Crevo株式会社(VideoWorks)
Crevo株式会社
VideoWorks PdM / マーケティング部 マーケティングマネージャー 田口雄貴さま
マーケティング部 プロダクション事業 Webマーケター 山下桃子さま
マーケティング部 プロダクション事業・プラットフォーム事業 Webマーケター 寺田春子さま

このインタビューは2022年12月に行われました。

聞き手:アナグラム株式会社
二平 燎平
籭 智公(執筆者)
白井 雅晃

本日はよろしくお願い致します!まずCrevoさまの事業内容について教えて下さい。

寺田:Crevoは動画で企業成長を支援する会社です。動画活用を起点として、事業に関する包括的なコンサルティング・制作・実行支援を行っています。

その中でも2つの事業を展開しています。1つ目は、当社が窓口となって直接クライアントのヒアリング・企画・制作ディレクションを行う「動画制作・動画コンサルティング事業」です。

2つ目は、プロ動画クリエイターとクライアントを繋ぐ「VideoWorks」というクリエイターマッチングプラットフォームの運営事業です。VideoWorksでは制作したい動画の内容をオンライン上に掲載するだけで、国内外1.3万人以上のプロ動画クリエイターから提案が集まり、直接取り引きができます。

山下さん、寺田さん、田口さんはどのようなお仕事をされているのでしょうか?

山下:「動画制作・動画コンサルティング事業(以下、プロダクション事業)」でマーケティング全般を見ています。

寺田:プロダクション事業とプラットフォーム事業の両方を担当しています。山下と同じくマーケティング担当としての役割を担ってますが、2つの事業を兼務させていただいてます。

田口:VideoWorksのPdMとマーケティング部のマネージャーを兼務し、全体を把握しながら経営の意思伝達を行なっています。

目先のCPAだけはなく、Crevoの利益まで考えた広告運用・クリエイティブ提案・LP設計

現状の課題感はどのようなものでしょうか?またそれらに対してアナグラムはどのようなサポートができていますか?

山下:プロダクション事業では、The Modelを取り入れており、マーケティング部は多様なチャネルでのリード(見込み顧客)獲得から、MQL化までを担っています。

The Model・・・効率化を突き詰めた営業の分業制度 MQL・・・マーケティング活用によって創出される確度の高いリード

弊社側でリードがどの広告グループから流入してきたかまでは可視化できていたのですが、広告データと商談データが紐づいていなかったため、商談・受注に結びついている広告グループが可視化できておらずROIをみれないのが大きな課題でした。

ROI・・・投資利益率(利益金額÷投資金額×100(%)で算出)

アナグラムさんにご相談した結果、サービス毎に問い合わせ状況がわかるようアカウントを再構築していただいたり、計測環境を広告グループ単位で細かく整えていただきました。そのおかげで、どの広告グループから商談が何件生まれたか、自動で可視化できるようになり、営業部と連携しやすくなりました。目先のCPAだけではなく、その先の効果までわかるようになったのは嬉しかったです。

マーケティング部 プロダクション事業
Webマーケター 山下桃子さま

寺田:プラットフォーム事業についても、プロダクション事業と同じくROIまで追っていく運用ができていないことが課題でした。

VideoWorksは、無料登録をいただいてから、ユーザーが制作依頼を公開し、成約・納品と進んでいくのですが、登録の獲得数を伸ばすだけでは売り上げに繋がりません。

以前までは登録までの獲得単価や獲得数を重視した運用をしていましたが、アナグラムさんにご相談したことで、利益を伸ばすための運用に切り替えることができました。

具体的には、「コンバージョンは成約まで繋がっているか?」「利益を増やすために強化すべきサービスはどこか?」という細かな部分まで踏み込んで一緒に改善することができています。

また、広告運用に留まらず、ホワイトペーパーやランディングページの再設計・改善までご提案いただきました。ホワイトペーパーについては、潜在層・顕在層とターゲット毎に内容を考えてもらったり、ランディングページについてはキャッチコピーの提案、必須項目チェックリストなどの作成までを幅広くご支援いただいてます。アイディアだけではなく、手を動かすレベルまで具体的な提案を頂けているのがありがたいです。

事業のフェーズに合わせた全体戦略・ポートフォリオの提案により、目線をそろえることができた

田口:動画制作の領域では年々競合が増えている背景がありますので、差別化を図るための戦略についてご意見を伺った際には、しっかりデータを元にBtoB領域で成功に繋がりやすい広告戦略を共有していただきました。

しかも、弊社のビジネスフェーズに合わせた内容にしていただけたことで、両社の目線が合っていることを確認しながら実施すべきことを明らかにすることができました。

広告運用については、特にクリエイティブの細かいチューニングがありがたかったです。複数の訴求をテストいただいたことで、弊社としての成功パターンを見つけることができました。

Crevoさんが、数ある代理店の中からアナグラムを選んで下さっている理由は他にありますか?

