Google 広告「広告のスケジュール設定」とは?設定方法とポイントについて

Google 広告「広告のスケジュール設定」とは?設定方法とポイントについて

大なり小なり、みなさんも「生活のリズム」をお持ちかと思います。例えば朝は移動時間に使う、昼は食事をしながら調べ物をする、夜22時過ぎには寝るなどです。

そう考えると、広告を見るタイミングは重要ですよね。

例えば平日仕事をしているPCで「カニ通販」の情報をみてもアクションしづらいですし、家に帰って寝る時間にスマートフォンで「オフィス向けOA機器」の広告を見てもすぐには購入に進まず翌朝には忘れられているかもしれません。

このように運用型広告では「この商品の広告を出すにはどのタイミングが最適か?」「読まれにくい時間帯に広告を出していないか?」と言った目線で考えることが大切です。

本記事ではその「時間」を軸に、配信のオンオフや入札調整ができるGoogle広告の「スケジュール設定」をご紹介します。

Google 広告「スケジュール設定」の機能

Google 広告「スケジュール設定」はその名の通り、指定したスケジュールでの配信のオンオフ、入札調整ができる便利な機能です。

指定した時間、曜日のみ広告を配信、停止することができる

この機能を活用すれば、CPAが高い特定の曜日や時間だけ、広告を止めるといったような事が可能です。

例えば「企業向けのOA機器」を販売しているサイトの場合、平日の日中パソコンからの注文が多いと考えられます。逆に土曜日や日曜日の注文は平日と比較すると少ないでしょうし、toCユーザーの検索比率が高まることから平日と比較してCPAが上昇することが想定されます。また休日は営業時間外のためコールセンターや発送の受付を止めている企業も多く存在するでしょう。

この場合、広告を出し続けることは企業、ユーザー双方にとってマイナスです。
Google広告「スケジュール設定」機能を使えば、土曜日と日曜日を指定して広告を停止することなども可能です。お申し込みが少ない日程の広告を停止することで、全体の費用対効果を改善することができるでしょう。

指定した時間、曜日の入札を調整できる

また、指定した時間や曜日の配信を強めたり、逆に弱めたりすることも可能です。

この機能を活用すれば、たとえば電話でのコンタクトが必須であるビジネスで受付可能な時間のみに広告を配信する、といった対応ができます。

また、需要の多い時間帯のみに広告を配信し、それ以外は入札金額を低くして広告費を抑え費用対効果を向上させるのが効果的なケースもあります。

このようにビジネスの需要に合わせて広告の配信有無や入札価格を調整することで、全体の費用対効果を改善することができるでしょう。

基本的には手動入札の利用時に活用できる

自動入札を導入しているとほとんどの場合、「スケジュール設定」の入札調整は機能しません(オンオフは機能します。また「クリック数の最大化」は自動入札ですが同時に設定可能です)。

自動入札が適用されているのに「スケジュール設定」で入札価格を調整しようとするケースをみることがありますが、実際にはなにも調整されていませんので、注意しましょう。

「自動入札にて入札単価調整の使えないケース」参照

リスティング広告の入札単価調整の基本と思わぬ落とし穴

基本的に入札単価調整は、手動入札の場合に設定可能です。

Google 広告「スケジュール」の設定方法

以下で設定方法を見ていきます。

なお、「スケジュール設定」はキャンペーン単位で設定することが可能です。

指定した時間を停止する方法


1.該当のキャンペーンを選択し「広告のスケジュール」を選択し「ペンのマーク」をクリック


2.配信したい曜日と時間を選択
「配信したくない」時間は逆に、設定しないようにしましょう。

3.保存して終了

指定した時間の入札を下げる(上げる)方法


「入札単価調整比」の箇所が編集可能になるのでクリックします。


入札調整比率を入力して保存すれば完了です。

よくある設定ミスと注意点

便利な「スケジュール設定」機能ですが、注意すべき点がいくつかあります。

例えば、オフに設定すると全く配信がされなくなるという特性上、間違えて設定してしまうと「配信したい広告が配信できていなかった」というような機会損失を生んでしまうことがあります。

以下でよくある設定ミスの例と、特に注意が必要な点についてご説明します。

「配信する」時間の設定を間違えてそれ以外が配信されないケース

「スケジュール設定」は「配信する時間」を指定します。ですので「指定が漏れている」と指定した時間以外は配信がされなくなってしまいます。

例えば「夜の入札を弱めようと思ったらその時間しか配信されない設定になってしまっていた」などのミスは特に起こりやすいので注意しましょう。

以下でその例を見てみましょう。


この設定では夜間に「しか」広告が表示されません。


「0:00-5:00」は-90%、「5:00-0:00」は設定無し、といったように、他の時間帯も合わせた24時間に対して漏れなく設定するようにしましょう。

セグメントしすぎて表示機会が少なくなりコンバージョンも目減りしてしまうケース

例えば昼間と比較して夜間のCPAが高い場合、これを停止にするアクションを選択する人も多いのではないでしょうか?

しかし安易に配信を止めてしまうと、調整でCPAを下げてコンバージョンを獲得できるかもしれない可能性を今後一切無くすことになります。

広告文やキーワード調整、入札調整などでCPAを改善することはできないでしょうか?

配信を止めるのは最後の手段です。停止の判断をする前に、今一度データを点検するようにしましょう。

ちょっと待って!CPAが高騰してしまったキーワードを配信停止する前のチェックリスト

最後に

ユーザーの生活リズムやビジネスの都合に合わせて広告の表示や入札金額を調整できるGoogleの「スケジュール設定」は、ビジネスの特性次第では広告の成果を大きく伸ばせる可能性を秘めた機能です。

しかしながらデータを読み間違えて、安易に配信を止めたり設定を間違えたりすると成果を悪くしてしまうこともあります。状況や顧客の動きに合わせて、どうしたら成果を上げることができるかを考えましょう。

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Shoji Yamashita

Shoji Yamashita

アナグラム株式会社 クルー。大手メディアグループの広告関連会社で広告プランニング、経営企画、新規事業立ち上げ、営業を担当。何も無いところから自分の頭ひとつで「儲かる仕組み」を作れる運用型広告に無限の自由と可能性を感じ、2018年よりアナグラムに参画。

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