィードバックがもらえる前提で安心していたのを上司が見極めて、あえてそのように宣言することで独り立ちさせてくれたんだと思います。今では、自分が定例会をメインで任せてもらうことができています。

松田:私は今でもクライアントさんと話すときは緊張します。ただ、社内で発言することや質問することは3ヶ月程度で慣れました。グロースハックでは、自分のアウトプットが議論され様々な意見をもらうことはあっても、自分自身まで否定されるわけではない事を理解してからは緊張感が和らいできました

北村:初めての定例会はガチガチでしたが、4~5ヶ月目には徐々に自信を持って話せるようになってきました。きっかけを振り返ると、自分で考えた施策で結果を出せた時からだと思います。日々の業務を精一杯やるので必死でしたが、その業務が自信をつけさせてくれたのかもしれません。

入社式での1枚。中央、代表取締役 阿部 圭司
アナグラムでは入社3ヶ月以内に設定した目標を達成してもらいます。達成は前提ですが、なによりも「上司やチームメイトが信頼して仕事を任せられるか」・「お互いに、今後一緒に仕事をしていきたいと思えるか」の判断軸で、内定を出させてもらっています。(アナグラム採用チームより)

―仕事で成果を出せるようになったのもあると思いますが、できることが増えていったのも自信につながったんですね。鬼のインターンを乗り越えて新卒入社を決めたワケを教えて下さい。アナグラムでインターンをして得られるものはなんでしょうか。

松田:私は元々新卒で入社したくてインターンをしていたので、内定をもらえたときはとても嬉しかったです。事業主サイドにいると1つのポートフォリオしか見る機会がないですが、アナグラムだと様々なお客さまに関わることもできます。あと、広告運用は運用だけではないことも知りました。お客さまや媒体担当の方、制作部門の方など様々なプロフェッショナルの方たちとやり取りして進めていくディレクション能力も必要で、社内にはコミュニケーションがうまい人がたくさんいるので学ぶ機会もとても多い環境です。

北村:入社を決めた理由は、仕事の「難しさとおもしろさが表裏一体だったから」です。1つの要因で数字が動くのではなく、変数が複雑に絡み合って動いているものなので、それを攻略したい・達成したい欲があります。あとは、以前より「相手が何をしたいか」を考えるようになりました。相手の立場や気持ちに立ってプレゼンしたり、話をする力もついたと思います。

西尾:やってて思ったのですが、私は広告運用を極めていくより、クリエイティブの側面からクライアントの事業支援をするのが合っているなと。マーケティング活動は、広告運用だけでなく、クリエイティブを通してどうユーザーと接点を持っていくかも重要なんですよね。私はその分野のほうが自分のオタクパワーを発揮できるのではないかと思っています。アナグラムでは広告運用のコンサルティングはもちろん、クリエイティブの支援も両方に関わることができるので、自分のやりたいことを叶えるには合っていたんです。

佐竹:インターンを始めるときは、単に「広告運用を学びたいから」で応募しましたが、最終的には純粋に「いい会社だな」と思って入社を決めました。スマートで知的好奇心旺盛な人が多くいる環境に身を置けるため、刺激があります。実際働いてみると、インターンと正社員入社でかなり入社に対するモチベーションが違うんですよね。インターン当初は、広告運用ができればよかったのですが、やっていくうちにアナグラムの環境や働く人を魅力に思いました。

―今後、挑戦してみたいことはなんでしょうか。

松田:広告運用が大好きなので、今後も色々な商材やサービスのお客さまに携わりたいです。今はBtoC関連のお客さまが多いので、BtoBのお手伝いもやってみたいなと思っています。新しい媒体や新しい手法にもチャレンジしていき、クライアントさんの成果に貢献していきたいですね!

