Twitterコレクション広告とは?特徴と設定方法を解説

Twitterコレクション広告とは?特徴と設定方法を解説
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Twitterは国内の月間アクティブ利用者数が4,500万人を超えており、商品やサービスのプロモーションを行うメディアとして無視できない媒体です。ただ、自社のアカウントから画像や動画素材を投稿する際、通常の画像広告ツイートであれば画像(動画)は1枚しか添付できず、カルーセル広告でも複数枚の画像は投稿できますが、画像サイズが小さくなってしまうなど視認性が下がってしまいます。

その場合、サービスの利用シーンや自社商品のバリエーションを十分にユーザーに伝えられない可能性もあります。Twitterコレクション広告を利用することで、大きなヒーロー画像と情報を補完するサムネイル画像で一定のアピールをした上で、より具体的に情報を増やすことが可能です。

今回は自社商品やサービスの魅力をバリエーション豊かに伝えることができるTwitterコレクション広告について、仕様や設定方法をご紹介します。


Twitterコレクション広告とは

画像引用元:新しい広告フォーマットをテストしています

Twitterコレクション広告とは、ヒーロー画像と呼ばれるメインの画像とその下に表示される小さな商品サムネイル画像でカタログのように見せることができ、サムネイルは水平スクロールで閲覧も可能な広告フォーマットです。

商品やサービスの特徴が盛り込まれたヒーロー画像に商品のバリエーションやサービスの利用シーンのサムネイル画像を組み合わせることで、商品やサービスをより詳しく伝えることができます。

Twitterコレクション広告の特徴

なぜTwitterコレクション広告はユーザーに商品やサービスをより詳しく伝えることができるのでしょうか?コレクション広告の特徴から紐解いていきましょう。

ヒーロー画像に関連する画像をサムネイル画像として複数表示できる

画像を活用した広告フォーマットとして、コレクション広告のほかに画像広告とカルーセル広告、モーメント広告があります。

例えば、新商品のプロモーションを行う場合、どのフォーマットがユーザーに負荷をかけずに魅力を十分に伝えるのに適しているでしょうか。

画像広告は新商品について1枚の画像で情報を伝える必要があるため伝えられる情報量がカルーセル広告と比べ少なく、商品の魅力が十分に伝わらない可能性があります。

また、カルーセル広告に関しては最大6つまで画像や動画を配信できるため伝えられる情報量が多く、商品の魅力を十分に伝えられます。ただ、1枚目の画像でユーザーの関心を引けなかった場合次の画像がスクロールされないため、商品について十分に伝えられないケースが考えられます。

対して、コレクション広告はヒーロー画像1枚とサムネイル画像5枚の最大6枚まで設定でき、一度のスクロールですべてのサムネイル画像を閲覧できます。コレクション広告を活用してヒーロー画像に売れ筋になる可能性の高い画像を設定し、サムネイル画像に異なるカラーの商品を設定させることで、スクロールの負荷を減らして商品の魅力を十分に伝えることが可能です。

画像ごとに異なるリンク先を設定できる

コレクション広告では、カルーセル広告同様に設定する画像ごとに異なる遷移先を設定できます。例えば、アパレル企業であれば、ヒーロー画像に新商品のコーディネートを掲載し、コーディネート内の商品をサムネイル画像に設定した上で、サムネイル画像では商品を購入できるページにリンクするといった使い方が理想的ですね。

様々な業態の事業主に向いている

コレクション広告は複数の画像を表示させられるため商品ラインナップが豊富なECに向いていますが、消費者にサービスを提供する事業主にも適した広告フォーマットです。

例えばフードデリバリーサービスの場合、ヒーロー画像に期間限定30%OFFといったキャンペーン内容を伝える画像を設定し、サムネイル画像にユーザーから注文される人気のお店の商品やメニューの画像を設定することでサービスの利用を促せます。

他にも、人材系サービスの場合、特に求人数の多い職種において条件の良い求人を複数まとめて表示させることで、該当職種への転職を希望するユーザーのサイト来訪を促せます。

このようにECサイトの事業主だけでなく幅広くサービスのメリットや特徴をアピールしたい事業主にとっても非常に有効な広告フォーマットとなっています。

クリエイティブの仕様

Twitterコレクション広告のクリエイティブの仕様は下記の通りです。

ツイート本文全角140文字以内 ※リンクは1つあたり半角23文字としてカウント
ウェブサイトのタイトルの長さ最大全角35文字
画像縦横比は1:1、800 x 800ピクセル(最大3MB)が推奨
枚数は2枚~6枚、PNGとJPEGを推奨
リンク先URL最大6つまでの個別URLをサポート ※複数の画像に同じURLを指定することも可能

コレクション広告の開始方法

コレクション広告の開始までには広告の作成から設定、カスタマイズと数ステップ踏む必要があります。

コレクション広告の作成

新しくコレクション広告を作成する場合、広告管理画面上の[クリエイティブ] > [ツイート作成画面]をクリックします。

広告名を入力した後、ランディングページに[ウェブサイト]を選択します。

コレクション広告の設定

[クリエイティブタイプ]で[コレクション]を選択すると、画面右のプレビューに広告が表示されます。(画像内①参照)

[複数]クリエイティブを選択した後、[画像を追加]ボタンをクリックし、画像をアップロードして追加するかメディアライブラリから既存の画像素材を選択します。(画像内②参照)

画像赤枠内の[画像をアップロード]ウィンドウから画像素材を追加します。最大6つの素材を選択できるため、ライブラリにある既存の画像素材を選択もしくは新しい画像素材をアップロードします。

選択した画像のうち、一番はじめに大きく表示される画像がヒーロー画像です。画像赤枠内の箇所でヒーロー画像のヘッドライン(タイトル)とURLを設定します。

2枚目以降の画像はURLのみ設定できるため、1つのコレクション広告で異なる商品やサービスを訴求する場合は画像ごとに設定するURLを変更することで、気になった商品やサービスと遷移先で紹介されている商品やサービスが異なる事態を防げます。

ヘッドラインとURLの設定を終えたのち、ツイート作成画面右上のツイートボタンをクリックするかツイートボタン右のドロップダウンをクリックして予約設定を選択するとコレクション広告の配信準備が完了します。

ツイートボタンやドロップダウンをクリックする前にプレビュー画面でコレクション広告全体のプレビューの確認をオススメします。

まとめ

これまでTwitterコレクション広告の特徴と仕様、設定方法を紹介してきました。

Twitterコレクション広告は、ユーザーがフィードを縦にスクロールする流れの中で負荷をかけずに最大6枚の画像を見てもらえる点が他のフォーマットになく、アカウントからの投稿にもない特徴です。

目を引くヒーロー画像と利用シーンや商品のバリエーションが伝わるサムネイル画像を組み合わせることで、サービスや商品の魅力を十分に伝えられるため、特に新商品や新サービスのプロモーションを行う際には非常に適したフォーマットでしょう。

画像素材を用意すれば簡単に配信できるので、EC事業者の方や消費者向けサービスに限らず、商品特性の説明に悩んでいる広告主の方はぜひ試してみてください。

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