これからリスティング広告を始めるならチェックしておきたい、Google アナリティクスの8つのデータ

これからリスティング広告を始めるならチェックしておきたい、Google アナリティクスの8つのデータ

これからリスティング広告を始める人は、期待と共に次のような不安も抱いているのでは無いのでしょうか?

「広告費を掛けても成果が出なかったらどうしよう」
「どのようなキーワードに対して広告を表示させれば良いのか?」
「どんな属性のユーザーに対してディスプレイ広告でリーチすれば効果的なのだろうか?」

配信したことがないと、不安になりますよね。しかしリスティング広告を配信したことがなくとも、もしGoogle アナリティクスを利用していれば、そこには広告配信の参考となるデータがあります。

今回は、これからリスティング広告を始める方がまずは確認しておきたい、Google アナリティクスの8つのデータをご紹介します。

潜在層にリーチするため、相性の良いサイトを探す

新しいユーザーにサービスを知ってもらいたいときに、ディスプレイ広告でどのWebサイトの広告枠に出稿したら成果に結びつきやすいか最初はイメージが付きにくいと思います。

もしリファラルの集客が一定数あるのであれば、ヒントがあるかもしれません。

完全なリファラー

自社サイトに来たユーザーの参照元が、ドメイン単位ではなく詳細なページまで分かるディメンションが「完全なリファラー」です。どういったサイトの、どういった記事から流入したユーザーが成果につながっているかを確認できます。

これは、自社サイトの売上へ貢献度が高いサイトとして、たとえばディスプレイ広告のプレースメントターゲットで活かすことができます。逆に、流入は多いが意図が違うため成果に結びつかいないサイトからの訪問ユーザーは「参照元 URL」指定にてリマーケティングリストから除外する対応することで成果に繋がりにくい配信を抑えることができます。

成果に繋がるユーザーに共通する特徴とは?

サービスによって、コンバージョンするユーザーの検討期間やサイト内の動きに共通したものがあるかもしれません。

所要時間

ビジネスや商材により、ユーザーの検討期間は異なります。コンバージョンユーザーが初回訪問からどれくらいの期間でコンバージョンしているかの日数もGoogle アナリティクスであれば分析が可能です。

たとえば、「コンバージョンしたユーザーの80%は初回接触かから2日以内に行動を起こしており、1週間以上経ったユーザーがコンバージョンする可能性は極めて低い」といった情報を得られた場合を想定しましょう。

リマーケティング広告では接触から2日以内のユーザーに広告費を注力すべきで、1週間以上経ったユーザーには広告費を割くべきではないという方針が決められます。

コンバージョンデータが十分ある状態で自動入札をしている状態でしたら、自動入札のシグナルとしてリーセンシー(広告とユーザーの接触時間の間隔)が加味されるため不要ですが、初動だったり十分なコンバージョンデータが無く手動入札をしている時点ではこの間隔を知っておくことは役に立つでしょう。

ランディングページ

ランディングページを確認すると、ユーザーがどのページを入口としてあなたのサイトに訪れたかが分かります。

成果に繋がりやすいランディングページにすることは、広告のリンク先をどのページにすれば良いかのヒントにもなります。

ランディングページを知ることは流入の目的を把握することにも繋がります。

  • 会社概要が知りたい
  • 個別の商品について詳細に知りたい
  • 送料が知りたい
  • キャンペーン情報を知りたい

これらの、ユーザーが知りたいと思われるページを広告表示オプション先のリンク先として設定するのも有効です。

ユーザーエクスプローラー

ユーザーエクスプローラーでは、個別のユーザーがどのような経路で訪れ、サイト内で行動したかが把握できます。全てのユーザーの動きを確認するのは不可能に近いですが、実際にコンバージョンしたユーザーのサイト内遷移などを確認するとサイト内のどの情報が欲しかったのかなどのイメージが付きやすいかもしれません。ユーザー像のイメージに行き詰ったら是非ご活用してみてください。

参考:「ユーザーエクスプローラ」とは?Google アナリティクスでできる個別ユーザーの行動分析

成果が出そうなターゲティングは?

