「信頼して任せてもらった仕事は期待以上に返せるようにしていきたい」マネージャーアシスタントとしての仕事の考え方
アナグラムでは、一人のコンサルタントが専属でクライアントを支援をしますが、全てを一人で解決しないといけないわけではありません。

わからないことがあれば、その分野に詳しいメンバーに聞いたり、時には一部の業務を任せたりしながらクライアントの支援をしていきます。その一例として、アナグラムにはマネージャーアシスタント(以下、アシスタント)という役割があります。アシスタントは、コンサルタントだけでは対応が難しい入稿業務やWチェック、レポート作成などクライアントを支援しやすい環境を作り上げていくプロです。

アシスタント第一号として入社した北島さんに仕事内容や、なぜアシスタント職を選んだのかを聞きました!

―――前職までの仕事はなにをされていましたか。

1社目はアパレルの会社で販売職をしていました。社員数40名ほどの会社だったので様々な業務を兼任していて、SNSで発信する仕事もしていました。情報を発信すると、ちゃんとお客さまからレスポンスがあり数字が動いたんです。「自分がアウトプットしたものに良い反応が返ってきた」のをとてもおもしろく感じたことをきっかけに、広告業界に興味を持って前職の広告代理店に転職しました。

―――広告代理店では何をされていたのですか。

広告の運用担当をしていました。Google 広告・Yahoo!広告やCriteoの広告運用など、10社前後のクライアントの担当でした。未経験でしたし、毎日必死に仕事に向き合ったことで任せてもらえるクライアントが増えていくのは嬉しかったのですが、どんどんと担当案件や媒体が増えたことで、ただ数字を追いかけるだけになっていることに段々と苦しさを覚えるようになりました。

―――そんな背景もあり、転職しようと考えたのですか?

仕事量が多く深夜まで働くことも多々あったので少し疲れてしまったこともあったのですが、振り返るとそれ以上に、目の前のお客さんに向き合って仕事していく環境を求めていたのだと思います。

当時は広告運用を専任で担当する部署だったので、直接お客さまとのコミュニケーションは取れず、「自分の仕事は誰の役に立っているのだろう?」と疑問に感じることもありました。誤解がないように言うと、役割分担を明確にすることは悪いことではないです。前職の環境は集中して広告運用の力を養うには良い環境であったかと思います。あくまでも私の場合は、アパレル時代の経験があったからこそ、直接お客さまや社員からも「ありがとう」をいただける環境のほうがやりがいを感じられるタイプなのかなと感じました。

―――分業はメリットもデメリットもありますよね。そんな経験から、どのようにアナグラムのアシスタント職に入社を決めたのでしょうか。

「今の自分にできることはなんだろう」「人の役に立てる仕事とは」と考えてました。自分が実際にやってみて、広告運用は様々なプレッシャーがある仕事だと感じたんです。なので、今後も自分自身が最前線で広告運用をしていくイメージを持てていなかったのですが、一度その立場を経験しているからこそ、業務への理解度が高く役に立てる場があるのではないかと。

そんなときに、たまたまTwitterでアナグラムのアシスタント職の募集をしていることを知り「これだ!」と門をたたき、入社しました。

―――働いてみて転職で改善したかった点は叶いましたか。

アシスタントとして入社して「自分にできることがたくさんある!」と感じました。直接コンサルタントからありがとうももらえる環境もあって、役に立っている実感がすごく持てました。

今までの知識や経験が活きたことも嬉しかったのですが、知らなかったこともたくさんありました。日々学ぶことが多いです。例えば、関数は簡単な四則演算、vlookup、sumifなどは使っていましたが、入社後に知った関数がたくさんあります。また、今まで触れたことのない媒体の入稿もあるのですが、他のアシスタントのメンバーと勉強会を開催してお互いに学びあったりしています。

アシスタントのメンバーは4名いるのですが、関数マスターや入稿マスターなどがいて、みんなそれぞれ得意分野があるので、困った時に誰かに相談するとだいたいのことは解決できます。もちろん、自分でも調べながら進めるのですが、上司にも聞きやすい環境があるので自分だけで悩むことはないですね。

