広告運用者なら毎日触るであろう広告管理画面。さまざまな広告プラットフォームを扱っていればこそ、広告管理ツールの使い勝手はパフォーマンスにも少なくない影響を与えることを実感されている方もいらっしゃると思います。
ツール提供側による改善のおかげで、広告運用においても改善を重ねられていると改めて思うところです。
今回はちょっと遅くなりましたが、2021年6月に行われた広告管理ツールの改善内容をピックアップしてご紹介します。気がついていなかった機能などがあればぜひ利用してみてくださいね。
参考:【Yahoo!広告】広告管理ツール改善内容のご紹介(2021年6月分) - Yahoo!広告
目次
ディスプレイ広告の改善
「インポート用CSVファイル」にパフォーマンスデータの出力項目を追加
キャンペーンや広告グループ一覧画面からダウンロードすることができる「インポート用CSVファイル」にインプレッション数、クリック数など含む様々なパフォーマンスデータの項目が追加されました。
これまでは広告管理画面と見比べながらCSVのデータを成形したりと、手間を掛けていた方もいらっしゃると思います。今回のアップデートによりパフォーマンスデータをファイル内で確認しながら予算、配信設定、入札価格などの編集をまとめて行うことができるようになりました。
インポート用のCSVファイルは、管理画面の「ダウンロード」より選択してダウンロードできます。
パフォーマンスレポート画面で項目の定義が確認可能に
パフォーマンスレポート画面上でレポート項目の定義が確認可能になりました。
レポート画面でも簡単に用語をチェックできるため、キャンペーン一覧を見直したり、検索して調べたりという手間がなくなります
複数の広告グループのターゲティング設定がより簡単に
まず、ターゲティングの編集画面において、選択中の広告グループの件数が表示されるようになりました。
選択した広告グループ数がわかるようになるため、編集対象の広告グループの件数が抜け漏れることはなくなるでしょう。
従来、サイドメニューで広告グループを選択していても再度広告グループを選択する必要がありました。今回のアップデートによりサイドメニューで広告グループを既に選択している場合は選択が不必要になりました。
検索広告の改善
広告アカウント設定画面にて「URLオプション」の審査状況を表示
広告アカウントの設定画面では従来確認することが出来なかった「URLオプション」の審査状況と審査否認理由が可能になりました。また、「i」をクリックすることにより詳細状況を確認することができるようになりました。
最後に
ひとつひとつは微々たるものかもしれませんが、少しでも広告運用を行いやすくしようと考えられている改善は、広告運用者として大変ありがたいものですよね。
もし気がついていないアップデートがあれば、ぜひ確認してみたり、広告運用に携わるメンバーへシェアしたりしてみてください。