ハイチュウ、小枝、ミルクキャラメルなど森永製菓ブランドのおかしをオリジナルノベルティとして、法人向けに提供している「おかしプリント」。
本記事では、弊社に広告運用をお任せいただいている理由や弊社との取り組み内容についてお話を伺いました。
このインタビューは、2023年5月に行われました。
聞き手:アナグラム株式会社
二平 燎平
遠藤 有真(執筆者)
ご利用サービス: リスティング広告運用代行
あらためて貴社のサービスについてお伺いさせてください
江口:法人向けのノベルティサービスです。森永製菓のブランドであるハイチュウ、小枝、ミルクキャラメルなどのお菓子のパッケージをオリジナルデザインで制作して、提供しています。展示会や各種イベントでの集客、営業ツールとしてご利用いただくことが多いですね。
大森さま、江口さまは具体的にどのようなお仕事をされていますか?
江口:直近ではサイトリニューアルを実施したため、リニューアル後の成果を最大化することに注力しております。たとえば現在想定しているのは、リード顧客へのメールマガジンの配信や、架電によるアウトバウンド施策などです。
大森:おかしプリントは森永製菓内では独立した事業です。そのため私が事業戦略を考え、実行に移すところまで対応しています。広告だけでなく、直販、代理店様との連携など含め、事業全体の仕組みづくりなども行っています。
深いターゲット理解による広告文の改善、受注率まで踏まえたアカウント構成で前年同月比CPA40%改善
お取引前の課題は何だったのでしょうか?またそれらに対してアナグラムはどのようなサポートができていますか?
大森:おかしプリントで取り扱っている商品は、一般のお客様にも馴染みの深いお菓子です。そのため法人向けサービスであるにも関わらず、対象ではない個人の方が間違って広告をクリックしてしまうことも多く、費用対効果が上がらないことが大きな課題でした。
アナグラムさんはそんなおかしプリントの課題やターゲットをよく理解した上で、広告文を法人向けだとわかりやすいように改善し、サービスを本当に必要としている人の目に留まるようにしてくれました。
また、広告管理画面上のコンバージョンだけでなく、その後の受注率まで見た上でアカウント構成を考えて、細かく調整してくださっています。結果として前年同月比でCPA(問い合わせ1件当たりの単価)を40%改善していただきました。
「本当に必要としている人に届くように」と向き合う姿勢は、広告文の1つ1つや、提案するキーワード、媒体選定、配信時間まで、随所にわたって感じます。
広告運用に留まらない、サポートの手厚さが魅力
お取り引き前後でギャップなどはありましたか?
大森:あえて答えると、遠藤さんの熱心な姿勢です。偏見で恐縮ですが、IT業界はクールな印象を持っておりました。しかし遠藤さんはいつもおかしプリントの事業のことを考え、熱心に語ってくれるため、良い意味でのギャップを感じております。
ご一緒にお仕事させていただいて約2年ほど経過したところですが、アナグラムに依頼して良かった点などはありますか?
江口:広告に関わらず、私たちが気付いていない点もご指摘くださり「こうした方が良いのでは?」など提案をくださる点です。
2023年3月末にサイトをリニューアルしたのですが、その時にコンバージョンポイントをこれまでの「問合せ」に加え、新たに「資料請求」も追加しました。資料請求していただいたお客さまを、今後どうやって「問合せ」「受注」に繋げるかもアドバイスいただき、広告代理店を超えた動きで魅力的だと感じましたね。
提案いただいた内容はもちろんのこと、そういった姿勢が「私たちもやらなきゃ」という気持ちに繋がるので、大変助かっております。
他にも広告運用の知識が乏しかった私たちに、運用型広告の基本部分から説明してくださったり、月1回の定例ミーティングでは私たちが理解しきれないため、月2回実施の提案をいただくなど、サポートが手厚いと感じております。
BtoB商材の知識や事例が豊富で、安心して任せられる
今後実施していきたいことについて教えてください
大森:サイトをリニューアルしたので、KPIの設定と数値を見極めることが大切だと考えています。また2022年11月末から受注ロット数ごとに直販かパートナー販売か、など見直しております。
このような背景もあり、新サイトでのCPA、CPOの推移、受注単価、また直販以外の売上と事業全体を俯瞰して分析する必要があります。とはいえ、引き続き直販サイトでの新規顧客獲得は重要になりますので、アナグラムさんには、広告運用という枠を超えてサポートいただけますと嬉しいですね。
BtoB商材で広告の配信をご検討されている担当者に対して、アナグラムをおすすめできる点があれば教えて下さい
江口:弊社は法人向けサービスであるものの、一般の消費者に知名度があるため、個人ユーザーによる誤クリックを避けるなど、細かい調整が必要です。アナグラムさんはそういった独自の課題や特徴にも耳を傾けていただき、考慮した上で広告を配信してくださいます。
BtoB商材や手法についても知識や事例をたくさんお持ちなので、「どうすれば運用型広告でもっと成果を上げられるかわからない」というBtoB企業さまにはぜひおすすめです。
また、私たちのようなWeb初心者に対しても手厚くサポートしていただいています。運用型広告に関する知識が少ない方にもおすすめしたいですね。
- Voice Of AdOps担当者の声
おかしプリントを本当に必要としている方に広告が届いて、しっかり受注まで繋がっていることを嬉しく思います。
広告以外の施策について質問をしても、いつも快く回答していただき、業界動向・お客さまの意見など随時共有いただくことが、広告運用のヒントに繋がっています。
サイトリニューアル後の全体設計など、まだまだやるべき事はたくさんありますね。今後も貴社の事業を一緒に伸ばしていけるよう、サポートさせていただければと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。