【初心者でもできる】動画広告における動画編集ソフト・ツールの選び方とオススメ14選

【初心者でもできる】動画広告における動画編集ソフト・ツールの選び方とオススメ14選
この記事は最終更新日から約1年が経過しています。

YoutTubeやTikTokなど動画を前提としたサービスの需要が高まる中、動画広告を配信している方、配信を検討している方も多いのではないでしょうか?

一方で、動画広告を配信する上で必要不可欠な動画クリエイティブを用意するのに、「時間や手間がかかりそう」という声も聞きます。

確かにテキストや静止画に比べると手間はかかりますが、最近では短い時間でコストをかけずとも動画の編集ができるツールが多く登場していたり、動画制作プランを持っている制作会社なども多くあり、選択肢がここ数年で一気に増えたと感じます。

その中でも今回は「動画広告のクリエイティブを自分で作りたい」という方に向けて、初心者でも使いやすいアプリから、魅力的な演出ができるプロ向けのソフトまで「この広告媒体で配信するなら、この動画編集ソフトがオススメ」といった観点も含めて紹介していきます。

動画編集とは?

15秒ほどの短い動画でも、素材の撮影からナレーションやBGMの挿入、動画の分割カットといった多くの作業工程があります。映像素材や音声素材を整理し、どの部分をどんな順番で使うか考えながら手を加えていくことでその動画のクオリティが決まるため、編集は最も重要なパートと言えます。

しかし動画編集ソフトによって機能に違いがあるため、どのソフトを使えばいいか迷ってしまいますよね。実際の使いやすさ、OS、配信目的などどういった基準で選定するのが良いのか見ていきましょう。

動画編集ソフトを選ぶ4つのポイント

今回は動画編集ソフトの選び方を4つにまとめました。

①目的に適した機能があるか
②利用環境に対応しているか
③費用はどのくらいか
④サービスの利用者はどのくらいいるか

①使用する目的に適した機能があるか

動画編集ソフトを選ぶ1つ目のポイントは、目的に沿った機能があるかです。どのような動画を作りたいかによって、必要な機能は変わってきます。

<動画作成の目的例>


  • YouTubeやSNS広告向けの短尺動画
  • TikTokやInstagramストーリーズ用の縦型動画
  • 魅力的な演出やモーショングラフィックスを使った高品質の動画

など

SNSで投稿する短尺動画を作るのに高度な動画編集ソフトを使うと、かえって機能が豊富すぎて使いにくいと感じる可能性もあります。まずは目的に対してどんな機能が必要かを考えてみましょう。

②利用環境に対応しているか

2つ目のポイントは、利用環境への対応有無です。

動画編集ソフトが対応している利用環境(OSやスペック等)も見ておきましょう。最近だとスマホで動画編集できるアプリもありますので、目的によってはスマホ上の動画編集だけで充分な場合があります。

ただ、視覚的に華やかな演出を加えたいなどエフェクトを盛り込むような高度な動画編集を行いたい場合は、パソコンのメモリ容量が多い、HDDの容量が多いなどスペックの揃ったパソコンを用いる必要があります。

③費用はどのくらいか

3つ目のポイントは、費用面です。

無料の動画編集ソフトは機能が限定されているため、動作が軽いというメリットがあります。必要な動画のクオリティや動画編集者のスキルも判断した上で、有料の編集ソフトを使うべきか、それとも無料ソフトで問題ないのかを決めましょう。

ソフトによって違いはありますが、たとえば有料プランで使える機能には以下のようなものがあります。

  • ソフト上での録音録画機能
  • DVD・BDに直接出力する機能
  • 音声波形表示
  • キャプション機能
  • BGMや効果音の選択
  • チャプター管理機能

有料の動画編集ソフトには、無料版やお試し期間のあるソフトもあるので、そういったサービスを利用して購入前に比較するのもオススメです。

④サービスの利用者はどのくらいいるか

4つ目のポイントは、どの程度のユーザーに利用されているかです。

編集初心者の方は、知名度が高くユーザー数の多い動画編集ソフトを使うのがオススメです。あまり知られていない動画編集ソフトだと口コミや編集のノウハウ、問題の解決方法を見つけることが難しく、使いにくいと感じる可能性があります。

