【初めてでもわかる】Twitter広告のコンバージョン計測 設定方法から確認方法まで

【初めてでもわかる】Twitter広告のコンバージョン計測 設定方法から確認方法まで

本記事ではTwitter広告初心者の方でもきちんとコンバージョン設定から確認が出来るまでをゴールとしています。

新しく運用をスタートした広告アカウントでコンバージョン設定をしたはずなのになかなかコンバージョンが反映されない、なんだかコンバージョン数が多すぎる、などの問題は運用者にとって気をもむ部分ですよね。

広告の成果を正しく測定し、改善を図っていくためにコンバージョン計測の設定はとても重要です。

特に初めて触れる媒体の設定は、これであっているのかと不安になることも多いですが、しっかりとひとつひとつ理解して進めれば正しくコンバージョンの設定をすることが可能です。


Twitter広告のコンバージョン計測のための2つの方法

Twitter広告でコンバージョン計測するには、自社のWebサイトにタグを設置する必要があります。まずはTwitter広告の計測タグの種類を理解しましょう。

Twitter広告の計測タグは、次の2種類です。

  • ユニバーサルウェブサイトタグ
  • 単一イベントウェブサイトタグ

ユニバーサルウェブサイトタグとは

ユニバーサルウェブサイトタグとは、ひとつの広告アカウントにつきひとつ発行が可能なタグで、Webサイト内のすべてのページに設置します。

ユニバーサルウェブサイトタグをすべてのページに設置しさえすれば、後は管理画面上からさまざまなコンバージョンをURL条件で設定できます。

単一イベントウェブサイトタグとは

単一イベントウェブサイトタグは、対象のウェブサイトで発生する特定のコンバージョンを1つだけトラッキングできる専用のコードです。事前にコンバージョン毎のイベントタグを用意し、そのタグを計測したいコンバージョンページのみに貼り付けます。

サンクスページをURL条件で指定するユニバーサルウェブサイトタグで実装できそうにない場合は、単一イベントウェブサイトタグで計測の準備を行います。

基本的には、Twitter社が推奨する「ユニバーサルウェブサイトタグ」がおすすめですが、たとえば、ページ読み込みの発生しないイベント(フォーム送信などURLが変わらないページ遷移や、ホワイトペーパーのダウンロード時など)をコンバージョンとして設定したい場合は、「単一ウェブサイトタグ」を使うことでトラッキングが可能です。

参考:ウェブサイトのコンバージョントラッキング|Twitter広告ヘルプセンター

タグの発行と設定方法

次に、タグの発行と設定方法を説明します。まずは、ユニバーサルウェブサイトタグからお話していきます。

ユニバーサルウェブサイトタグ

ユニバーサルウェブサイトタグの設定手順は次のとおりです。

①ユニバーサルウェブサイトタグを発行する

②ユニバーサルウェブサイトタグをすべてのページに設置する

③イベントを作成する

では、具体的な設定方法を解説していきます。

①ユニバーサルウェブサイトタグを発行する

Twitter広告マネージャーの[ツール]をクリックして開いたプルダウン内[イベントマネージャー]を選択します。

イベントマネージャーの画面で[イベントソースを追加]をクリックします。

[ユニバーサルウェブサイトタグ]を選択して[次]を押します。

イベントマネージャーの画面に戻ります。上記のようにユニバーサルウェブサイトタグのIDが表示されたらタグが作成できたということです。

②ユニバーサルウェブサイトタグをすべてのページに設置する

次に、ユニバーサルウェブサイトタグをWebサイトに設置します。

今回は例としてGoogleタグマネージャーで設定する方法を紹介します。以下、同様です。

Googleタグマネージャーを開き、該当のコンテナ内ワークスペースで、タグを選択し、[新規]をクリックします。

タグに名前を付け、鉛筆マークをクリックします。

検索窓の右側にある虫眼鏡マークをクリックして検索します。検索窓に「Twitter」と入力すると、「Twitter Universal Website Tag」の名前でタグが出てきますので選択します。

ユニバーサルウェブサイトタグのIDを入力し、[PageView]を選択してタグを保存します。

ユニバーサルウェブサイトタグのIDは、Twitter広告のイベントマネージャーの画面で確認します。

ユニバーサルウェブサイトタグのIDの横の[コピー]をクリックでIDを取得できます。

トリガーは[All Pages]を選択し保存します。コンテナを公開したらGoogle タグマネージャ内の設定は完了です。

③イベントを作成する

タグがサイトのすべてのページに設置できたら、次はイベントの作成に移ります。ここで言うイベントとは、コンバージョンのことです。計測したいイベントをこれから作成していきます。

