Googleは、2018年8月30日(日本時間2018年8月31日)に AdWords Editor (以下、Editor)のバージョンを12.5 にアップデートしたことを発表しました。
アップデートは以下の通りです。
- 拡張テキスト広告のテキストの増加
- 動的検索広告の新しい説明文
- 電話専用広告のより長い説明文
- 新しいカスタムルール:説明文のないサイトリンク
参考:バージョン12.5 - AdWords Editorヘルプ
参考:AdWords Editor バージョン12.4 が公開:入札戦略の追加や並行トラッキングへの対応
拡張テキスト広告のテキストの文字数が増加
しばらく前よりテキスト広告の含められるメッセージ(テキスト)の量はさらに拡張していますが、早くもEditorでも設定が可能となりました。
- 3つ目の広告見出しを追加
- 2つ目の説明文を追加
- 説明文は90文字(全角45文字)まで使用可能
参考:拡張テキスト広告について - Google 広告 ヘルプ
※2018年9月現在、ヘルプの更新は追いついてないようですね。
新しいフォーマットということもあり、従来の拡張していない広告文にくらべてパフォーマンスが低いという声もチラホラでています。まだ掲載を開始して間もないためか、広告の品質計算に十分なデータの閾値に達していないなどの可能性も考えられますので、すべての広告文をこれらを追加するのではなく、まずは新しい広告文のフォーマットとして追加するのがよさそうです。
動的検索広告の新しい説明文
拡張テキスト広告のテキストの文字数増加と同様に、動的検索広告においても新しい説明文が追加されています。こちらもすでにEditorで対応可能なため、追加広告文などをスムーズに行うことができますね。
※本機能は一部のアカウントより順次展開しているため、Editor上で項目に入力はできても実装できない可能性があります。
電話専用広告のより長い説明文
こちらも広告テキストの文字数の増加への対応です。通話専用広告では、いままで80文字が上限だった説明文の文字数制限が90文字に増加しました。こちらもEditorからの入稿にすでに対応しています。
新しいカスタムルール:説明文のないサイトリンク
EditorのVer.12 から導入された、変更を送信する前にあらかじめ定めたルールに反する内容を通知できる機能に、説明文のないサイトリンクを通知するルールが追加されました。
参考:AdWords Editor バージョン12 にアップデート、送信前にルールへの違反を通知できる「カスタムルール」機能を追加
サイトリンクの説明文は、必ずしも広告に表示されるものではありませんが、サイトリンクに限らず広告表示オプションに設けられている項目は入力してプラスでこそあれ、マイナスはありませんので、入力しておくのが鉄則ですね。
前回のアップデートから1ヶ月ちょっとですが、どんどんと新しい機能が実装されていっていますね。