あとは、圧倒的に残業時間が減りました。アシスタントだけではなく社内全体の雰囲気にも共通するのですが、業務時間に集中して取り組み、仕事が終わったあとはプライベートの時間を楽しむ方が多いのでメリハリある生活が送れています。今はほとんどフルリモートということもあって(アナグラムでは、出社・在宅選べる勤務スタイルをとっています。)仕事終わりに習い事をしたりと自分の時間を持てるようになったのは大きい変化ですね。

―――具体的にどんなお仕事をしていますか。

主に、各媒体に広告を入稿したり、週次・月次のレポート作成が多いです。媒体は、Google、Yahoo!、Meta、Twitter、LINEなどがあります。入稿の際は各媒体のエディタ(※各媒体への一括入稿や設定変更が行えるツール)も使用しています。レポート作成は、数字の更新や報告資料の作成が多いですね。

業務の中で使うツールは、主にGoogleのスプレッドシート、スライド、ドキュメントで、もちろんエクセル・パワーポイントも使います。あとは、お問い合わせいただいた際にメール返信したり、媒体のアップデート情報をまとめたりもしています。

―――本当にいろいろなことをサポートしてもらっているので、「全てにおいて助かっている」という声があちこちから聞こえてきます。

そう言ってもらえるとうれしいです。 信頼して任せてもらった仕事は期待以上に返せるようにしていきたいと思っています。

アナグラムの仕事で嬉しいのは、自分が「これあったら助かるな」と感じることをやってみると、周囲の人がとても喜んでくれることです。例えば、最近新しい媒体のアカウント開設フローについてのまとまった社内マニュアルがなかったので作成したらすごく喜んでもらえて……!

―――それは、北島さんの心配りが素晴らしいということに尽きるのではないでしょうか!逆に、この仕事していて大変だなと思うところも教えてください。

そうですね。広告のリンク先をすべて変更することもあるのですが、これは大変ですね。私たちの仕事はミス=意図としない配信に直結するため、配信設定の細かな箇所までも目を光らせていく必要があります。コンサルタントから指示がなかったからできなかった・設定しなかったではいけないと思っています。

あとは、コンサルタントから依頼をもらって仕事を一緒に進めていくのですが、納期の相談は気を使うこともあります。私たちが依頼をもらった先には必ずクライアントがいるので、クライアントの事情も加味した納期設定を考える必要があります。その依頼の背景がテキストだけでは伝わりにくい事もあったりするので、そのときはコンサルタントから直接事情を聞いたり、クライアントとのやり取りに含めてもらったりして情報をキャッチアップして進めていくようにしています。

無理のない期日を提案していくことは、お互いにいい仕事をするためにも必要なことかなと。

―――アナグラムのマネージャーアシスタント、どんな人が向いていると思いますか。

影から人をサポートすることが好きで、細かなことに気が付く人には向いていると思います。

あとは、コンサルタントも共通すると思いますが、素直な人ですかね。会社のカルチャーとして「もっといい方法があるはず!」と皆切磋琢磨して仕事に取り組んでいるので、他の人からアドバイスをもらったときに素直に取り入れられる人には良い環境だと思います。自分にも他人にもリスペクトを持って働ける人にはマッチするのではないでしょうか。

―――最後に、北島さんはどんな人と働きたいですか。

自発的に自分ができることを探して、周囲に働きかけることができる人と一緒に働きたいです。依頼が来るのを待つのではなく、「こんな情報があったら助かる人がいるかな」など社内のちょっとした困りごとに目を向けて行動に移せる方だと活躍できるんじゃないかと思います。

オンライン会社説明を開催しています

カジュアルにアナグラムを知っていただく場としてオンライン会社説明会を開催しています。

すでに広告・マーケティング・アナグラムにご興味がある方はもちろん、マネージャーアシスタントの仕事にも興味がある方にも参加していただきたいです。もしかすると北島さんのように「今までの経験を活かしながら人の役に立てる仕事」に出会うきっかけになるかもしれません。社内のメンバーも参加する会もありますので実際の仕事内容や社員の雰囲気も感じていただけるはずです。

1時間弱ほどの気軽な場ですので、ぜひお気軽にお申込みください。

※zoomにて開催。途中参加・退室OK、耳だけのご参加もウェルカムです。