利用者が多い動画編集ソフトの方が、より使いやすくするためのアップデートも多い傾向があるため、利用実績も判断基準の1つとして考えましょう。

おすすめの動画編集ソフト14選

前述した選び方を踏まえて、おすすめの動画編集ソフトを紹介します。今回は運用型広告で配信する動画を想定し、下記の3つのシーンに分けて効率的に使えるソフトをピックアップしました。(※記載している内容は2022年12月現在の情報です)

  • 広告媒体が提供している無料の動画編集ツール/アプリ【初心者向け】
  • あらゆる媒体に活用できるスタンダードな動画編集ソフト【初心者~中級者向け】
  • 魅力的な演出ができるプロ向けの動画編集ソフト【上級者向け】

広告媒体が提供している無料の動画編集ツール/アプリ【初心者向け】

まずはGoogle、Facebook、TikTok、LINEなど各媒体が提供している無料の動画編集ツールを紹介します。テンプレートやステッカーを選ぶだけで、媒体に適した動画広告が手軽に制作できるため、動画編集の経験がない初心者の方でも安心です。

Video creation in Google Ads

Video creation in Google Adsは、静止画素材を組み合わせてYouTubeの動画広告を簡単に作ることができる無料の動画作成ツールです。マーケティング目標に合わせておすすめのテンプレートが準備されており、リッチで滑らかな動きの動画を作ることができます。作成した動画はYouTubeへ直接アップロードが可能です。

特徴
・Google広告のアセットライブラリにある画像を使ってGoogle動画広告が作れる動画作成ツール
・リッチで滑らかな動きの動画テンプレートが豊富に揃う
・作成した動画はYouTubeへ直接アップロードできる

価格
無料

こんな方におすすめ
Google広告用の動画を作りたい方、動画制作初心者、費用をかけずに動画制作したい方

公式ヘルプページはこちら


Facebook動画編集ツール

Meta広告マネージャから動画広告の制作・入稿が簡単に行えるツールで、さまざまなスタイルやフォーマットの動画テンプレートが用意されています。ロゴ、背景、テキストオーバーレイといった3つのアイテムを使用して動画の装飾を行い、動画を作ることができます。

特徴
・Meta広告マネージャから動画広告の制作・入稿が行える動画作成ツール
・さまざまなスタイルやフォーマットの動画テンプレートが用意
・ロゴ、背景、テキストオーバーレイといったアイテムを使用し動画の作成が可能

価格
無料

こんな方におすすめ
Facebook広告用の動画を作りたい方、動画制作初心者、費用をかけずに動画制作したい方

公式ヘルプページはこちら

LINE Creative Lab

LINE Creative Lab はLINE社が提供する誰でも簡単にLINE広告用画像や動画の作成ができるツールです。400種類以上の静止画テンプレート、70種類以上動画テンプレートが準備されており、画像素材をアップしテキストをセットするだけで簡単に広告クリエイティブを作ることができます。操作性もシンプルで動画作成の初心者でも感覚的に利用できるツールとなっています。

特徴
・LINE社が提供しているLINE広告用画像、動画作成ツール
・静止画は400種類以上、動画は70種類以上の豊富なテンプレートを用意
・シンプルな操作感で感覚的に使える

価格
無料

こんな方におすすめ
LINE広告用の動画を作りたい方、動画制作初心者、費用をかけずに動画制作したい方

公式サイトはこちら

TikTokクリエイティブツールキット

TikTok クリエイティブツールキットは、TikTok広告の管理画面から縦型動画を作成できるツールです。TikTok運用型広告の広告アカウントをお持ちであれば無料で利用できます。BGMや字幕をつけたり動画のトリミングもできたり、高度なレベルを求めない簡単な編集であればTikTok クリエイティブツールキットで対応できます。

特徴
・TikTok広告の広告管理画面からTikTok広告向けの縦型動画を作成できるツール
・広告アカウントがあれば無料で利用できる
・BGM、字幕、トリミングなど基本の編集が可能

価格
無料

こんな方におすすめ
TikTok広告用の動画を作りたい方、動画制作初心者、縦型動画の広告配信を考えている方

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あらゆる媒体に活用できるスタンダードな動画編集ソフト【初心者~中級者向け】

次に媒体を限定せず、汎用性の高い動画が編集できるソフトを紹介します。

PowerDirector

PowerDirector(パワーディレクター)は日本で一番売れている動画編集ソフトです。毎月追加されるテンプレートやタイトル、デザインパックがあり、初心者でも高クオリティな動画作りが可能です。また、有料ではありますがPremire ProやPower Directorよりも費用が安くWindowsとMac両方に対応しているため、初心者でも比較的検討しやすい動画編集ソフトになっています。