Twitter広告マネージャーの[ツール]をクリックして開いたプルダウン内[イベントマネージャー]を選択します。

[イベントを追加]をクリックします。

イベントの「名前」と「コンバージョンの種類」を設定します。

名前

「新規会員登録」など、ユーザーに起こして欲しいアクションを名前にします。また、イベントを複数設定する場合は、重複しないように名前をつけましょう。

コンバージョンの種類

次の5種類から任意で選択します。

コンバージョンの種類 内容
サイト訪問 指定したWebサイトにユーザーがアクセスすることです。
購入 ユーザーがWebサイト上で商品またはサービスの購入を行うことです。
ダウンロード ユーザーがWebサイト上で資料やファイルをダウンロードすることです。
新規登録 ユーザーがサービスやニュースレターなどに登録することです。
その他 上記のいずれかに当てはまらない場合に使用する汎用的なイベントです。

注意点として、コンバージョンの種類が重複してしまうと管理画面上ではイベントごとの成果が見られずまとまってしまいます。

例えば「新規登録」のコンバージョンの種類を使用し、2つイベントを作成した場合、広告管理画面上では「新規登録」として合算され、それぞれの内訳は見られません。

レポートではイベント毎の成果の確認は可能ですが、管理画面上で同じコンバージョンの種類として表示されてしまう以上、成果の確認がすぐに見られない側面もあるためコンバージョンの種類は分けて設定すると良いでしょう。

「次のいずれかの条件を満たすトラフィックを含める:」でイベントの条件をURLで設定します。

各条件での指定できる範囲は次をご確認ください。

例)https://aaa.jp/thanks

URLの条件 指定できる範囲
すべてのウェブサイト訪問数 https://aaa.jp/などユニバーサルウェブサイトタグが設置されているすべてのページ
URLの一部 /thanks
URL全体 https://aaa.jp/thanks/

Twitter広告では「URLの一部」を選択し、コンバージョンページの一部の文字列を設定することが推奨されています。

注意点として、「URL全体」では、指定したURLが完全に一致する場合の条件になりますが、その際URLの末尾につくURLパラメータやページのプロトコル(「http」、「https」など)も含めて完全に一致するか照合されるため、特に設定の必要がなければ「URL全体」は避けたほうがベターです。

続いて、「アトリビューション期間」を設定します。

アトリビューション期間

ユーザーが広告を見たり、アクションを行った後のコンバージョンをトラッキングする期間を設定していきます。

アトリビューション期間の選択に移り、ポストエンゲージメントアトリビューション期間とポストビューアトリビューション期間のそれぞれを設定し、保存を押します。

各アトリビューション期間で指定できる期間は次をご確認ください。

種類 内容 期間
ポストエンゲージメントアトリビューション期間 広告へのいいね、リツイート、フォロー、返信、リンクのクリックなどのエンゲージメント後に発生したコンバージョンをTwitter経由とみなす期間 1日、2日、3日、5日、7日、14日、30日、60日、90日
ポストビューアトリビューション期間 Twitter広告を見た時はエンゲージメントしなかったものの、その後ウェブサイトにアクセスして発生したコンバージョンをTwitter経由とみなす期間 オフ、1日、2日、3日、5日、7日、14日、30日、60日、90日

アトリビューション期間は、後から変更してもコンバージョンデータを遡って更新できますので、基本的には最初の設定のまま、ポストエンゲージメントアトリビューション期間30日、ビューエンゲージメントアトリビューション期間1日で設定しましょう。検討期間が長いサービスなどアトリビューション期間を意図的に変更したい場合はこの限りではありません。

単一イベントウェブサイトタグ

単一イベントウェブサイトタグの設定手順は以下になります。

①単一イベントウェブサイトタグを発行する

②イベントを作成する

③単一イベントウェブサイトタグを実装する

①単一イベントウェブサイトタグを発行する

まずは単一イベントウェブサイトタグを発行していきましょう。

Twitter広告マネージャーの[ツール]をクリックして開いたプルダウン内[イベントマネージャー]を選択します。

[単一イベントウェブサイトタグ]を選んで次へを押します。

②イベントを作成する

イベント作成の方法はユニバーサルウェブサイトタグとおなじになるため、そちらを参照してください。

イベントを保存すると、ポップアップで単一イベントウェブサイトタグのコードが発行されるのでコードをダウンロードしてください。

設定後、イベントマネージャーからも確認が可能です。イベントマネージャーを開き、左側から設定した単一イベントウェブサイトタグを選択、コードを表示でダウンロードすることができます。

