誰もが悩む!商品リスト広告に関するQ&A(一問一答)

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過去数回に渡り「知識ゼロから始める、商品リスト広告向けデータフィード作成ワークショップ」を開催してます。

商品リスト広告に関しては各所で取り上げられておりますが、じゃあ実際に「データフィードを作ろう」ですとか「Google Merchant Center」にアップロードしようと言った時に参考になる記事や資料がそれと比べると比較的少ないため、こういった一問一答形式のQ&Aコーナーを設けてます。このセミナー中にふと思った疑問をすべて付箋紙にメモを取っていただき、最後の質疑応答の時間でその場ですべての質問に一問一答でお答えするという機会なんですね。

今回は過去のセミナーで寄せられた質問の一部とその答えをご紹介いたしますので、商品フィードの作成やMerchant Centerの設定に困ったときの参考にしていただければ幸いです。

Contents

商品フィードに関するQ&A

商品フィードの最適化は何に注目して行いますか?

主に次の点に注目してチューニングを行っています。

  1. 入力すべき属性にすべて値を正確に入力しているか?(JANコードを持つ商品なのにgtin属性に入力しないなど)
  2. 商品名[title]、商品説明[description]の変更
  3. 商品画像[image_link]で指定した画像の変更

商品フィードの属性カラムの順番は自由に決めても問題ありませんか?

問題ありません。

商品フィード内の不要な属性カラムは削除しても問題ありませんか?

問題ありません。

商品フィードで設定した商品価格とWEBサイト記載の商品価格に相違がある場合はどうなりますか?

商品価格に相違のある商品は審査不承認となります。

商品のアイテムIDを指定する[id]属性に使用できる文字はどのようなものですか?

Google Merchant Center のヘルプによると、使用できる文字は下記と定められています。

  • 先頭と末尾の空白文字と改行文字(0x0D)は削除されます。
  • 改行文字(0x0D)と空白文字(空白文字プロパティを持つ Unicode 文字)は、単一の空白文字(0x20)に置き換えられます。
  • 有効な Unicode 文字のみ使用できます。ただし、次の文字は例外です。
    • 制御文字(改行 0x0D を除く)
    • 機能文字
    • プライベート エリア文字
    • サロゲートペア
    • 未割り当ての符号位置(具体的には、0x10FFFF よりも大きいすべての符号位置)

参考:商品フィード仕様
https://support.google.com/merchants/answer/188494

このままだと難しいので噛み砕きますと次のようになります。

  • 先頭と末尾に「空白」「改行」が入っている場合は削除
  • 先頭と末尾以外の「空白」「改行」は半角スペースに置き換えられる
  • Unicode文字が使えますが、以下は使えません。
    • 改行以外の制御文字や機能文字
    • プライベートエリア文字(外字など)
    • サロゲートペア(JIS第3水準、JIS第4水準の漢字の一部)
    • Unicodeに割り当てがされていない文字

あまりにも特殊な文字でなければ、一般的な半角英数字、半角記号、全角英数字、全角ひらがな・カタカナ、全角漢字、全角記号などを利用することが出来ます。

記号としては計算機号や感嘆符、疑問符なども利用可能です。

商品説明[description]に改行を入れた場合、表示はどのようになりますか?

改行は半角スペースに変換されます。そのため、改行位置によっては半角スペースに変換されることで、不自然な文章に見えるケースが出てきますので注意です。

製造番号[mpn]は固有である必要がありますか?

固有である必要があります。1つの製造番号に対して色やサイズのバリエーションが有る場合は、バリエーションごとに製造番号[mpn]を固有に割り当てる必要がありますので、次のように末尾に識別できるようなフラグを付けておくと分かりやすいです。

  • 製造番号:GO12345OOGLE
  • サイズバリエーション:S、M、L
  • 割り当てる製造番号[mpn]:
    • GO12345OOGLE-S
    • GO12345OOGLE-M
    • GO12345OOGLE-L

商品画像に商品とまったく異なる画像を使っても大丈夫ですか?

実際の商品画像ではない一般的な画像、グラフィックス、イラスト(「DIY 用品」(632)や「乗り物・パーツ」(888)カテゴリの商品は除く)を商品画像として指定することはできません。

画像のA/Bテストを行うことは出来ますか?

2016年2月現在では、Google アドワーズアカウントと連携したMerchant Centerアカウントに登録された商品のうち、商品リスト広告に利用可能な商品すべてが対象となり、Merchant Centerにアップロードした商品フィードを指定することができないため、スプリットランテストは実施できません。

商品画像がAのパターンとBのパターンでそれぞれ期間を決めた上でそれぞれのデータを蓄積し、それらを比較するというテスト方法であれば行うことは可能です。

商品リスト広告用の商品フィードをそのままCriteoなど他のプラットフォームに使うことはできますか?