成果が出るか分からない不安な中の初動では、少しでも効果に繋がらない広告配信は避けて成果を安定させたいですよね。様々なセグメントから訪問ユーザーやコンバージョンに至ったユーザーの分析が可能です。

検索クエリ

この機能ではオーガニックの検索で訪問してくれるユーザーはどういった語句で検索しているのかを知ることができます。
Search ConsoleとGoogle アナリティクスとの連携が必要なのでぜひ設定しましょう。

全体の検索クエリはもちろん、コンバージョンに至ったユーザーの検索クエリのみ表示なども可能です。

コンバージョンに至ったユーザーの検索クエリは、おそらくリスティング広告でも費用対効果の良い出稿キーワードになるでしょう。逆に検索・遷移数は多いがまったくコンバージョンしないような検索語句は除外対象として検討できるでしょう。

よくある例ですと、会社やサービス名の掛け合わせ語句で「求人」「年収」「株価」というような検索語句はサービスを購入しようとしている意図とは違うというようなこものです。

ユーザー属性

各セグメントごとに、コンバージョンに至ったユーザーやコンバージョン率などが分かります。

「BtoBサービスだから、PCから検索したユーザーのコンバージョンが多いためスマホよりも入札は強めにしておこう」「男性向け商材ではあったが、女性ユーザーのコンバージョン率も悪くないから除外はしないでおこう」など、指針となる情報が得られるはずです。

これらはオーディエンスレポートから確認することが出来ます。

曜日/時間帯

時間軸で成果を確認したい場合はカスタムレポートが便利です。

設定は簡単で、今回必要な設定は下記です。

広告配信を逃してはいけないタイミングが無いかを確認してみましょう。

ユーザーは何に興味がある?

自社サイトに訪れたユーザーが、他にどのような事に興味を持っているかを知れたら広告の配信でも、ビジネス上でも新しい気付きが得られるかもしれませんよね。

インタレスト

Googleアナリティクスではサイトに訪問したユーザーがどのようなモノ・コトに興味関心を示しているかが確認できます。

この興味関心はGoogleが推定したもので、自分がどのように推定されているかをこちらから確認することもできます。

確認できる興味関心は以下のように3分類されます。

カテゴリ名 概要
アフィニティ カテゴリ テレビ視聴者の区分と似た、ライフスタイルによる分類。例: ハイテク好き、スポーツファン、クッキング好き
購買意向の強いセグメント 商品購入に対する関心
その他のカテゴリ 最も具体性の強いユーザー分類が可能。アフィニティ カテゴリの「グルメ」などに対して、その他のカテゴリには「レシピ / 料理 / 東アジア」などが含まれる

参考:ユーザー属性とインタレスト カテゴリについて

自社サービスと関連性の強い興味関心を見つけられた場合、下記のような活用方法が考えられます。

  • Google検索広告で対象の興味関心には入札強化
  • Googleディスプレイ広告で対象の興味関心をターゲティングとした配信

まとめ

Google アナリティクスを活用することで、ユーザー像に対しての理解を深め、効率的な広告配信がスタートできます。広告配信をスタートするまえに、ぜひGoogle アナリティクス今回ご紹介した指標を確認してみてください。

関連記事

【わかりやすい】Google ショッピング広告とは?概要と掲載方法を解説
【わかりやすい】Google ショッピング広告とは?概要と掲載方法を解説
続きを見る
Google、商品構造化データの利用範囲を拡大。Merchant Center 無しでも Google 検索でリッチな商品表示が提供できるように
Google、商品構造化データの利用範囲を拡大。Merchant Center 無しでも Google 検索でリッチな商品表示が提供できるように
続きを見る
Google Search On '22 から見える、Google 検索の少し先の未来を考えてみる
Google Search On '22 から見える、Google 検索の少し先の未来を考えてみる
続きを見る