③単一イベントウェブサイトタグを実装する

タグの準備ができたらGoogleタグマネージャーで設定をします。

Googleタグマネージャーを開き、該当のコンテナ内ワークスペースで、タグを選択し、[新規]をクリックします。

タグに名前を付け、タグの種類はカスタムHTMLを選択、HTMLの部分に単一ウェブサイトタグのコードを貼り付けます。

単一イベントウェブサイトタグのコードは、Twitter広告のイベントマネージャーの画面で確認します。

Twitter広告からイベントマネージャーを開き、設定する単一イベントウェブサイトタグから[コードを表示]を押します。

表示されたコードをダウンロードします。

コンバージョンの条件をトリガーで指定して、「保存」をクリックします。コンテナを公開したら設定完了です。

タグの確認方法

タグの設定が完了したらきちんとタグが動作しているかの確認も欠かさず行いましょう。

こちらではTwitter広告の管理画面上での確認をご紹介します。

広告管理画面上でタグの状態を確認する方法

広告管理画面上ではどのページで動作しているかは見ることができないため、タグの状態に異常がないかを主に確認する役割となります。

タグを公開した後、コンバージョンデータが蓄積されると、広告マネージャー上でもイベントの動作状況が確認できるようになります。

では、管理画面でタグの状況を確認していきましょう。

Twitter広告マネージャーでツールをクリックし、イベントマネージャーをクリックします。

設置したイベントのステータスを確認してみましょう。

ステータスは3種類です。

ステータス 内容
実行中 ウェブサイトタグが過去24時間以内にイベントアクティビティを検出しました。
無効 ウェブサイトタグはイベントアクティビティをまだ検出していません。
最新のアクティビティはありません ウェブサイトタグは過去24時間以内にイベントアクティビティを検出していません。

タグを設定してすぐは、コンバージョンが発生していない可能性があるため「無効」となっていることが多いです。たとえばCV検討期間が1日の商材であれば、タグを設置して翌日になっても無効が続くようなら改めてイベント設定の方法を見返しましょう。

管理画面上の成果の見方

ここからは成果を広告管理画面上で見る方法をご紹介します。

管理画面のデータをカスタマイズして確認する

イベントのコンバージョン数などを見るために、まずは指標を画面に表示するためのカスタマイズを行います。Twitter広告の管理画面はそのままではイベントのコンバージョン数などイベントの成果を確認する列は配置されていません。

[データ:概要]をクリックして、[データをカスタマイズ]から見たいイベントの指標を表示するように設定していきましょう。

見たい指標にチェックをいれます。

たとえばユニバーサルウェブサイトタグで「新規登録」のイベントの種類を選択し作成したとしたら、「新規登録」の項目にチェックを入れればコンバージョン数を見ることができます。

注意点として、各イベントの指標はユニバーサルウェブサイトタグで計測したコンバージョン数のみが反映されます。

単一イベントウェブサイトタグのコンバージョンは「カスタムイベント」を選択すると見ることができますが、複数タグを設定している場合は合算となってしまうので注意してください。

単一イベントウェブサイトタグで設定したイベントごとのコンバージョンを確認したい時は後の、「データをエクスポートして確認する」をご確認ください。

見たい指標の選択が終わったら[適用する]を押します。カスタムデータに[名前を付けて保存]をすると次回から同様の手順を踏まずに済み、且つデフォルトにも設定できるのでおすすめです。

データをエクスポートして確認する

続いてはデータからイベントの成果を確認する方法を見ていきましょう。

キャンペーン、広告グループ、広告のうちデータを出力したい項目を選び、[エクスポート]から[データをエクスポート]を選択します。

[タグ別ウェブサイトコンバージョン]にチェックを入れ、他にカスタマイズして出力したければ項目にチェックを入れ[ダウンロード]を行います。

タグ別ウェブサイトコンバージョンにチェックを入れることでユニバーサルウェブサイトタグと単一イベントウェブサイトタグで設定したすべてのイベントのコンバージョンがレポートに出力されるようになります。

コンバージョン設定はタグの違いを理解して進めよう

広告配信の準備段階で行うコンバージョン計測の設定は、きちんと効果を測るうえで大事な設定の一つです。

Twitter広告ではユニバーサルウェブサイトタグか単一イベントウェブサイトタグかどちらを用いるかによってタグの設定方法がそれぞれ異なったり、成果の確認も管理画面上では制約があったり、はじめての運用では戸惑うことも多いのではないでしょうか。

ややこしい部分もありますが、違いを理解して進めることができればはじめてでもしっかりコンバージョンの計測ができるようになります。本記事がTwitter広告を始める際のコンバージョン設定方法のガイドになれば幸いです。

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