商品リスト広告は商品リスト広告用の仕様、CriteoはCriteo用の仕様といったように、プラットフォームごとで仕様が異なるためそのまま流用することはできません。それぞれのプラットフォーム仕様に合わせたデータフィードを作成する必要があります。

Google Merchant Centerに関するQ&A

アップロードした商品フィードをExcel形式でダウンロードできますか?

Google スプレッドシート形式で商品フィードアップロードしている場合は、そのGoogle スプレッドシートの画面からExcel形式でダウンロードすることが可能ですが、それ以外の手段でアップロードしている場合はExcel形式でダウンロードすることはできません。

Merchant Centerアカウント、商品フィードを分けて管理する場合の基準はありますか?

Merchant Center アカウントは1ドメインごとに1つずつになります。1所有者が複数ドメイン、それぞれ異なるECサイトを所有している場合はマルチクライアントアカウントをリクエストすることができます。

商品フィードは最低限の基準として対象国ごとにに分ける必要があります。部署ごとに異なるカテゴリの商品を管理している場合などは、部署ごとにアップロードしても問題ありませんが、アカウントの中で商品が重複しないようにすることが必要です。

広告代理店担当者が広告主のMerchant Centerアカウントにアクセスすることはできますか?

広告主のMerchant Centerアカウントに招待されることでアクセスすることが可能です。

参考:アカウントへの複数のユーザー アクセス
https://support.google.com/merchants/answer/1637190?hl=ja&ref_topic=3404822

WEBサイトの確認と申し立てを行う時に一番おすすめな方法は何ですか?

Merchant Centerを開設したGoogle アカウントで、Google アナリティクスまたはGoogle タグマネージャを利用しており、さらにMerchant Centerで管理するサイトのドメインと一致している場合は、これらのアカウントを利用する方法が一番おすすめです。

上記に当てはまらない場合は、手軽さという観念からHTMLタグの単純アップロード、HTMLへメタタグの記述する方法の順におすすめしています。

Merchant Centerや商品フィードで設定した送料とWEBサイト記載の送料に相違がある場合はどうなりますか?

設定されている送料とWEBサイト記載の送料に相違がある場合は審査不承認となります。

商品リスト広告(Google アドワーズ ショッピングキャンペーン)の運用に関するQ&A

Google アドワーズ管理画面上での入札と商品フィード以外でチューニングできるものはありますか?

広告の品質を高めるには、Merchant Centerにアップロードする商品データの品質を高めることが不可欠です。Merchant Centerのヘルプによると商品データの品質として次の要素を考慮しているようです。

  • 最新のデータの提供(データの更新頻度)
  • 正確で包括的なデータの提供

この2点が改善されれば広告の品質を高めることができるようになりますので、入札単価調整と商品フィード以外で行えるチューニングとしてはデータの更新頻度を上げるなどと言った物が挙げられます。

参考:品質の高いデータの提供
https://support.google.com/merchants/answer/188489?hl=ja&ref_topic=3404820

商品ごとの広告配信状況の確認はどこで行えますか?

Merchant Centerであれば「商品タブ」から商品がクリックされた回数を確認でき、Google アドワーズであれば「ショッピングキャンペーン」から表示回数やクリック数をはじめとする広告に関するレポートを確認することができます。詳細情報を確認したい場合はショッピングキャンペーンから確認するほうが間違いありません。

そのほか全般的なQ&A

Google ショッピングと商品リスト広告の違いは何ですか?

それぞれは下記のように区別されます。

  • Google ショッピング:ユーザーがGoogle上で商品を探すためのサービス(サイト)
  • 商品リスト広告:広告主がGoogleショッピング検索およびgoogle.comの検索上に配信するための広告フォーマット

最後に

商品リスト広告を実施するためには、当然ながら商品フィードの仕様やMerchant Centerの設定まで仕様やルールを覚える必要があります。今回のようなセミナーの中でいただいた質問によって、各プレイヤーの方々がどういった点につまずきやすいのかを知ることができたのは筆者にとっても大きな収穫となりました。

これは本論とは関係がありませんが、疑問に思ったことは恥ずかしがらずに聞いてみましょう。自分が抱いた疑問は他の人も同じくして疑問に抱いているはずですし、質問される方もそれを踏まえてどのような話ができれば更に有意義な内容となるか大変参考になります。

最後に、このようなQ&Aによって商品リスト広告で悩むプレイヤーの方々の助けに少しでもなれましたら幸いです。
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Hiroki Tanaka

Hiroki Tanaka

アナグラム株式会社 テクノロジーエキスパート。 広告代理店に入社後、リスティング広告の社内データダッシュボードの戦略構築とインフラ整備等を管理・運用型メディアコンサルタントチームのマネジメントを歴任。 2012年より現職にて、リスティング広告の運用から、Googleアナリティクスやタグマネージャー導入と運用の支援、criteoなどデータフィードを用いた広告の導入支援や運用、クルーの執筆したブログ編集、ちょっとした買い出しなどを行っている。