ロケーションバリュー株式会社(グロースマーケティング)
ロケーションバリュー株式会社
セールスデザイン部
ゼネラルマネージャー 安田 一優さま(写真左)
マーケティングユニット 澤 由美子さま(写真右)

企業の公式アプリ開発から、オンラインデータとオフラインデータを統合したデジタルマーケティング戦略の支援まで行っている株式会社ロケーションバリューさま。

今回は、新規事業であるグロースマーケティングのマーケティング・広告を軌道に乗せるにあたり、広告の運用をご支援させていただきました。

このインタビューは、2021年1月に行われました。

聞き手:アナグラム株式会社
秋山 侑太朗

まずは御社のサービス内容を改めてお聞かせください。

澤:企業公式アプリの開発から、アプリやWebなどのオンラインデータとPOSなどのオフラインデータ全てを統合したデジタルマーケティング戦略支援を行っています。

安田:スマートフォンが登場して10年以上、「どうすればアプリが成功するのか」「どうすればプロダクトが成長していくのか」「どうすれば顧客データを活用して顧客理解できるのか」などの課題を抱える事業会社さまに向けて、グロースマーケティングという概念を用い、データ統合させるためのタクソノミー設計(※)、ユーザー行動軸で分析しプロダクトやサービスをグロースさせるお手伝いをしております。

※データ分析をするにあたり、ユーザーやイベントにおける統一の定義を作成し、同じ行動はオンラインやオフラインを超えて同じイベント名で取得できるよう、データを整える作業。
おふたりは具体的にどのようなお仕事をされているのでしょうか。

澤:GAFAMなどアメリカの先進企業も実践しているグロースマーケティングという概念を、日本企業のビジネス成長を促進するために啓蒙していく仕事です。オウンドメディア「グロースマーケティング」を通してノウハウや最新情報を発信したり、ウェビナーの開催やホワイトペーパーの作成、リード獲得のための広告配信と、マーケティング業務を幅広く担当していますね。

安田:私はインサイドセールスや代理店さんとのパートナーアライアンスを担当しつつ、澤と同じくグロースマーケティングのマーケティングも担当しています。

一緒に考えながら広告を軌道に乗せてくれるパートナーを探していた

弊社にお問い合わせいただいたきっかけをお伺いできますでしょうか。

澤:新規事業の完全にゼロからのマーケティング立ち上げにおいて、一緒に考えながら広告を軌道に乗せてくれるパートナーを探していました。チャレンジングな取り組みになるので、悩んだり苦しんだりしても信じて任せられる相手が見つかればいいなと思っていましたね。

アナグラムの決め手は何だったのでしょうか。

澤:以前から広告代理店ならアナグラムが実績も豊富で評判が良いと社内のメンバーから聞いていました。そのうえで、実際に相談してお話を聞くなかで、広告のゼロイチを一緒にやっていくのに信頼できると感じて決めましたね。

秋山:ありがとうございます。「一緒に考えてくれるか」をとても大事にされているのは感じています。御社のマーケティングの目標値をご共有いただいた際に、どうすれば広告領域で目標を達成できるか、広告だけじゃ達成できないところはどうするかといった議論になり、「御社に依頼しているのはこういうディスカッションができるからだ」と言っていただいたのが特に印象に残っていますね。

1を言ったら10やってくれる

実際にお取り引きを始めてみてのご感想や印象に残っていることは何でしょうか。

澤:レスポンスが早くてプロジェクトが円滑に進むのがいいですね!何より1を言ったら10やってくれる。こちらの意図を汲んで動いてくれて本当に助かります。

BtoBの広告チャネルを知りたいと依頼した際も、チャネルごとの「MAU」「想定リーチ単価」「想定獲得単価」「事例」をまとめてくださり、期待以上のアウトプットでした。チャネルごとの優先順位が決まったので迷いなく広告の改善を進められています。

秋山:御社のスピード感が失われないように、即レスと自走は徹底して意識しているので、そう言っていただけて嬉しいです。

安田:預かった予算でとりあえず広告を回すというスタンスじゃないですよね。

予算と目標から逆算してどう広告を打てばいいのか、広告以外に手段はないのかを常に考えてくれます。だから管理画面の数字を最適化するのではなく、実数のMQLやSQL(※)、受注の状況を定期的にヒアリングし広告配信に反映してくれるので安心して任せられますね。

※MQL…Marketing Qualified Leadの略で「マーケティング活動によって創出されたリード」を指す
※SQL…SQLはSales Qualified Leadの略で「営業活動によって作られたリード」を指す

あと、弊社のウェビナーに参加したりホワイトペーパーを読んでくれたり、弊社が導入・運用支援をしている行動分析ツール「Amplitude」にも興味を持って実際に触ってくれたり、弊社のビジネスを理解しようとしてくれる姿勢が嬉しいです。

我々も広告を使って実現したいゴールがあるわけですが、ビジネスを理解して、目線を合わせて広告運用に取り組んでくれるのは成果を出すうえで大事だと思います。

秋山:過程に管理画面のコンバージョン数やMQL、SQLはあると思いますが、広告を通して伸ばしたいのは最終的には売上や利益ですよね。売上や利益から目を逸らしたらパートナーとして失格だと思っています。ビジネス理解も、クリエイティブを考えるうえでも、澤さん安田さんと目線を合わせてプロジェクトを進めていくうえでも欠かせません。

他サービスも交えてより密な連携を期待

最後に、今後取り組んでいきたいこと、アナグラムに期待することを教えてください。

澤:これまでDX文脈のグロースマーケティングの広告出稿のみ支援いただいていましたが、これからお願いするアプリ事業「ModuleApps」の広告も、グロースマーケティングと対象顧客が共通する部分もあるので、コンテンツの棲み分けや両方で広告を配信するからこそ可能なプランをご提案いただけると嬉しいですね。グロースマーケティングという概念を浸透させていくため、ModuleAppsも交えてより密な連携を期待しています。

安田:今も十分応えていただいていますが、広告の最新情報や知見、他社事例の共有は今後も期待しています。グロースマーケティングは新規事業のため、BtoBの広告配信のトレンドや、他社で成功したリード獲得手法、リード獲得1件あたりの平均費用など、どんな情報でも有難いですね。

Voice Of AdOps担当者の声
取材を通して改めて感じたのは、広告主にとって、どれほど自走してくれる・ビジネスや目標を理解し一緒に悩んでくれる広告代理店が有難いかということです。

ロケーションバリューさまは決して広告の知見がないわけじゃありません。それでもアナグラムに広告運用を任せてくださるのは、目標を達成するために、プロジェクトを円滑に進めたい、第三者視点で一緒に施策を考え実行してくれるパートナーが必要だからなのだと実感しました。

ロケーションバリューさまとのお取り組みはこれからが本番ですが、今後もアナグラムの知見をフル活用して、グロースマーケティングとModuleAppsをより多くの事業会社さまに届けるお手伝いをしていきます。


株式会社ロケーションバリュー
グロースマーケティング