Instagramでビジネスプロフィール、インサイト、投稿の広告配信が利用可能に

Instagramでビジネスプロフィール、インサイト、投稿の広告配信が利用可能に
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2016年5月31日(米国時間)に、Instagramにおいてビジネスプロフィール、インサイト(アナリティクス)、オーガニック投稿の広告配信の3点が新たに利用可能になる旨の公式アナウンスがありました。Facebookでもお馴染みの機能ですが、アメリカから始まり2016年中にグローバルにロールアウトされるとのことです。各機能について、Instagram公式記事を元に紹介いたします。

Instagram 公式記事:まもなく提供開始: Instagramビジネスツールのご紹介


ビジネスプロフィールの追加(アカウントプロフィール画面の機能と情報拡充)

FacebookページとInstagramアカウントを連携することで、プロフィール画面にて新たに、現在地からビジネスの所在地へのアクセスを示すマップ表示、Eメール送信や電話ができるコンタクトコールトゥアクションボタンの追加がされます。またFacebookページと同様に、ビジネスを表すカテゴリや所在地などの情報も表示可能になります。
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「CONTACT」ボタンをタップ(クリック)することにより、アクションを選択できるポップアップが表示されます。

画像引用元:Instagram Is Testing Business Profiles

インサイト画面の新設

新設のインサイト画面にて、フォロワーの性別・年齢・居住地域などの基本情報だけでなく、時間や曜日ごとの投稿インプレッションとリーチ・ウェブサイトクリック数などのアクティビティやエンゲージメント情報を確認できるようになります。

・フォロワーの性別と年齢の分布
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・フォロワーの地域情報とインスタグラムの使用動向
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画像引用元:Instagram Business Profiles Test Now Features Analytics

Instagram投稿の広告配信

既存のInstagram投稿を指定し、任意のターゲティングオーディエンスに向けて広告配信が可能になります。また、Instagramアプリ上でも投稿の広告配信設定が可能になるとのことです。この場合、デスクトップ版Facebook広告管理画面で設定できるターゲティングオプションの多くが制限されるものの、Instagram運営の担当者がアプリ上で手早く投稿のリーチを広げたい場合には嬉しい機能ですね。

ひとこと

Instagramは今回のアップデートだけでなく先日にも、Instagramでのカルーセル広告への動画組み込みやダイナミック広告配信を可能にするなど、広告メニューの充実化が図られてきています。Facebookと同様に、テストを重ねつつInstagramをよりビジネス利用に向けたプラットフォームへと徐々に変容させていく姿勢が読み取れますね。

今なお急激にユーザー数を伸ばし続けていることもあり、Instagramへの注目と重要性は今後も高まっていきますので、引き続きユーザー体験を重視した環境整備にも期待をしたいところです!

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