特徴
・日本で一番売れている動画編集ソフト
・毎月追加テンプレートやタイトルがされ、初心者でも高クオリティな動画制作可能
・価格が安くWindowsとMacとも対応。無料体験版も有り

価格
2,180円/月
年間プラン 年間契約払いにすることでひと月あたり706円(2022年12月現在)

こんな方におすすめ
動画制作初心者や中級者の方、そこまで費用はかけたくないけどクオリティの高い動画を作りたい方

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PremirePro

Premiere Pro(プレミアプロ)は、Adobe社が提供する動画編集ソフトです。動画クリエイターにとってはスタンダードな動画編集ソフトです。初心者でも感覚的に使うことができ、プロでも満足できる、動画データのカット&ペーストやテロップの作成、音声の挿入などをはじめ、動画編集に必要な高いレベルの機能が備わっています。また、無料の体験版から始めることができ、20種類以上のAdobe社サービスをまとめて使えるCreative Cloudコンプリートプランも用意されています。

特徴
・動画クリエイター向けのスタンダードな動画編集ソフト
・動画編集に必要な高いレベルの機能が揃う
・無料体験版からCreative Cloudコンプリートプランまで

価格
月々プラン、月々払い 3,828円/月
年間プラン(月々払い)2,728円/月
年間プラン(一括払い)28,776円/年(2022年12月現在)

こんな方におすすめ
動画制作を本格的に始めたい方、普段からAdobeのソフトを使い慣れている方

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iMovie

iMovie(アイムービー)は、Apple社が提供するMacOSとiOSに特化した無料動画編集ソフトです。
初心者でも、わかりやすいレイアウトとガイド付きの編集で、動画の操作に慣れるにはもってこいの編集ソフトです。MacOS、iOS間で連携可能で、制作している動画をパソコンとスマートフォン両方で編集することが可能です。

特徴
・MacOSとiOSに特化した無料動画編集ソフト
・わかりやすいUIで操作しやすい
・パソコン、スマートフォンどちらでも編集が可能・テンプレート、文字装飾など使える機能は限定的

価格
無料

こんな方におすすめ
動画制作初心者、費用をかけずに動画制作したい方

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Inshot

Inshot(インショット)は、iPhone/Androidで無料インストールできる動画編集アプリです。
動画を縦画面のまま編集でき、完成した動画をInstagramやYouTubeなどの各媒体へそのままアップロードが可能です。トリミング、トランジション、速度調整、音楽追加、フェルター、テキストなどの基本的な機能を備えており、初心者でも使いやすいです。

特徴
・無料でインストールできる縦画面動画が編集可能な動画編集アプリ
・完成した動画をアプリ上から各SNSへアップロード可能
・基本的な操作を備えており初心者でも使いやすい

価格
無料

こんな方におすすめ
動画制作初心者、スマホで画像加工などの編集に慣れている方

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Canva

Canva(キャンバ)は、オンライン上で画像やデザインを作成・編集できるツールで、豊富なテンプレートと素材を活用することで、誰でも簡単に動画や画像を作成できます。無料で利用でき、全世界で6,000万人以上もの利用者がいます。有料版と無料版がありますが無料版でも利用できる動画テンプレートは800種類以上ありスマートフォンでの編集にも対応していて無料のサービスとしてはかなり品質の高いサービスとなっています。

特徴
・動画、画像どちらも作成することができる
・世界での利用者数は6,000万人以上
・無料版では800種類以上の動画のテンプレートを使用可能

価格
無料、有料版 12,000円〜(2022年12月現在)

こんな方におすすめ
動画制作初心者

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RICHKA

RICHKA(リチカ)は株式会社リチカが提供するWebブラウザ上で編集可能な動画編集ソフトとなっています。プロのノウハウを活用したマーケティング向けの1,400種類以上の動画フォーマットが用意されており、素材やテキストをはめ込むだけで動画を作ることができます。

特徴
・誰でもかんたんに、デジタル広告・CMなどプロクオリティの動画が作れる
・Webブラウザ上での制作でパソコンのOS、スペックを選ばない
・マーケティング用の動画に特化

価格
初期費用+月額費用※ご利用プラン、ID数により月額費用が異なります。(2022年12月現在)