田口:まずは、弊社の事業への理解が深いことです。

直近ですと、山下・寺田からもお伝えしているとおり、目先のCPAだけではなく事業の売上向上につながる設計を考えてくれている点がとても頼もしいです。弊社の事業構造を理解してくれているからこそ、サービスの強みを踏まえたクリエイティブを制作し、結果を出せるのだと感じます。

次に、担当者に合わせたコミュニケーションを取っていただけているという点です。

我々のマーケティングチームには、社歴の浅いメンバーが多く、過去に実施した施策を把握できていない点があるなどの課題がありましたが、過去の取り組みの状況やその結果・背景などを丁寧にご説明いただけたことで、マーケティングチームの立ち上げが円滑に進みました。

弊社からご相談をする際は、過去の施策の良し悪しもしっかり加味していますが、逆に現在のトレンドまで網羅し、上手くいきそうな施策を仮説立ててご提案してくださるので、運用方針についても非常に判断しやすくて安心です。

山下:私は今年から新しくチームにジョインしました。

初めての担当者に対しても、真摯に向き合って下さっていると感じます。打ち合わせ中、管理画面を共有しながら分析の手順についても教えて下さったり、相談するとSlackですぐにご返信いただけるのがありがたいですね。

「何かあったら、まずはアナグラムさんに相談してみよう!」と多方面でサポートしていただいており、解決策を一緒に模索してくれるのが心強いです。

VideoWorks PdM / マーケティング部
マーケティングマネージャー 田口雄貴さま

広告代理店ではなく、共に伴走してくれる事業パートナー

BtoB領域で広告運用の代理をご検討されている他社さんに対して、アナグラムをオススメできる点があれば教えて下さい。

寺田:運用代行だけではなく、「売上まで考えた広告運用」を実施してくれる点です。

BtoB領域では、目先のCPAが良くても最終的な受注につながりづらいケースが多いです。

そのため「いかに受注確度が高いユーザーを誘導できるか?」が勝負になります。広告クリエイティブに限らず、LP内でのコミュニケーション設計まで考える必要があるので、広告運用だけはなく、事業の深い部分まで入り込んでくれるパートナーを探している場合、アナグラムさんがオススメです。

弊社にとって、アナグラムさんは広告代理店というより「共に伴走してくれる事業パートナー」だと考えています。

マーケティング部 プロダクション事業・プラットフォーム事業
Webマーケター 寺田春子さま

事業理解・提案力・コンサル力が強い、業界のトップランナー

田口:「事業理解・提案力・コンサル力」が高い点です。

アナグラムさんは業界のトップランナーとして常に前進しているイメージですね。昔からブログで最新情報を発信しており、組織としてアップデートし続けているからこそ、ご提案いただく内容も信頼できます。

コミュニケーション面についても、同じ目線に立ち意思疎通できていると考えています。アナグラムさんの場合、実際に手を動かし運用をしている担当者が直接報告を行ってくれるので、状況を追ったうえでご提案をいただけており助かってます。

引き続き、「事業を勝たせる施策」についてご一緒に考えていければと思ってます。

Voice Of AdOps担当者の声

今年度も、複数の施策を実施してきましたよね!

難しくチャンレジングなことも多いですが、ご一緒に考えた施策がうまくいったときは本当にうれしいです。わたし自身「さらに実績を良くするためにはどうすればよいか?」を日々考えており、貴重な経験をさせていただいていると感じています。

来年度以降も、実施したいと考えている施策が複数あります。インパクト・工数など優先順位を考えながら、さらに事業を伸ばしていくための施策をご一緒に考えていければと思ってます。引き続きよろしくお願いいたします。

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