北村:一つひとつ積み重ねていくことで社内外から信頼を得て、今度は自分がメンターとして教えることができるようになっていきたいですね。

西尾:私は、クリエイティブのパワーで成果を爆伸びさせたいです。広告運用からクリエイティブの部署に異動したこともありますし、自分の強みを生かして成果で返していきたいなと思っています。あとは、私もメンターやってみたいですね!私自身、色々な方に教えてもらったように今度は自分が誰かに教えることをしてみたいです。

佐竹:これというのが1つあって、「新しいこと考えてクライアントの事業を10X(※)させたい」です。チームの先輩のように自分のお客さんの事業モデルを変えるくらい大きなインパクトを出せるような仕事をしていきたいと思っています。

※10X(テンエックス):Googleの提唱する、10倍のスケール(目標)で考える思考法。現状の延長ではなく、目標を10倍にして考えることで今までとは違う新たな価値提供をしたいという意味で使っています。

―今後、チャレンジしていきたいことも明確ですね!さいごに、最近まで大学生で就職活動やインターンをしていた4名に、「今だから言える、就活のときにやっておくと良いおすすめのTips」があれば教えて下さい。

Tips1:悩んだら仮説を持ってとにかく動く

就活では考えることはたくさんありますが、考えているだけでは何も変わりません。まずは「こんな業界が向いてるかも?」「こんな条件ならいいかも?」という仮説を立てて、企業説明会に参加する、人に話を聞く、インターン参加するなど、とにかく動くことをおススメします。

よく後輩から「行きたい業界(会社)がわからない」と相談を受けますが、話を聞いていると「わからない」は「知らない」が要因のケースがほとんどです。まずは色んな情報を取りに行くことで、更に興味が湧いたり、逆にここは違うと感じたり、何かしら得られるはずなので、自分からどんどん情報を取りにいくことをおすすめします。

Tips2:様々な仕事をしている社会人に会って話を聞くこと/少しでも興味があることがあれば積極的に情報を取りに行く

世の中にはいろんな仕事があって、楽しんでいる人、嫌がっている人など、みんな自分の仕事に対して感じていることが違います。話を聞いているうちに自然と視野が広がります。

方法は、大学の先輩、サークルやアルバイト先の先輩に話を聞いたり、ビジネス系のマッチングアプリを使ったり、社会人が集まるイベントに参加するとかですかね。インターネットで分かる情報ではなく、実際に働いている人の話を聞くことで解像度の高い情報が得られますよ!

Tips3:長期インターンなど、実際に仕事を経験すること

自分の手と頭を動かして仕事をしてみることで働くことってどんなものなのか、自分がどう感じるのかが具体的になりました。実務をすることで、入社後のギャップは限りなくゼロになります。 短期インターンではリアルな仕事の経験は難しいと思うので、インターンをするなら長期がおすすめです。

Tips4:自己分析を納得感が出るまでやり続ける

自分について知っていると就職活動で自分をしっかり売り込めるようになります。選考通過率も上がりますし、自己分析への納得感から就職活動への自信にもつながります。

  • 自己分析は正解がないので、最後は自分が本当にこれで納得できているかで決め、それを正解にするのが一番良いと思います。

    方法:4つをベースに考えていました。

    3段ピラミッドと1本の軸
    ①上段:「MISSION:人生の目標(やりたいこと)」
    ②中段:「VISION:なりたい姿(MISIONを達成するためになっておくべき姿)」
    ③下段:「FEATURE:自分の特徴(強み,弱み,性格)」
    ④上~下段に共通する軸:「BELIEF:価値観(大事にしている考え方)」

    どこから分析してもいいのですが、「MISSION(やりたいこと)」が分からない方が一番多いと思うので、「FEATURE(自分の特徴)」から理解して、そこで分かった強みと「BELIEF(自分の価値観)」に合った業種を片っ端から探していくのが良いと思います。

  • 編集後記

    インターンに参加、入社後活躍してくれる人はみんな、「状況をいかに楽しむかがすごく上手な印象」です。誰しも初めての環境、仕事、人間関係には恐怖やとまどいがついてきます。だからこそチャレンジを積み重ねて、圧倒的量をこなし、周りの信頼を重ねていっているのだと思います。

    こんな環境ですが、チャレンジして後悔はさせません。興味持たれた方は、ぜひお話ししませんか。