こんな方におすすめ
法人で動画制作の体制を整えたい方

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LetroStudio

LetroStudio(レトロスタジオ)はアライドアーキテクツ株式会社が提供する、動画編集ソフトです。800種類以上の動画テンプレートや、300種類以上のスタンプを活用し柔軟に編集ができるため、動画制作に慣れていない方でも思い通りの動画を制作できます。また、専任コンサルタントによるサポートが充実しているため、自社への導入もスムーズに行えるのが特徴です。

特徴
・800種類以上の動画テンプレートと300種以上のスタンプを使って動画作りができる
・動画制作慣れていない初心者でも思い通りの動画が作れる
・専任コンサルタントによるサポートが受けることが可能

価格
自社利用プラン:月額固定で何本でも動画制作が可能なプラン
広告代理店プラン:クライアント数・動画制作量に応じて価格が変動するプラン(2022年12月現在)

こんな方におすすめ
法人で動画制作の体制を整えたい方

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Final Cut Pro

Final Cut Pro(ファイナルカットプロ)は、Apple社が提供する動画編集ソフトです。
Apple社が提供することもあり、MacOSに特化していて処理速度が早く機能性が高いです。
また、直感的な操作で動画にタイトルやテロップ、効果音を付けることができます。さまざまなチュートリアルも用意されているため、初心者でも安心です。
また、最新バージョンのソフトを90日間無料体験可能です。Adobeのようにサブスクリプションではなく買い切りタイプとなります。

特徴
・Apple社が提供のMac専用の動画編集ソフト
・直感的な操作、オンラインチュートリアルで初心者でも安心して始められる
・最新バージョンのソフトを90日間無料体験可能

価格
48,800円(2022年12月現在)

こんな方におすすめ
MacoBookユーザーの方、動画制作を本格的に始めたい方

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魅力的な演出ができるプロ向けの動画編集ソフト【上級者向け】

最後に、より魅力的な演出ができる上級者向けのソフトを紹介します。「こんな映像を作りたい」と思い描いたものをほぼ実現することができるプロ仕様の機能を備えています。

After Effects

After Effects(アフターエフェクツ)は、Adobe社が提供するプロ向けの動画編集ソフトです。不要なオブジェクトを動画から削除したり、必要なものを追加したり、ロゴやキャラクターを動かしてアニメーションにすることができます。 

特徴
・動画編集と合成が得意で素材にかけられるエフェクトが豊富で、細かい調整も思いのまま
・3D映像やアニメーション、モーショングラフィックス(文字やイラストなどに動きを付けたアニメーション)の制作に向いている

価格
月々プラン、月々払い 3,828円/月
年間プラン(月々払い)2,728円/月
年間プラン(一括払い)28,776円/年(2022年12月現在)

こんな方におすすめ
動画制作を本格的に始めたい方、普段からAdobeのソフトに使い慣れている方、制作物の表現の幅を広げたい方

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DaVinci Resolve 18

DaVinci Resolve(ダヴィンチリゾルブ)は、オーストラリアのBlackmagic Design社によって提供されている動画編集ソフトです。使える機能はAfterEffectsと近いですがカラーグレーディングという色彩補正が得意で無料版と有料版が提供されています。有料版の解像度は最大で32K画質と高く美しい映像での作成ができます。無料版でも4K画質まで対応しています。

特徴
・カラーグレーディングに定評がある
・超高画質の動画の制作が可能
・買い切りタイプで1アカウントで1アカウントまで接続が可能
・超高画質の映像処理ができるスペックのパソコンが必要

価格
47,980円(2022年12月現在)

こんな方におすすめ
動画制作を本格的に始めたい方、高画質の動画制作を行いたい方

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まとめ

運用型広告はスピード感が求められるため、自分で動画を作るスキルを身につけておくと役立つ場面が出てくると思います。

ここまで見てきたように、縦型動画に特化したアプリから高品質の動画を編集するのに適したソフトまで、それぞれ特色があります。1つの動画編集ソフトですべて対応しようとするのではなく、目的に応じて使い分けるのが効率的です。

初心者の方であればまずは媒体が提供している無料の編集ツールを触ってみたり、有料ソフトの無料トライアル期間を利用してみると良いでしょう。ある程度動画制作の要領が掴めてさらに表現の幅を広げたいと思った場合は、多機能な有料編集ソフトを使ってみるのがオススメです。

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