スマホアプリ版Facebook広告マネージャのクリエイティブツールの使い方

スマホアプリ版Facebook広告マネージャのクリエイティブツールの使い方

皆さん、スマホアプリ版Facebook広告マネージャにあるクリエイティブツールを使っていますか?用意されているテンプレートを選択し、テキストや、スタンプなどでカスタマイズした広告画像が作成できる機能です。さらに作成した広告をアプリ内でそのまま入稿、配信が可能です。Instagram広告でも利用可能であったり、デザインが苦手な方でも簡単に使えるので広告担当者やクリエイティブに携わる方は是非使ってみてほしいツールです。
今回はクリエイティブツールの優れた機能や実際に利用する際の手順や所感を順にご紹介していきます。


スマホアプリ版限定の便利な機能

スマホアプリ版Facebook広告マネージャでは、デスクトップ版では利用できない次のような機能があります。

  • 簡単な加工やステッカーを使いクリエイティブを作成できる
  • 広告作成段階で画像内のテキストポリシーチェックができる
  • 広告のプレビューを実際の端末ですぐに確認できる

デスクトップ版では画像加工ができなかったり、プレビューやテキストポリシーをチェックするのにも一手間が必要です。スマホアプリ版のクリエイティブツールは、モバイルという限られた画面でも、一連の作業をスムーズに進められるように設計されています。

クリエイティブツールの機能

では実際に、クリエイティブツールに用意されている機能をそれぞれみていきましょう。
まずは画像加工で利用できる機能をご紹介します。

サイズ

Facebook フィード、Instagramフィード用に最適なサイズの1:1.21、 1:1、カスタムの3種類のフォーマットが用意されています。Stories用のクリエイティブフォーマットは現在のところ非対応になります。

テキスト


12種類のフォントが用意されています。※日本語フォントは現在のところ4種類のみになります。

図形


6つの図形が用意されており、テキストの下に図形を重ね視認性を上げること等に利用できます。

スタンプ


セールや〇〇%OFF等汎用的なスタンプが17種用意されています。また、スタンプの色やかたちはタップして変更することもできます。

テンプレート


12種のテンプレートが用意されており、作成したいクリエイティブの雰囲気に合わせて利用します。

フィルター


アプリで画像を投稿するのと同様に、フィルターを使って簡単にテイストを変更することができます。

テキストオーバーレイとテキストポリシーチェッカー


テキストオーバーレイツールでテキストサイズ、カラー、透明度、位置等で調整できます。

また、テキストポリシーチェッカーでテキスト量の確認が簡単に行えます。スタンプやフィルター機能等、Instagramに投稿する際に利用できる画像加工機能と似た機能が用意されており、普段からストーリーや画像を投稿する方はイメージがつきやすいのではないでしょうか。

クリエイティブ作成から入稿まで

今回はアナグラムの求人バナーを作成をデモンストレーションしながら説明いたします。

アプリは以下URLよりダウンロードできます。
iOS / Android

1.クリエイティブテンプレートから「テンプレートを発見」をクリックします。

2.テンプレートのカスタマイズをクリックします。

テンプレートを利用せずに作成する場合は「画像を選択」をクリックします。

3.テンプレートを選択 今回は下段のテンプレートを利用します。

4.画像編集画面で使用する画像を選択します。

5.テキスト、スタンプ、サイズ、ロゴ等お好みのデザインに調整します。

6.デザインが出来たら画面右上の「完了」をクリックし、表示されるメニューバーから「広告を作成」をクリックします。

この時点でテキストポリシーを自動でチェックし、画像内にテキスト量が多く含んでいる場合、ポップアップで上図のように表示されます。表示が出る場合は修正し次に進みましょう。

7.広告の目的や、ターゲット、広告テキストなどの詳細設定をします。

8.プレビュー機能で作成した広告が各配置面でどのように表示されるかをチェックします。

9.問題がなければ「注文を確定」をクリックし、完了です。

上記のような簡単な手順でクリエイティブ作成からテキストポリシーチェック、プレビュー、配信までアプリ内でまとめて対応可能です。

最後に

クリエイティブ作成の知識が無くても簡単に作成できるツールは最近増えてきていますが、今回紹介したスマホ版のFacebookクリエイティブツールは、その中でも普段からFacebookやInstagramを閲覧するのに使い慣れたスマホで感覚的に利用できる点が圧倒的に使いやすいツールだと感じました。手軽に利用できるのでぜひ一度、利用してみてはいかがでしょうか。

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